約 3,427,466 件
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/120.html
[アルコール高めのラム酒2、5杯目] 作・トリップ=◆vipkKBZ7zA→◆EAGHfd50gHQi 「アルスさん、起きてますか、それともまだ寝ています?」 甘く、幼い少女の声が部屋に響いた。愛情をたっぷりと詰め込んだ声で、子供どころか大人でも大きい豪華なベッドで 静かに寝息を立てている少年、アルスを呼ぶ少女はアルヴァーナのヴィヴィアージュ家の一人娘――ラムリアである。 呼びかけた声に反応が無いとラムリアは数秒近くアルスの寝顔を眺める。そして一つ息を吸い込むと、そっと少年に 覆いかぶさった。 (可愛いなぁ……) お互い鼻はくっ付きそうなほど顔を近づけて、アルスの顔を間近で見つめる。自然とラムリアの口元が緩んでいた。 (普段は可愛さと格好良さが混じった顔で、でも時々とても凛々しくなって、そして今はこんなに可愛い ……もう反則だなぁ) 一旦上半身を上げ、顔を赤らめ、ばんばんと布団を叩きながらにへへ、と笑う。その後、 大人しい自分らしくない動作に気恥しくなったのか、わざとらしく咳をして、きょろきょろとあたりを 見回した後、再び顔をアルスへと近付けていった。 唇と唇の距離が縮まっていく。 (ん~~……) ラムリアの愛らしい唇が、少年のこれまた可愛らしい唇に触れる―――寸前、瞼が開き、赤い瞳が少女の翠の瞳に映り込んだ。 「!?」 「おはよ~、ラムリア」 少年の間延びした声が響いた。完全に眠っていると思っていたラムリアは驚き、慌てて上半身を起こそうとした。 だが、次の瞬間驚くべき速度で背中に回ったアルスの腕が、がっちりと少女の小さい体をホールドし、そのまま ラムリアは強引に引き寄せられてしまう。 「!? ん、んぅう! むぅ!」 本来彼女が想定していた静かで、ロマンチックな口付けとは異なる力強く重なる唇の感覚に、どんどん頭が真っ白になる。 アルスは、捻じるよう顔を動かしながら力強く重ねる。と思えば、ついばむ様に唇を離し、また重ねる。 力強いキスと短いが連続して襲う柔らかい感触。この繰り返しを受け。少女の顔が次第にとろけていく。 「ふぅ……んぁ、ちゅ、む……」 初めは驚きから、固まっていただけであったラムリアも徐々に自分からに唇を合わせるようになっていった。 お互いの頬が林檎の色に染まり、口付けを開始してから数分は経っただろうか、二人とも時間の感覚はとうに失われている。 双方快感を貪りあっていたが少年の方から、そっと身を離した。 「ぁ……アルスさん?」 若干名残惜しそうな顔でふやけた声を発する。接吻だけだと云うのに快楽に染まりきった顔をしている。 自然と開いた口が「え」の形を描いていた。 そんな少女の顔を数秒見つめて、アルスは満足げに笑みを浮かべる。 「むふふー、ラムリアかーわいー」 「んむ……」 からかいが含まれたアルスの笑顔に、一瞬理性の光が瞳に宿る。だが再び襲ってきた 柔らかい唇の感触と、口内に侵入してくる湿った舌が途端に彼女の思考を桃色に染めた。 ザラリとした舌が歯列をなぞった。ピリピリとした快感が、焦らすようにラムリアを刺激する。 「ふむぅ……ん! んぅ! ぁ……ちゅぷ」 少年の舌に、口の中を這いずり回る蛇のように蹂躙される。上を、下を、右左。そして無意識にラムリアも舌を動かして 絡ませる。思考は奪われ、口内が性器のような錯覚を覚え始める。 「んはぁ……むぇ……ふぅ、ふぅ」 (……この後、どうなるんだろ?) ぼんやりと浮かび上がった考え。 (きっとこの後、脱がされて……体中を撫で回られて……いつもみたいに犯されちゃうんだ……」 口内から全身に沁み渡る快感が少女を狂わせていく、愛する少年に犯されると思うと、 自然と下腹部が熱くなってくる。最早少女は完全に堕ちていた。そんな彼女の思いとは裏腹に、 ぬるりとした感触を残したまま、突然アルスの舌はラムリアの口から引き抜かれていった。 (……ふぇ?) 「ん~~……顔洗ってこよ~」 困惑するラムリアを横目にアルスは気持ちよさそうに背を伸ばした後、爽やかな笑みを浮かべそのまま ベッドから降りて部屋を出ていってしまった。 「え、ちょ……」 豪奢なベッドの上で一人残されたラムリアは、未だ疼きの残る体をどうしたら良いか分からず、 誰ともなしに、 「そんなのって……あり、なんですか……?」 ひとり呟いた。そして―― 「あ、濡れてる……しかもこんなに……」 何が、とは書かずとも分かるであろう、省略させていただく。 ――――――――――――――― ―――――――――― ――――― 顔を洗い、お互い寝起きのだるさからサッパリしたところで服を着る。休日ということもありラムリアはいつもの派手なドレスではなく、 ラフなワンピースを、アルスも館の留守番を任されている身である。一週間屋敷からは出れないため、いつもの作業しやすい服を着ずに、 室内用の軽装に袖を通していた。ちなみにデザインはお揃いだった。ラムリア曰く特注らしい。ラムリアの部屋の箪笥には他にもペアルックが 大量にあるらしいが、その話は今は気にせずとも良いだろう。 「朝ご飯はどうする?」 「えーと……そうですねぇ……」 体の火照りもようやく治まり、部屋から出て二人一緒に長い廊下を歩きながら顎に人差し指をやって 考える。数秒考えポンと手を叩いた。 「サンドウィッチにしましょう、火も使わないですしね」 「良いね、今日はどっちが作る?」 「もちろん私が作りますわ、妻の役目ですもの♪」 むふー、と今はまだ小さいが将来性豊かな胸を張る。その後自分で言って恥ずかしくなったのか、 顔を赤くし、キャッ、と可愛らしく声を上げ顔を両手で隠す。しかし緩んだ頬は 全く隠せていなかった。 「そっかぁ、ラムリア料理上手だから楽しみ」 (いや、あなたの方が上手なんですけどね……) お互い毎年の料理コンテスト一位、二位を争そう身である。ここ何年かはアルスが 優勝している為、ラムリアとしては色々複雑な気分である。 そうこう喋っているうちに台所へ到着する。着いて早々ラムリアは棚からエプロンを取りだし、 料理のため準備を始める。 「あ、ラムリア手伝うよ~」 「駄目ですよ座っていてください」 そう言って腕を捲ろうとするがラムリアに止められてしまう。 「アルスさんこの前手伝うと言っておきながら、私がお手洗いに行っている隙に 一人で作りましたよねぇ」 眼が全く笑っていない笑顔で釘をさす。そんなラムリアに身を引きつつ、 「つい乗っちゃって……」 てへっ、と調子良く舌を出しながらアルスは数歩下がる。そんなアルスに 調子良いんですから、と呟きながらも可愛いと思ってしまったのは惚気である。 「さて、ではアルスさんのために愛情込めて作りますか」 可愛い絵柄の付いた子供用のエプロンを慣れた手つきで着用する。グルメな血筋なためか、 自分で料理をすることに興味を持ち、セシリアに習い始めた。アルスを好きになってから 彼の気を引くことと喜ばせたい一心で更に熱心になり、気が付けば町の子供たちの中で 一番といって良いほどの特技となっていた。問題はそのアルスが自分に負けず劣らず 料理が得意ということだ。マルチな才能の持ち主にも程がある。そう思いラムリアは、内心彼に対して 呆れた。 それはさて置いて食材を洗い、いざまな板の上に食パンを置いて切ろうとした瞬間。 背後から奇妙な視線を感じて振り向いた。当然と云えば当然なのだが、アルスが立っていた。 ただ目つきがおかしいとラムリアは不気味に思った。 確かあの目は――― 「あの、アルスさん……向こうでくつろいでいて良いですよ、作ったら持っていきますから」 「ううん、ラムリアのエプロン姿とっても可愛いから見ていたいんだ」 直球すぎる台詞に少女の頬に熱が宿る。 「あ、ありがとうございます」 赤くなった顔を隠すように急いで前を向いた。食パンを切る間も 熱の籠った視線は、べっとりと粘りつくように背後から感じられた。 (ラムリア、後ろから見ても綺麗だなぁ……) 少女からは当然見えないが少年の目線は彼女の体へと向けられていた。 露出度は少ないが体のサイズにぴったりと合った今の服は、いつもゆったりしたドレスを着ている為 見えない華奢な体つきを露わにしていた。 足音と気配を完全に絶ち少女の背後に近付く、ダンジョンで敵から隠れる為に培った技術の 無駄遣いであった。ギリギリ息が掛かるか掛からない距離まで接近する。 (いつも思うけどやっぱりラムリア良い匂い……それに) チラリと目線を下にずらし小振りかつ形の良い臀部を見つめる。そしてゆっくり手を伸ばした。 「!? ひゃ、あ! な、なにを! するんで……んぁ!」 喚くラムリアを無視して、服の上から桃の様なヒップを揉みしだく。 「柔らかい……」 惚けた顔でぽつりと呟く、そのまま服の中にまで手を侵入させていった。 「や、ぁ……止めてくださいよぉ……料理できま、せ……ん!」 弱々しく非難するが、心地良い刺激に本人も気付かず、徐々に期待を隠しきれない声に変っていった。 局部から微かな水音が立ち始める。 「ん、じゃあ止める~」 え。と、ラムリアの口の形が変わる前にアルスは無駄に良い身のこなしで、密着していた体から 一瞬で離れる。 本日二度目の放置。あまりと云えばあまりの行いにラムリアは、体の疼きを抑えられそうになかった。 「そ、そんなぁ……ひどいですよぉ! さっきも……」 「えへへ~、続けてほしい?」 涙交じりの抗議を途中で遮り、不敵な笑みを浮かべながら少年は言う。どう見ても碌な事を考えている顔ではない、 だが少女は分かっていながらも我慢しきれずぶんぶんと首を縦に振るうしかなかった。 「じゃあ、お願いがあるんだけど……」 数分後。 「うぅ……ほんとにこんな格好で?」 「うん! うんうん! 最高だよ、男の夢だよ!」 興奮しながら喋る少年の輝いた瞳には、裸身纏ったエプロン。所謂裸エプロン状態のラムリアが映っていた。 雪のように白い肌は、羞恥心から赤く染まっている。 「は、恥ずかしいです……」 「だから良いんだよ~、それじゃ野菜切って♪」 「アルスさんみたいな人、きちくって言うんですよ……」 頬を膨らませる。しかし、怒った顔も可愛らしさを隠せていなかった。 そのまま、まな板の方に体を向ける。つまりはアルスに殆んどむき出しの背部を見せると 云うわけである。 (あ、ぅ……後ろ全部見られてる……) ラムリアの心中通り、少年は欲情を隠さない血走った眼で凝視をしていた。 (うわぁ……本で見たけど、実際見るとこんなに良い光景だったなんて……) 興奮はしている。しかしそれを鋼の精神で耐え二分、三分アルスは見つめているだけで手は出さない。 見られている。それだけだ。だが、朝の濃いキスと先程の愛撫で火照りきった少女にとって、酷く長い疼き。 それこそ拷問のように感じられるのだ。 「ふぅ、は……ぁあ」 自然と少女の口から荒くなった息が零れ出す。愛撫されている訳でもましてや触られている訳でもない。 ただ、あられもない姿を見つめられているだけである。だが素肌に直接視線が突き刺さっていると分かる。 それにより触れられる筈のない視線によって体の後ろ側を撫でまわされている錯覚を覚えた。 「ラムリア」 「ひゃ! はい……」 少年の声に首だけ振り向く、いつもの優しい目つきではない、先程の不気味な光を目に宿した アルスがそこにいた。 「触って、良い?」 「え、あ……はい」 (……思い出した。あの眼は) 近づいてくる。微笑みながら。 (エッチな事を考えている眼でした……) 惚けた頭で考える。だがそれも再び臀部に襲ってくる感触に中断されてしまう。 「あ、やぁ……」 むにむに、と白く柔らかい肉を揉まれる。それに服の上から触られた先程とは違い、 今は少年の手が直に敏感となった肌を辱めている。おまけにとびきり器用だ。 「やわらかい♪ ……あ、そうだ、舐めても良い?」 「ひ、ぁ……舐めるなんてぇ、汚……ふひゃぁ!?」 問いかけはするが答えは聞かず、アルスはしゃがみ込む。そして下半身を両腕でがっちりと拘束し、 小さい舌で尻肉の柔らかさを確かめるように、肉に埋まるように舌先を強く押しつける。 そしてそのままゆっくりと、なぞるように舌を這わせた。 「はぁぁあぁ、んぁ! ふぁ……っ!」 ぞくりとした快感がラムリアの背中を走る。アルスとは今まで数え切れないほど子供のくせに 体を重ねたが、裸エプロン状態でお尻を舐められるのは流石に初めてであった。そのために 今まで味わったことのない未知なる感覚と背徳感が一層肉欲を燃え上がらせるのだ。 「ふひぁ、あ、あぁ……ん」 「んむ……ちょっと痛いかもしれないけど……」 「ぇ、あ……? ひぎぁ!?」 突如、ラムリアの右側の臀部に鋭い感覚が走り、堪らず悲鳴を上げた。 「痛い?」 「ふぅ、ふぅ……痛くないです……」 少し心配そうな少年の声に息を整えてから返す。 「じゃあもう一回噛むね」 「へ? 噛むって、あぁ!?」 返答を聞かず、アルスはラムリアの柔肌に再度歯を食い込ませた。噛むと言っても微々たる痛みしか 感じない程度の力である。歯形も残らない。 同じ箇所だけを何度も噛んで、反応を気に行ったのか左の肉に顔を移動させる。もちろん臀部に口付けをしながら 焦らしながらである。顔を移動する間も絶えず艶やかな声が鳴った。 実際には数秒程度だが少女にとって異様に長く感じられた顔の移動も終わる。同時に左の臀部の真ん中辺りをアルスは 幼くて小さな舌で柔肉をぺろぺろと舐める。 そして唾液に濡れた部分に再びかぷりと噛みついた。 「んぁあ! あ、あぁ、はぁん!」 甘噛みとはいえ多少なりとも痛みを感じているのは間違いない。だがピリリとした痛みを感じると同時に 快感を覚えるのだ。痛みそのものが快楽と化しているかのように。 そのままアルスは臀部のあちらこちらに甘噛みをし始める。カプリ、カプリとペースを速めていく。 そして噛まれるたびに、痛みを感じる度にラムリアの小さい体へ快感が走る。 既に包丁は握っていない、手先が震えて危ない上、何より調理するという考え自体とうに少女の頭から 消えていた。 そしてアルスは口で臀部を凌辱しながら、下半身を抑えていた腕を回して、直接指で花弁に触れ、 ぐりぐりと指でこねくり回した。 「はああぁ……ふぁ、あぅ、やぁ……んああああぁ!」 「んむぅ、もうここも……凄い濡れちゃっているね」 「はぁはぁはぁ、お、アルスさんのせいで、すよ……ひぁ!」 ラムリア本人は責めるつもりで言った言葉もまったく棘はなく、顔も快楽によって だらしないものとなっていた。口の端からは唾液が流れ、ぽたぽたと肌に落ちるが。 夢中になっている為気が付かない。 「お! あぁ! 起きた、時も、んぅ……キス、だけなんてぇぇ」 「ちゅ、ふぅ、ん……ごめんごめん、寝ぼけてたから、それに起きたばっかりだったし」 ぷりぷりとした肌から口を離し、苦笑しながら話す。とろりとした唾液が少年の唇と 少女の桃尻に一瞬だけ橋を掛けた。 「はぁ、はぁ……じゃあ、今度は最後までしてくれますか?」 首だけ後ろを向く。 少年の瞳には目を潤ませ、幼く、それでいて淫らに微笑む少女の顔が映る。 「えへへー、勿論!」 そういうとアルスは、よっ、と気合いを入れて立ち上がり、ラムリアの腰に両腕を回して、 軽々と持ち上げる。そのまま数歩下がる。 「ふふふ、台所でやるのは初めてだねー」 「べ、別に部屋に戻ってからでも……」 「我慢できなーい♪」 軽口を叩きながらアルスはラムリアを地面に下ろす。自然に彼女の姿勢は四つん這いとなる。 「あ、服脱ぐからちょっと待って」 「う~……テンポ良く進みませんねぇ……」 数十秒後、あっさり服を脱ぎ終えて、既に勃起状態の陰茎を入口にあてがい、焦らすように、 上下に擦る。粘着質で淫靡な水音が台所という不釣り合いな空間に響いた。 「ふ、あぁ……じ、焦らさないで……くだ、さいぃ」 「別に、焦らしてるわけじゃないけど、ね!」 「!! ……っぎ……ぁ!!」 宣言も無く挿入された肉棒の衝撃に、先程までに散々焦らされてきたためか、 一瞬でイキかけてしまった。 「ぁ……あぁ……」 「ん、きつい……ゆっくり動くね」 「ふぁ、ふぁいぃ……」 少女の気が抜けた返事を聞くと、少年は言葉にした通りゆっくり、慣らすように 腰を動かす。先程挿入したのは良いが、少女の膣が特別狭いためか、中々奥まで進まない。 「う、ぁあ……入ってくる。アルス……さんの、がぁ!」 既に十分濡れているため、痛みはない。むしろ固い剛直が自分の膣肉を抉り、征服して こようとする感覚に、同年代の少女達には決して分からぬ被虐的な快楽すら覚え始めていた。 「んんうぅぅぅ! ……あぁん! はぁ、はぁ……くぁああ!」 そんな少女の心を察したのか、ぐりぐりと膣肉を広げ、腰を回すように動かす。 後ろから突かれているため、ラムリアからはアルスの顔が見えない、だが、きっとサディスティック な顔をしていると激しい快楽で余裕の失った脳裏に浮かんだ。事実アルスの顔は、獣を思わせる 獰猛な笑みを浮かべていた。 「ラムリア……気持ちいい?」 「ふぐああああぁぁ! あ、き、きもひ、いぃ……で、すぅ! はあぁ!」 息も絶え絶えに答えるラムリアに、アルスは一瞬だけ優しい笑顔を向ける。しかし次の瞬間、 その笑顔も腹黒そうなものに変わり、腰の動きを加速させる。当然台所に響いていた少女の嬌声が更に 大きくなった。 そんな彼女の悲鳴とも言える嬌声に耳を傾けながら、アルスは口を開く。 「気持ちいいんだ……後ろから、犬みたいに犯されて」 「んううぅ! や、い、やぁ……そ、そんな、ことぉ! 言わな、あぁあ! でくださ、いぃぃ!」 「なんで、本当のことでしょ? 気持ちいいんだよね? みっともない姿で一方的に突かれてさ」 「やあぁ! あふぅ、いじ、わ、んぅ! しない、でぇ……は、はあぁ!」 どこでそんな知識を得たのか、アルスは所謂言葉攻めを開始。ベタともいえる台詞回しであるが ラムリアには効果的なようだ。少年の嗜虐の籠った声が、耳に入るたびに少女の体が震えて、 自らを犯す少年の剛直をさらに受け入れ、快楽と水音が増していく。 「意地悪なんて、してないよ本当の事、ん、言ってるだけだもん。でも本当の事言われてラムリア すっごく喜んでいるよね。変なの」 「やああぁ! わ、たし、ぐぅう! へ、んじゃ、ないぃ!」 恥辱心と快感から親しい仲でも使っている敬語を忘れてしまっている。少女の顔は羞恥と 快楽による陶酔が入り混じり、喜んでいるようにも悲しんでいるようにも見える。 「変でも良いよ~、ラムリアのそんなところも大好きだよ」 「あぐぁあ!? そ、そんなこと、言っ、ちゃ! っあ、あああぁあぁあああ!! 」 責めるような台詞が続いた後に、優しく甘い言葉を囁く、まさしく飴と鞭である。 お約束ともいえるやり口であったが、幼い少女には耐性も全くなく、甘い飴による快楽は一気に 絶頂へと導かれてしまった。 「ぁぁああ……が、ぅ……」 「あは、イっちゃった?」 高く声を上げたラムリアは、そのままがっくりと上半身を床に落とす。ふー、ふー、と絶え絶えに息を吐き、 絶頂の余韻に浸る。少女の目に光はない。 しかし、アルスはラムリアの腰に腕を伸ばし、ぐいっと持ち上げ、無理やり体勢を立て直した。 そして先程オルガズムを迎えたばかりのラムリアに再び責めを開始した。 「ふ、にゃあああああああああ!? あ、だめぇ! イったば、かりなのぉ、お、おああああ!」 「んっ……僕はまだまだいけそうだよ……だから、もっと気持ち良くなって」 顔を赤らめつつも、のほほんと喋る。しかし下半身は凶悪に動かし、ごりごりと膣肉を抉り、 容赦なく子宮を突き、燃えあがるような快楽を少女に与えていた。 「んううぅうううううぅ!! や、あ、あ、ああああぅぅ!」 一方ラムリアは堪ったものではなく、強烈な快楽に叫び声を上げるしかなかった。 頭の中は火花が散り、飛び散った愛液が床を濡らし続ける。 「あ、き、きもひいいいいぃ! よずぎますうぅぅうぅ!!」 絶え間なく襲いかかる絶頂に呂律が回らなくなり、少年の剛直をさらに締め付ける。 「う、んぅ……きつ、い……」 「はぁ、うう……ご、ごめ、んなひゃ、いいいぃいぃぃ」 激しい快感の渦の中でも律儀に謝るラムリア。そんな少女に愛しさが溢れたアルスは、 先程のサディスティックなものと違う、柔らかく優しさに溢れた笑顔を浮かべた。 そして、愛おしむようにエプロンと小さく揺れている少女の胸の間に両手を差し込んだ。 「大丈夫だよー、その分とーーっても気持ち良いよ~」 そう言いながら、歳の割には大きめの胸を痛みを感じさせないように優しく鷲掴みにし、 交互に揉みしだく、柔らかく、そして瑞々しい極上の青い果実を手のひらで味わう。 「はぁぁぁ、かっは! も、だめええぇぇ、こわ、こわれ……んひゃあああああ!?」 少女の悲鳴を聞き流しつつ、綺麗な桃色の小さい乳首を片方は指の腹で優しく擦り、 もう片方は潰すように、ぎゅっと摘む。さらに、少年は自分の分身を勢い良く押しこみ、 子宮を突きさすように刺激し始める。 「んんんぅぅううう! うぁ、あぁぁあああぁ!」 人一倍感じやすいラムリアは、快楽に我慢できなくなり涎と涙で顔中を濡らしながら、 愛しい少年に痴態を見せる事で更なる快楽を得る。普段の清楚な少女からはかけ離れた姿を ただ一人だけに見せる。 「ううぅ……ぼくもそろそろ限界、今度は一緒にイこ?」 「くううぅぅ……! はぁ、はぁ、ひゃい……いっひょに」 ほとんど絶頂しっぱなしだったラムリアは、いつも以上に優しいアルスの声に 快感の中で、強引に理性を取り戻し、呂律も回らない舌で何とか返答をする。 ラムリアの許可を得た少年は 先程とは比べ物にならないほどの絶頂を迎えることになる。 「っひ、んぁっ、ぅあああああああぁぁあぁあ!!」 「むぅ……くっ! つ……!」 強すぎる快楽に悲鳴というよりも絶叫を上げ、その背を限界まで仰け反らせる。 そして、ほとんど同時にアルスも己の熱い欲望を愛する少女の最奥へ解き放った。 下腹部から伝わる自分の子宮を熱く濡らしていく感覚に恍惚とした表情で口を開け舌を突き出す。 「ん……熱ぃ……ふ、ぁ」 絶頂より全身を痙攣させ、少女の小さな体には収まりきらない量の精液が、結合部から愛液と混ざり、 溢れだす。たっぷりと己に刻まれた少年の愛を感じ、喜びを覚えながら―――少女は気絶した。 ―――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――― ――――――――― 「ん…………」 重たい瞼が上がる。光が目に飛び込んでくる。パチパチとしょぼついた。 どうやら机にうつ伏せとなっているようだ。体に力を込め重い上半身を上げる。服は多少乱れているが どうやらアルスが着せてくれたらしい。汗やその他色々な体液も綺麗に拭いてある。 そのまま食堂へと運んだらしい。見慣れた景色である。 「あ、起きたの?」 声の方向を向くとアルスがいた。地味なエプロンを着て、サンドイッチがのった大皿と 飲み物を乗せたトレイを両手で抱えるように持っている。 起きたばかりで思考がはっきりしないラムリアの横の席に移動し、丁度二人の中間となるように トレイを置き、そのまま座った。 「びっくりしちゃった。気絶しちゃうんだもん」 穏やかな日差しのように、柔らかく明るい笑顔を浮かべながらアルスは言う。 その笑顔を見ると段々頭が鮮明になっていき、少女は瞬く間に顔を真っ赤な色へと染め上げる。 自分が絶頂を迎えた後、そのまま気を失ってしまったと自身の状況を理解するのに数秒も掛からなかった。 「うぅ……ばかぁ」 涙目で小さくなっていくラムリア。そのあまりの可愛らしさに思わず抱きしめたくなるが、 ぐっと堪える。 「ごめんごめん、朝ご飯僕が作ったから……食べよ?」 「ぐすっ……私が作る筈だったのに、アルスさんに美味しいご飯作ってあげたかったのに……」 恥ずかしさのためか、気が弱くなりぽろぽろと涙が溢れた。些細なことだ。 だが少女にはとてもとても大事なことだったのだろう。 小さな恋人を泣かせてしまった少年は急に罪悪感に胸を締め付けられる。片手を伸ばしそっと肩を抱いた。 「ごめんねラムリア、ごめんね……」 悲しむ相手になんと言えば良いのか、賢い少年だが、幼さのためまだ分からない。ただ謝ることしか できない、言葉にできない愛情を、言葉にならない愛情を触れる事で伝える。それが精いっぱい。 しかし、抱き寄せられ、少年の身の暖かさと、自分へと向けられる愛情が伝わったためなのか、 涙が止まる。そして触れられ伝わる暖かさをもっと求めようと、さらに少年へ身を沈めた。 「ん……あったかい……分かってくれればいいんです」 「ふふ、良かったぁ。お昼はラムリアが作ってくれる?」 自分の胸に沈む少女の顔を覗き、お願いをする。アルスなりのフォローだろう。 ラムリアは顔を上げ、赤い瞳を見つめた。そして少年の優しさに笑みを浮かべ――― 「今度は、邪魔しちゃ嫌ですよ」 「うっ……分かってるよ~」 ちょっぴり怒気を孕ました声で釘を刺した。 その後、二人で仲良く(イチャつきながら)朝食を済ませたのは言うまでもない。 (やっぱりアルスさんの方が料理上手いなぁ……) 「え? なに? なんで睨んでるの!? まだ怒ってるの~!??」 ―――――――――――――――――― ――――――――――――― ――――――――― 何だかんだで朝食を食べ終えた後、二人は学校の宿題を済ませ、庭に出ていた。 「ラムリア~、大丈夫だからこっちに来てよ~」 「無理! 無理です無理です! 怖いですわ!」 そこで何しているかというと、(アルスだけだが)シルバーウルフとハンターウルフの世話をしていた。 いくらアルスが強いと言っても一人だけで護衛や警備を努める事は出来ない。平和なアルヴァーナでも 用心に越したことはない。そこで番犬としてモンスター小屋からアルスのお気に入りの二匹を引っ張り出し てきたというわけである。 しかし、この二匹、言ってしまうと顔が怖い、ファンシーでキュートな顔なモンスターが多いルーンファクトリー シリーズでも雑魚クラスの中ではトップクラスに凶暴な顔をしている。 それに加えてでかい、モンスターというだけあって普通の狼の何倍はあるだろうか。そんなのが鎖も無しに 自分のすぐ近くにいれば、子どもじゃなくても怖いのは当たり前である。ただアルス(アースマイト勢)が おかしいだけである。 「仲良くなったモンスターは大人しいから噛んだりしないって~」 「アルスさんのことは信じていますし、頭では理解できますけど、それでも怖いものは怖いです!」 そりゃそうである。 「そんなに嫌なら……良いけどさ……」 一方アルスは自分の大好きなモンスターがラムリアに怖がられるのは良い気がしない。 この二匹はカイルが(移動用に)捕まえてきたもので、生まれたころからの馴染みなのである 自分の好きなものが否定されるのは誰だって嫌なものである。特にそれが大切であればある程。 アルスは歳の割には大人びているため怒ったりはしないが、相当ショックを受けてしまったようだ。 大人しく座っている二匹の間に挟まれていじいじと指で地面をいじくる。 「うぅ……君たちの綺麗な毛並みの良さを分かってほしかったんだけどな」 「わんわんお (まぁまぁアルスさんやぁ、おらたちゃべつにきにしてねぇべぇ」 「わんわんわんお(んだんだ、おんなのごがわっちらみたいなおおがみをこわがんのはしゃあねぇべ)」 なんて言っていたかは分からないが、落ち込んでいるアルスの肩を前脚でぽんぽんと 慰めるように叩く。 「うぅ……ありがとう、ラムリアにも君たちの魅力を理解してもらえるように頑張るよ!」 そんなことを言いながらアルスは、二匹の首を抱きしめ感涙する。キラキラとした得体の知れない エフェクトが、ありがちでくっさい寸劇を繰り広げている少年達の背景に見えるような気がしてラムリアは 目を擦った。 そしてアルスはだーっと滝のように流していた涙を拭い、勢いよく立ちあがる。 ぐるりと首をラムリアの方向へ向ける。先程泣いていたとは思えない爽やかな笑顔である。 それがかえって不気味だとラムリアは思った。 「というわけでちょっと用事が出来たから、工房に籠るね」 「何が、というわけなんですか!?」 ハハハと笑い声を上げながら、屋敷へと滑るように移動するアルス。少女はそんな少年の奇行に突っ込みを 入れるが、返事がある筈もなくアルスは扉を開けようと取ってに手を掛ける。しかし開きかけた所で ふと何かを思い出したように顔を上げる。そして来た道を戻りラムリアの傍まで忙しなく駆けよった。 「ラムリア……」 ぐっと顔をラムリアに近づける。ギョッと数センチ下がったが、先程とは違う真剣な瞳に見つめられ、 少女の顔は赤くなってゆく。 「な、なんですか」 「時間かかりそうだから晩御飯もよろしくね」 そう言って、少女の柔らかい頬にちゅっ、と軽い音を立てて唇を埋める。 林檎のように赤くなり、呆然と少女は立ちすくむ。そんな少女を置いてそのまま少年は、再びスタコラサッサと 屋敷の中へ入っていった。 ちなみに少女が正気に戻った後、怖ろしいモンスターが二匹も庭にいて、屋敷に一人で戻らなければいけない と気付き途方に暮れる事になるのはまた別の話である。 ―――――――――――――――――― ――――――――――――― ――――――――― 「お風呂、先入る?」 夕食後、ラムリアは昔から読んでいる恋愛小説のシリーズ最新刊を読んでいる最中に 片腕で逆立ちをしながら腕立て伏せをしているアルスに声を掛けられる。ちなみに回数は軽く 三桁を超えていた。 「お風呂ですか?」 あんな細腕のどこにそんな力があるんだろう、と首をかしげながら、その意味が分からず言葉を繰り返す。 「うん、お風呂先に入るか後に入るか」 アルスは、よっ、と小さく言い放ち片腕に力を込めて跳躍し、両足を床につける。 少年の超人的な動作を横目に見つつ、ラムリアは頭を捻る。 (先……後? うーん、お風呂はいつも一緒に入っているから順番じゃない筈……あ!」 両手で口覆い、みるみる肌を紅色に染めていく。少年の言葉の意味が分かったのだ。 そんな少女の初心な反応を見て、アルスは笑みを浮かべる。純粋な笑顔のようにも、邪な笑顔のようにも 見える。そのまま少女に近づき、肩を引き寄せ、唇を耳元に近づける。 「お風呂、エッチなことする前に入る? それとも後で?」 「うぅ~、はっきり言わないでください~」 腕の中で縮こまる少女に胸がくすぐったくなり、アルスは抱き寄せる右腕に力を込める。 「……あ……いで……」 「え? なぁに?」 顔を赤らめ、涙目になる少女の小さな口からぽつぽつと音が漏れる。 「後で……良いです、どうせ汚れちゃいますし……」 床を見ながら、耳を傾けてようやく聞き取れる程の大きさで話す。 少女の言葉を聞き、少年は顔を輝かせる。そして左手を少女の左肩に乗せて、くるりと 身体を回して、少女の背後を正面から視姦する形になる。 「? あの、アル……」 「ラムリアぁ~~!!」 「ふっきゃああああああああああ!?」 がばちょっ、と効果音を出しながら服の上から両胸を鷲掴みにする。 ラムリアはじたばたと弱々しく抵抗するが、力で敵う筈もなく、服の上からでも分かる絶妙な指使いで 胸を揉まれて、すぐに快楽を感じるようになってしまった。 「ふ、んぅ……うぁ……今から、ですかぁ……あぁ」 初めての頃と比べて喘ぎ声を隠さなくなってきているラムリアに少年は可愛らしくを浮かべ、 顔を長い髪に埋め、鼻で呼吸をする。 「くんくん……ふはぁ~、ラムリアの香りだぁ~……良い匂い~」 「ふやぁ!? や、止めて、はぁ、ください! ふぅん……はぁ、はぁ、やっぱりお風呂に入ってから……」 「だーめ♪ 一度決めたことは守らないと駄目だよ」 愉快そうに言葉を放ち、服に手を掛けてするすると脱がせていく。いつもより脱がせるのが速い。 普段着ているドレスよりもラフな服装のせいだろう。脱がせるのが早くて楽なのは良いが、アルスは若干物足りなさを 感じていた。それも男の我が侭かもしれない。 兎にも角にもショーツ一枚を残してラムリアは白い肌を全面的に晒すことになった。 恥ずかしそうに胸を隠すが、可愛らしい柄のショーツは、アルスに見てもらうために選んだもの であることは彼女だけの秘密である。 ラムリアを脱がせた後、アルスもさっさと脱いでトランクス一枚になる。健康的な色合いの肌が露わになる。 華奢ともいえる細い体つきは少女のようにも見える。だが、これで大剣や巨斧を軽々振り回しているのだから 侮れない。 「ラムリア……いつもよりひどいことしても良い?」 背後から抱きしめ、耳元で少年らしからぬ艶めかしい声で囁く。愛撫にも似たその声に、 少女はビクリと身体を震わせて、俯いた。数秒後、声を出さずに小さく頷いた。 ラムリアの声なき返答を見て少年はくすりと微笑む。微笑むといっても手は既にショーツの上から 少女の恥部を愛撫し始めているのだから容赦ない。 ショーツに沁みが出来始め、徐々に広がっていく。 「ふぅ……ぁ、あ……」 「じゃあ、これつけてー」 今か今かと期待するように、快楽に理性を委ねていくラムリア。そんな少女を少年の妙に楽しげな声が 現実へと引き戻した。ラムリアの目の前に現れたのは――― 「ふ、ぇ……? なんですかこれは?」 「いぬみみ。ちなみにRFシリーズには出てこないよ、ねこみみやうさみみはあるのにねー」 誰にともなく意味不明の発言をするアルスは、困惑するラムリアの頭にいぬみみを 取りつける。彼女の髪の色に合わせた配色であるため、本当にラムリアの頭から犬の耳が生えている 様に見える。 「こんなものどこで……」 指先で触りながら言う。ふわふわした手触りからすると上質の毛皮が使われている様だ。 「ハンドメイドだよ!」 片目を瞑り、親指を立てる。少女には、ビッシィ! と快音が聞こえたような気がした。 昼頃に屋敷内の工房で作っていたのはどうやらこれらしい。ちなみになぜ工房が屋敷にあるか というと、将来アルスが屋敷に住むと見越したマックスが、アルスのために拵えたからである。 何もそこまでしなくても良いのに、とアルスは思ったが、折角の好意を無駄にするのも悪いと思い、 日ごろから活用している。 「……それで、何でこれを付けるんですか?」 可愛いー、とラムリアの体を引き寄せ頬に繰り返しキスをするアルスに、少女は当惑を隠さない 声で尋ねた。 「うん? ……ラムリアはウルフたちが苦手でしょ」 「……ええ、その通りですけど」 申し訳なさそうな顔で目を伏せる。彼女とて愛しい少年の好きなものを嫌いたいわけではないのだ。 そんな少女の暗い想いとは裏腹に少年は目をキラキラ煌めかせながら話を続ける。 「だからー、ウルフたちの気持ちを分かってもらおうと思って、犬になってもらおうと」 「えええぇぇ!? なんですかその意味の分からないな理屈は!? しかも犬って……狼じゃないじゃないですか!」 「イヌ科だからだーいじょーぶ」 と言ったところで、納得できる筈もなく言葉を荒げようとする少女の口を己の唇で塞ぐ。 口を塞がれ、抗議の視線を少年に向けるが、アルスの器用な舌使いに、数秒でとろけてしまう。 「ん、ふぅ、ぴちゅ、ゃ……くちゅ」 舌を絡ませ、口内をなぞる。互いの唾液と唾液が混ざり、粘着質な水音を立てる。 まだあどけない顔立ちの少年と少女がお互いを貪りあい、快楽を求めるその様は、酷く背徳的で、 酷く官能的であった。 数十秒、いや数分経ったのだろうか、最早お互いに時間の感覚はない。ゆっくりと顔を離す。 とろりとした唾液が、お互いの唇が離れることを惜しむように橋を掛ける。 「ん……アルスさぁん……」 先程の困惑もどこへやら、捨てられた子犬のように、甘く、切ない声を少女は絞り出す。 そんな彼女にアルスは愛しさが胸の内にどっと溢れ、今すぐに滅茶苦茶に犯したくなったが、 理性を総動員する。本番はこれからだ、冷静に、冷静にと心の中で呟き、何気ない風に笑顔を向ける。 「それじゃあ朝と同じように四つん這いになってくれる」 顔は笑顔だが少年は語気を強めながら言う。言葉の内容は命令ではないが、強い口調は反論や抗うことを 許さない無言の圧力を感じ、ラムリアは言葉もなく少年の言った通りの体勢を取る。恥ずかしい半面、 強気な少年の態度と言葉にぞくりと不可思議な感覚が背筋を震わせた。それがマゾヒズムによる快感だとは 幼い少女には理解できる筈もない。 言ってもいないのに、自分へと可愛らしい小尻を向けてくる少女に満足をしつつ、 両手で下半身を軽く上げ、顔を近づける。そしてそのままショーツの上から、性器を舐めはじめた。 「ふあぇ!!? な、何を、す、あ、ぁあ……」 ビクビクと震え、逃げ出そう腰を振るラムリアの体を押さえる。先程の愛撫と口付けにより濡れ始めている ショーツが、舌による刺激で更に愛液が分泌され、唾液と共に沁みを広げていった。ピッチリと布に陰部が 張りつき、スジの形がくっきりとショーツ越しに露わとなる。 「んあ、あぁ……ふくぅ! やぁ……」 「ぴちゃ……れろ……あは、気持ちいい?」 蕩けた顔で喘ぎ、更なる快楽を求めるようにラムリアは嬌声を上げる。 そんな少女の甘い声を聞き、中性的な可愛らしい顔で少年は微笑む。そして一頻り ラムリアに至福を味あわせた少年はゆっくりと、惜しむ様に顔を離した。 「アルス、さん……?」 物足りなさそうな顔で、首だけ後ろを向ける。 それに気付くと少年は、にこーと音が出そうなわざとらしい笑顔を浮かべ―― 「とりゃー」 「ひきゃああ!?」 勢い良くショーツをずり下げる。外気に触れた下半身の熱が奪われてゆく。 冬ではないため寒くない、むしろ心地よい冷たさをラムリアは感じた。 しかし、下半身を直に見られる恥ずかしさからか、身体の熱は更に増した。 「あはは、驚いた?」 「う、うぅ……もっとムードってものを考えてください~」 ケラケラと笑う少年に拗ねてしまったのか、むぅ、と可愛らしく頬を膨らませ、 首を前に戻す。ごそごそと後ろで何かをしている気配があるが、振り向かない。 「ちょっと失礼するねー」 「? 今度は何をする気でふぇあああああああ!!!??」 下半身から脳に伝わってきた刺激に今日一番の大声を上げる。ぬるりと奇妙な感触が 彼女の菊穴、即ちアナルに襲いかかってきたのだ。 「んしょ……ちゃんとほぐさないと」 ぬるりとした感触は、少女には分からなかったが、ローションを掛けられたのである。子供のくせに なんて物を持っているのだろうか。 そのままアルスはたっぷりと少女の菊花にローションを掛けた後、アナルを自体を指で 優しく揉み始める。 「あふぅぅ、だ、だめ、ぇ……なん、でぇ」 今までにもアヌスを指で弄られたことはあった。しかし今回のように丁寧で、じっくりと 弄くり回されるのは初めてだ。そして、少女の中には今までにない未知の感覚に徐々に快感が 生まれ始めていた。 「尻尾を付けるためだよ、ほらこれ」 自慢げにいう少年の言葉を聞き首を後ろに向ける。すると少年の片手には、いくつもの小さい玉が連なり、 その先に犬の尻尾に酷似した飾りが付けられている不可解な器具が握られていた。 「んぁあ、な、な、ななんです、かぁ……それぇ!」 ふさふさした手触りの良さそうな、しかし、何故か自分の髪の色と同じその飾りに不吉な予感を抱き、 菊のマッサージを再開した少年へ息も絶え絶えに問いかける。 「アナルビーズ、アナルパールともいうね、尻尾付きだよー」 にこにこと可愛い笑顔でとんでもないことを言うが、少女にはそもそも道具自体がどう使うものか 分からない。いや名前から察しはついた。つきたくもなかったが。 「名前じゃなくて、あん! ……どう使うかを……ひぁ」 薄々分かってはいるが、聞かずにはいられなかった。体から噴き出す汗は快楽のためだけではない。 「ちょっとラムリアのお尻に挿入(いれ)るだけだよ?」 「ふええん! やっぱりいいいい!?」 「だからよく解しておかないと、痛いのは嫌でしょ?」 そう言われてラムリアは何故かぽっ、と顔に火を灯して――― 「ちょっとくらいなら痛くても……」 「……ラムリアも大分染まってきたねぇ」 半眼で言う。しかし、無垢だった彼女を染めてしまったのは他ならぬ アルスなので、その胸中には少しばかり罪悪感が生まれた。ほんの少しばかりであるが。 「でも下手すれば傷が出来ちゃうかもしれないから念入りにね」 「ぁあ、あ……分かり、ました……」 「まあでも、小さい傷くらいならこのローションに回復薬と同じ効果があるから大丈夫なんだけどね、 魔法も使っているから汚れや雑菌対策効果もあるし、これあれば病気の心配はいらないよ」 「は、はぁ……って地味にすごいですね、んうぅ……どこでそんなものを?」 ファンタジー万歳と意味不明の言葉を発するアルスに、ラムリアは疑問を言う。 「ハンドメイドだよ、マリオンって人が書いた薬の本を参考にしたんだ、材料集めるのが大変 だったけど……」 ※(ちなみにこのローションには危険性がないことは実証されています―――ショコラの体で) 「……もしかして尻尾も……」 「ハンドメイド」 「…………………」 絶対に手先の器用さの使いどころを間違えていると少女は胸中で呟いた。 それにしてもこれから異物を挿入されるというのに、不思議と拒絶感が湧いてこないことに ラムリア自身驚いていた。それどころかどきどきと胸が高鳴っている。 (私……変態になっちゃったみたいです……) 昔のラムリアだったら想像もできなかったことだ。それが今ではすんなりと受け入れてしまっている。 アルスもそのことを理解しているからこんなことをしているのだろう。昔からラムリアが本気で 嫌がることは冗談でも行った試しがないのだ。 (ぁ、んんぅ……なんだか本当に私の事全部知られちゃっているみたい。くぅ……ちょっと複雑だなぁ ……嬉しいけど) 自分の心と体もアルスのものになってしまったと考えると、じんわりと喜びと興奮が 内から湧き上がってくる。調教されるまでもなく被虐的な願望を満たされている自分に、溜め息を つきたくなった。 「んしょ……そろそろ良いかな、挿入るよ?」 「……あ……は、はいぃ」 あれこれと考えているうちに、十分に解されたようだ。菊門の入り口にアナルビーズの 先端が宛がわれる。アナルビーズと言っても幼い少女に合わせたためか、一つ一つの玉の大きさは 小さく、数も少ない。これならば、十分にローションが塗りつけられ、解された今の状態で、 傷が付くという事はないだろう。 ゆっくりとアルスは指先に神経を集中して、慎重にボールを侵入させていった。 「痛かったら我慢しないで言ってね」 「くぅ……んぅ…………は、だ、大丈夫、です」 きついと言えばきついかったが、痛みを感じるほどではない。入口は窮屈に感じたが、そこさえ 抜ければ、思った以上にすんなりと一つ目が入った。 「入った……どんな感じ? 痛くない?」 「んぅ、う……へ、変な感じ、ですけど、痛くは、ないです……」 ほっ、と胸を撫で下ろすアルスに、ラムリアは、クスリと火照った顔に笑みを浮かべた。 自分の何十倍も大きなモンスターに勇猛果敢に立ち向かっていくのに、ラムリアやアリアの事に なると途端に心配性になる。愛の形が時々Sの形に捻じ曲がる事はあるが、それも含めてラムリアは、 側にいる優しくて可愛らしい赤毛の少年に愛おしい気持ちが溢れて止まらなくなる。 「なに笑ってるの~」 「ひゃぅあ! なんでもありませんよ~」 ぶすっとした顔で、ぐりぐりと二つ目を入れようと指先に力を込める。そうして二つ目も 特に問題もなく入っていった。 「ひぃ……ふ、ぃ……」 数個入ってしまえば続けざまに入れる事も慣れたようだ。ぶるぶると震えながら耐える。 顔も赤らめ、涎を口の端から流すラムリアの表情からは若干の快楽も見て取れた。 「できた!」 最後の一つを入れ終え、アルスは、ふー、と額の汗を拭った。何だかんだでかなり緊張していたようだ。 「どう? 大丈夫?」 「ん、ん~ 変な感じ……でも嫌いじゃないかも……」 荒い息を整えながら、惚けた声で呟く。その言葉を聞いた少年は安心したように笑った。 「うう……でも、ひどいですわ」 目を潤ませて後ろのアルスに顔を向ける。ラムリア本人は抗議の視線を送っているつもりである。 しかしその顔はどう見ても嗜虐を受けて恍惚としている女の顔であった。まるでもっとひどいことしてほしい と無意識に訴えているかのようだ。 そんな少女の淫らな表情にアルスは満足げな笑みを浮かべて、むき出しになっている少女の陰部に手を伸ばした。 「ここは、凄く喜んでいるみたいだけど?」 「んぁあ!!」 秘所の入り口をかき混ぜるように指を二本動かすと、たっぷりと蜜が指を濡らしてきた。 粘り気の強い液体は少年の指に絡みつき、重力に従い糸を引きながら床に垂れていく。 ローションだけではない独特の香りが少年の鼻腔をくすぐる。先程以上に溢れた愛液が 少女の興奮を露わにしていた。 「犬の格好させられて、お尻に尻尾も入れられて……それで喜んでるんだからやっぱり ラムリアは、まぞひすとだね♪」 「ふ……んぅ……あ、ぁ」 朝と同じように言葉で責められる。しかし少年の一言一言がラムリアの体にぞくりとした 快感が走り、反論することを許さない。いや、もう少女は少年の言葉を認め始めていた。 (あ、あぁ 気持ちいい、アルスさんの言うとおり……私本当に、まぞなのかな? ……) ビクビクと身体を震わせる少女に追い打ちとばかりに指を膣内に侵入させていく。 たちまち求めるようにラムリアの膣肉がアルスの指に絡みついてきた。 「ひ、くあ……ぁ、指、ゆびぃ」 「…………………」 粘り気のある水音を立てながら少年の指が何度も少女の秘所を出入りし、かき混ぜる。 「ふう、ふう……ん、く」 「…………………」 声を上げまいと唇を結び、赤く染まった顔に涙を浮かばせる。 一方少年は、少女の秘所を凝視しながら無言で指にピストン運動をさせる。 「うう、ぁあああ、はぁ、は……」 「……………………………」 いつまで我慢しても終わることのない愛撫は、徐々に少女の口から嬌声を漏れ出させる。 しかし、少年は無言かつ無表情のままである。目にも光はない。 「ふ、ぐ……うっああ! あん! んひぁ!」 遂に限界へ達した少女の口から、せき止められた川の水が溢れだすように、喘ぎ声を部屋に 大きく響かせた。 「あ、不味い」 大きく響いた嬌声が耳に入った途端。アルスは目が覚めたように、顔を上げ、秘所から指を引きぬく。 「はぁ、はぁ……ア、アルスさん?」 突然中止された愛撫に、ラムリアは怪訝と不満が混ざった声で少年の名前を呼ぶ。対してアルスは にっこりと笑った上で口を開く。 「ごめんねラムリア。 お仕置きだって事忘れてすっかり夢中になっちゃった」 「別にお仕置きじゃなくても良いんですけど……」 そう言われて、アルスは僅かながら不安そうな顔になった。 「気持ち良くなかった?」 そんなアルスの声を聞いて、ラムリアの胸には少しだけ罪悪感が生じる。お仕置きと言っても ラムリアに精一杯気持ち良くなってもらいたいというアルスの気持ちは、ラムリアに伝わっていたのだ。 そうでなければ心優しいアルスが、ラムリアに対して責めるような言葉を使う筈がない。 たとえアルスにサドの気があったとしてもだ。 「き、気持ち良かったです……だから、もっとお仕置き……してください」 アルスの想いに応えるために、ラムリアは自分の気持ちを正直に告白する。 快楽を感じていたことは事実だし、何よりこれから行われるであろう「お仕置き」に期待している自分がいる事も分かっているのだ。 下手に意地を張って愛しい少年を傷つけるよりは、素直になる方が誰にも損はない。そのように考えラムリアは不安と羞恥心を押し殺し、 アルスが喜ぶであろう台詞を言ったのだ。 そしてラムリアの言葉を聞いて少年は顔を輝かせた。同時に少女への愛しさも胸の内に溢れるほど増していった。 恋人の気持ちを汲み取ったのは、ラムリアだけではないのだ。アルスを喜ばせようと普段は言う筈のない痴言を 恥ずかしさを抑えて喋るラムリア。可愛く思わないわけがない、愛しく想わないわけがない。 いつもならこんな少女の愛しい様を見たら、既に準備が出来ている己の分身を理性を消し飛ばして少女に襲わせていたが、 自分の意を察してくれたラムリアのためにも、グッと堪えた。 「うん! もっとお仕置きするからね」 言いながらアルスは少女の前面に回り込む。 「??」 きょとん、とした顔をする少女の顔の前で、トランクスに手をやり勃起したイチモツを取りだした。 「あう……」 見慣れている筈なのに、慣れるものではないのか、ラムリアは顔を赤くしてしまう。当初は性知識を持っていなかったため、 羞恥も何もなかったが、数え切れないほどアルスと交わりを繰り返した今は別である。 「………………………」 「んと……アルス、さん?」 何も言わない。少年の顔を見るもニコニコ笑っているだけである。ちなみに上目遣いである。露骨である。 「ん……んぅぅ~……」 一分近い時間が流れ、変化のないことに耐えきれなくなったのか、少年に奉仕をしようと考え、 肉棒に向かい若干の喜びも込めて舌を突き出す。 「ストップ!」 舌先が亀頭に触れる直前、アルスはがっちりと両腕でラムリアの頭を押さえた。 「んぶ!? ……何で止めるんですかぁ!?」 「お仕置きだからラムリア好きなことしちゃだ~め!」 「別に舐めるのは好きでは……ありますけど……このまま何もしないってことは止めてください」 不満を隠さずにラムリアは言った。何だかんだでノリノリなのである。 「大丈夫大丈夫、ちゃんとひどいことしてあげるから……口開けて」 「へ? わ、分かりました。あ、あ~……んぶぅ!?」 素直に少年の言葉を実行したラムリアの口に、アルスは躊躇なく陰茎を突っ込んだ。そのまま少女の 意を確認せず、腰を前後にスライドする。 「ん、んぷちゅ! んごぉ!?」 突然のことに驚き、逃れようと首を後ろに引こうとする。しかしその前に、アルスの両手がラムリアの頭を がっしりと掴み固定する。アルスの腕力に当然ラムリアが抵抗できる筈もなく。なすがままである。 幼い少女の唇に、頬肉に少年の肉棒が、生々しい感触を伝える。そして何より自分で舐めている訳ではないのに、 舌へと無理やり肉棒の感触と味を感じさせられる。何度も味わったことのあるそれが、ラムリアにはいつもと違った味 に思えた。強いて言うならば、濃い、雄の味である。 「んふぁ、んうううぅ! むじゅ、んうむっ!」 (犯されてる! 私の口あそこみたいに犯されてるよぉ!) 「ん、しょ! ……ラムリアの唇柔らかくて、口の中は温かくて凄い気持ちいいよ」 一方アルスは、半ば無理やり少女の口の中を犯していることに快楽と共に興奮を覚えていた。 元来自分だけが快楽を得る事を嫌う少年であるが、しかしそれと同時にサディストの素質も持ち合わせている 様だ。本人は気付いてもいない。 そして、少女は無理やり口を犯されているというのに不思議と嫌な気持ちではなかった。もちろん息は しづらい上多少の痛みもあるが、それと同時に、胸と下半身に熱い何かが生まれ始めていた。 「ん、ん、んむぅっ、ちゅぷ、ふぅ……」 腰のスライドが激しくなっていくに連れて、少女の内に生まれた熱は体全体に広がっていった。 ラムリアの声に熱と共に艶が生まれ始める。 「ラムリア、どんな感じ? 口の中グチャグチャかき回されるの」 こう質問するアルスの顔は笑っていたが、声には明らかに嗜虐的な響きが混ざっている。 そしてラムリアは、そんな少年の棘の籠った言葉に、更なる熱が自身の体に生まれていることを感じ始めていた。 この場合熱は快感とも云い換えられる。 「んふぅ、んうぇ、ちゅんぅ、んじゅ」 (どんな感じって言われましても、う……苦しくて、熱くて……う、嬉しい?) 胸の内に湧き上がる感情に戸惑いを覚えながらも、さらなる熱を求めようと少年の行為を 受け入れていった。苦しげな表情は徐々に恍惚としたものに変わっていく。 「うわぁ、ラムリア口の中ずぼずぼ犯されているのに、凄くエッチな顔している……」 「ん、んんぅ、むちゅ! んく」 (人ごとみたいに言わないでください、こ、こうなったのもアルスさんのせいなんですから! ……いえ、アルスさんの『せい』と言うよりも『おかげ』ですけど……) 少年の言葉に羞恥心と悦楽、そして何より喜びを感じた少女は心の中で惚気た。 そして暫くアルスは、何も言わずに腰を振り続け、ラムリアの唾液と先走り汁を口内でかき回される。 粘ついた水音と少女の呻き声とも嬌声ともいえる声が混ざりあい、部屋の空気に沁み渡っていった。 「ん……」 アルスは前触れもなく腰の動きを止めた。そして、ゆっくりと腰を引いて少女の口から 一持ちを引き抜いた。 「んぷ……ちゅあ……はぁ、はぁ……アルスさん?」 惚けた顔で、目前にある己の唾液に濡れた肉棒を眺めながらラムリアは、少年の名を呼ぶ。そんな彼女にアルスは、 息を荒げながらも笑いかける。 「ふぅ、ん……よく頑張ったねラムリア、ご褒美に舐めても良いよ」 フェラチオなど、一般の感覚からして、する側にはとって到底ご褒美になりえない行為である。 しかし、アルスの言葉にラムリアは目を輝かせ、再び己の口内に自らの意思で肉棒を入れる。そのまま極上の 果実を味わう様に、唇と舌を使ってしゃぶりはじめた。 「ちゅ、ん、むぅ、ちゃぷ! むじゅっ!」 抑えられてきた情欲が解放され、ひたすらに少年の肉棒に奉仕をする。たっぷりと唾液を絡めた舌を這わせ アルスの陰茎の味を記憶に刻む込む様に味わった。 「んじゅ、ちゅむ、ぷはっ! ……んく、んくぅ!」 淫靡な水音が恍惚とした声に響き混ざる。 「ん……気持ち……もう一つご褒美あげるね」 ぼんやりとした笑みを浮かべて少女の頭に片手を伸ばす。ふわりとしつつ、さらさらとした心地よい髪の 手触りを味わう様に、精一杯愛しさを込めて優しく撫でた。 「ふんぅ……んん、ちゅ! じゅる、んぷぁ! はぁ」 撫でられたラムリアは、恍惚とした顔で目を細め、更に張り切って顔と舌を動かした。 愛する少年へと懸命になって奉仕する少女の顔は、羞恥ではなく喜びで赤く染まっている。 もっと舐めたい、もっと気持ち良くなってもらいたいと、ラムリアの頭はいっぱいになっていた。 付けられた耳と尻尾のため、自分が犬になった錯覚を覚え始めていた。 「はあ、はあ……ぅん、そろそろ出そう」 イマラチオの後に続けてフェラチオを受けたアルスは、表面には出さない様に子どもらしからぬ強靭な 精神力で抑えていたが、限界は近かった。 「うーん……久しぶりに顔にかけるね、嫌だったら舐めるの止めて」 「……! ……はむぅ、んちゅ、しゃぷ、じゅ、じゅるぅ!」 アルスの言葉にラムリアは一瞬だけ動きを止める。だが、期待から笑っているようにも見える惚けた顔で奉仕を再開した。 どうやら顔にかけてもらいたいようだ。 「ん! 出すよ! 目を閉じて!」 「ぐむぅう! ぷはぁ! あくぅぅ!!」 ギュッと目を閉じる少女の口から肉棒を引き抜き、数秒後ラムリアの幼い顔にたっぷりと己の精を 叩きつけた。ぴちゃぴちゃと上半身を粘り気のある生温かい感触がラムリアの肌に沁み渡る。 「はぁ、はぁ、あはぁ……アルスさんの精液、温かくて、匂いがきつくてクラクラします」 恍惚した笑みを浮かべながらラムリアは、己の胸に付着した精液を指ですくい取り、人差し指と親指を広げ 粘ついた橋を作る。その幼い少女とは思えない淫靡な動作に、放出したばかりの情欲が再び少年の 内に生まれ始める。 「ねえラムリア、次のおしおきしても良い?」 そう言いながら、どこからもとなく用意したタオルで、ラムリアに掛かった精液を拭きとる。 抵抗こそしないが、赤ら顔に少々不満を浮かべる。もっと余韻に浸りたかったようだ。 「もう、ここまでやっているのですから、最後まで『きちく』でいてください! はぁ……全く妙なところでヘタレなんですから……」 上半身を起こし、女座りの体勢をになり、じろりと、目を細めながらプリプリと頬を膨らませる。 アルスは苦笑しながら頬を掻く。 「あはは……ごめ――」 「まあ、そんなヘタレな半面優しいところも大っっっ好きなんですけどね!」 キャー言っちゃったー、とわざとらしい言動を放ち、顔をだらしなく歪める。 どうやら妙なスイッチが入ってしまったようだ。 「……なんだかんだで乗り気になってくれた?」 「なんだかんだでなくても乗り気ですわ、私はアルスさんになら何されても嬉しいんです。 だから……アルスさんのお好きなようにしていただいて結構ですよ」 そう言い放つ彼女の顔は、情事の最中とは思えないほど爽やかで、無邪気な笑みを浮かべていた。 その直球ともいえるラムリアの告白に、思わず少年は顔を赤くする。顔を隠すように後ろを振り向き、 いつの間にか置いてあったバッグの中身を物色し始めた。 「うー……じゃあ好きなようにするからね、後悔しちゃ駄目だからね……あったあった」 「ふふふ。もうここまで恥ずかしいことをされているのですから後悔なんて……はぇえ!?」 照れるアルスに、からかいを加えて言った少女の目が丸くなる。 「あの……それはもしかして……」 少年の手にしている物体を見て、声が震えてしまった。そんな少女の反応を見てアルスは先程の仕返しとばかりに、 爽やかに黒い物を交えた笑顔を浮かべた。 「うん、首輪だよ」 分かっていたが分かりたくなかった言葉を聞かされ、ラムリアは青ざめた。 「後悔……しても良いですか?」 「だーめ」 にっこりと笑うアルスを見て、がっくりと肩を落とす。しかし、少女の胸の内に期待が生まれているということは、 ラムリア自身にも分からなかった。 ―――――――――――――――――――――― ―――――――――――――――――― ――――――――――― ―――――― 柔らかい月明かりが窓から入り込み屋敷の廊下を優しく照らす。じっと耳を凝らせば夜の生き物たちの 奏でる静かな歌すら聞こえてくるだろう。それほど静かだった。少女の喘ぐ声を除けば。 「はぁ……はぁ……」 「ラムリア、もうちょっと速く歩いてよー」 ほとんど全裸でぺたぺたと廊下を四つん這いで進む少女にアルスは言った。非難めいた言葉の内容とは裏腹に楽しそうな 口調である。 「うぅ、だって、恥ずかしいですわ……」 ほんのりとした月明かりでも分かるくらい少女の肌は赤く染まっていた。 ラムリアの首には先程見せられた首輪が嵌められており、紐、いわゆるリードは当然のように 少年の手に握られている。 「恥ずかしいって……どうして?」 「どうしてって……それは、そのぅ……」 わざとらしく問いかける少年に、震えた小さな声で答える。 そんなラムリアにアルスは微笑みかける。眼は笑っていなかった。そして、たっぷりと 少女の震えている姿を目に焼き付けた後、口を開いた。 「犬みたいな格好で伝統ある屋敷の中を、お嬢様なのに歩かされているから恥ずかしいの? それともこんなにひどいことをされてるのに気持ち良くなっちゃっているから恥ずかしいの?」 「い、いやぁ……言わないでくださいぃ」 「ちゃんと答えてよ」 そう言って少年はおもむろにラムリアの菊穴に埋まっている尻尾をつかみ、ぐりぐりと回すように動かし始めた。 「ひ、ぎぁ……んくぁああ、や、めて、くださ、あ、あ」 「ちゃんと正直に言わないと駄目だよ、正直に言ったらご褒美あげる」 「う、ああ……そん、な、そんなぁ! あ、んぁあ!」 少女が懇願の声を上げる最中にも少年は尻尾を動かす。今度はドライバーでネジを締めるようにアナルパール自体を 回転させた。ローションで濡れたアナルビーズが直腸内を焦らすように擦る。その未知の感覚にラムリアは悶える。 味わったことのない感覚が快楽に変わっていき、自身を蝕んでいくことに恐怖を覚える。 「あ、くぅぅ、い、言います! 答えます! だからお尻の中、んぅあ! ぐりぐりしないで、くださいぃぃ」 「だーめ、正直にちゃんと言ったらぐりぐりする止めてあげる」 ラムリアの胸を締め付けられるような切ない声も、少年には心地よい音楽に聞こえているのかもしれない。 いくら本人が否定したとしても傍から見たらまぎれもないサディストの所業である。 「くぅ……あ、う、気持ち……んぅ、いいです」 「どうして?」 「ど、どうしてって……いぎぃ!?」 「ちゃ・ん・と 理由も言わないと、だーめ」 焦らすように、そして少し怒気を込めて言う。言葉と共に尻尾を握る腕に力を込めた。 「つぁ! ぐぅ……ア、アルスさんの言うとおりです……ひ、どいこと、あぁ……されてるのに 気持ち良くなっちゃっています! うくぅ!」 叫ぶように己の羞恥を吐きだす。ラムリアの瞳には涙が真珠のようにポロポロと溢れだしていた。 その涙が苦痛によるものなのか、喜びによるものかはラムリア本人も分からない。 「良く言えましたー」 尻尾から手を離す。息を荒げてがっくりとその場でラムリアは崩れ落ちた。 はー、はー、と二人だけの空間に少女の息だけが音を立てる。そして、呼吸を整えて体勢を立て直す。 立てなおすと言っても四つん這いである。その格好のまま首を後ろに向ける。 少女にはいつもと同じ、しかし、自分だけにしか向けることのない優しくて意地悪い笑顔が見えた。 少年には名残惜しさと恥ずかしさと期待が混ざった赤い顔が見えた。 「ご褒美……」 何故期待しているのかと首を傾げているアルスにぽつりと呟く。 「え?」 「正直に言ったらご褒美くれるって言いました……」 「あ……」 確かに言った。夢中なためかすぐに忘れてしまったのだが。 そしてアルスはんー、と喉の奥から声を出しながら考えるふりをした。 「言うのが遅かったからご褒美はなし」 「むぅ……ひどいです」 「口答えするならお仕置き再開するよー」 「…………それはそれで」 本気半分、からかい半分で言ったアルス言葉に、ラムリアは静かに目を輝かせる。 想像とは真逆の反応を返され、アルスは視線を泳がせた。恋人の熱の籠った視線が痛い。 視線に耐えかねて顔を伏せて数秒間沈黙する。が、観念したように長く息を吐き口を開いた。 「なら、これは! どう!?」 「ひっ!」 弾けるような高い音が廊下に響いた。少女の小振りで愛らしい桃尻を平手で叩いたのだ。 「さっきからずっと足が動いていないよ? さあ、早く進んで」 冷たい目で無表情に言い放ち、アルスはもう一度腕を振るった。高い音が鳴り、白い肌に 赤い紅葉が生まれる。 「ひあんっ! わ、分かりましたぁ……」 痛みから瞳に再び涙をにじませて少女は前を向き、屈辱的な四つん這い歩行を再開する。 胸の熱さが止まらない。しかし、ペースを落とすと少年の手が襲ってくる。一発、二発、時には連続で、 その度にラムリアは鋭い痛みに悲鳴を上げた。しかし、アルスは悲鳴の中に甘い響きが混じっていることを聴きとっていた。 何度も何度も叩かれている筈なのに、一向にラムリアは歩みを速めようとはしないのである。 「はぁ、はぁ……んぅ、いひぃ! ふぅ」 (お尻叩かれて痛いのに、熱くって……気持ち良くなってる。うぅ、どうしましょう……) 早く進まなければならないと頭では理解していたが、体は快楽を求めて手足の動きを鈍くする。 何度も何度も叩かれた少女の尻は赤く腫れあがっていった。しかし、その状態でありながら彼女の 秘所からは、愛液が溢れだし、ぽたぽたと雫となって床を濡らしていた。最早少女が被虐的な快楽に囚われている ことは誰の目から見ても明らかであろう。 ゆっくりと、四つん這いで歩きはじめてからどれほど時が経ったのだろうか、ラムリアには酷く長い時間のように 感じられていたが、実際はそれほど時間は経っていない。ようやく屋敷を半周したところでアルスは口を開いた。 「やっとここまで来たね、ご褒美上げる」 「ん……ふふ」 明るい声で微笑みながら言う。その声音に苦痛と快感に喘いでいたラムリアも笑顔を返す。 赤くなった顔で息を荒くしながら汗ばんだ顔に浮かんだ笑みは幼いながらもひどく扇情的であった。 そんな少女の頭にぽふん、と少年の手が乗る。ラムリアはアルスに頭を撫でられるのが大好きである。 器用な少年は絶妙な手つきで少女に心地よい感触を与える。何より少年の愛情が絶え間なく伝わってくるのだ。 甘く甘く、まるで全身をマシュマロで包みこまれているかのような柔らかい錯覚を少女は覚えた。 「ふふ……ありがとうございます」 「ん? これで終わりじゃないよ、前向いてて」 そう言ってアルスはとことこと歩いていき、ラムリアの後ろに回り込んだ。 アルスの言葉に疑問を抱きつつも素直に言うとおりにする。何をしてもらえるのだろう、 そのように期待しながら待っていると―――― 「よい……しょ!」 「ふ、ああああぁぁああぁああああ!?」 ずぶり、と生々しい音を立てて、少女の秘部に少年の肉棒が勢いよく挿入された。既に十分以上濡れていたため、 痛みはない。だが、一気に奥まで貫かれた衝撃にラムリアは上半身をがくりと床へ落とした。 「あ、く、んふぁ……」 「うわ、すっごい濡れてる……奥の方までぐちょぐちょ」 「ぁん、い、やぁ……」 息も絶え絶え、悶えるラムリアに、追撃するように言葉を掛ける。その状態で腰をゆっくりと焦らすように 振るう。耳と、膣内を同時に犯されて、倍々に快感が膨れ上がっていった。 「よし……それじゃあ、あと半分頑張って歩いてね」 「は……ふぇ?」 少年の言葉の意味が分からず間抜けな声を上げる。 「だから、この状態でもう半分歩いていって」 「え? ええええええええぇぇぇ!?」 つまりは繋がった状態で歩行を再開しろと言うことである。驚きに大声を上げているラムリアを 腰を動かすことによって黙らせる。嬌声で結局声は出るのだが。 「あぁん、んふぁ! これじゃ結局お仕置き……くひゃ!」 「えーと……お仕置きでご褒美? それはともかく、ほら頑張って」 お気楽な調子で言うアルスに、ラムリアは何を言っても無駄だと思ったのか、素直に従った。単に、感じすぎていて 思考力が低下している可能性もある。 「く、ひぃん! う、あ……あぐぁ! ふぎゃああ!」 一足一足、四つん這いで進むたびに、床にしっかりと足を付けたアルスの肉棒が引き抜かれ、 出るか出ないかギリギリのところで最奥まで突き入れられる。 「ふ、あ、おおん! ひぁ、んぁあ、あ!」 ひと思いに、連続で突いてほしいのに、アルスは焦らすように少女が進んだ時でないと腰を動かさない。 先程とは打って変わって、快楽をさらに求めようと歩みが速くなる。しかしそれでも十分な快楽を得られるには 至っていなかった。 暫くはその状態で我慢していたが、とうとう少女の中の熱が抑えきれなくなる。 「い、やぁ! もういやです! ひと思いに、ひああ! や、やって、くださいぃぃ!」 「口動かしていないで、早く歩きなよ、そうすれば思いっきり愛してあげる」 堪らず涙を流し、叫びながら懇願するが、それでも少年は少女の願いを微笑みながら無下にする。 願いが届かないことを知って、絶望的な気分になりながらも少女は歩みを止めなかった。 長い廊下。自分の家だというのに全く別の建物を歩かされているかのようだ。途切れ途切れの強い快感を頼りに、 あと少し、あと少しで天国に行けると自分を励ましながら一歩一歩進んでいく。 「んぐぅ! ああ、ひぁああ! ふぅ、はぁ……んああ!」 涙で目を滲ませ、月明かりも雲に隠れたのか薄くなり、前も見えないまま歩いていく。 気が遠くなるほど、中途半端な快楽に身を任せながら、アルスの誘導に従い歩いていく。 歩いて歩いて、焦らされ焦らされ、しかしそのような仕打ちを受けてなお、ラムリアの体と心の奥底には 熱い喜びが生まれ始めていた。 しかし、そのような中、がっしりと腰を掴まれ、前進を強制的に止められる。何事かと 後ろを振り向き、涙でぼんやりとした景色に、いつも見ているアルスの優しい笑顔がそこにはあった。 「ごくろうさま! 到着したよ」 「…………え? ああぁ!?」 互いの秘所と秘所が繋がったまま、身体を回されて、視線を天井に向けさせられる。かと思えば、 身体をそのまま持ち上げられ抱きしめられた。いわゆる駅弁と呼ばれる体位であるのだが、ラムリアが そんな呼称を知る筈がない。 急に持ち上げられて驚いたラムリアは、不安定な身体を支えるために少年の背中に腕を回してしっかりと 抱きついた。 「うんぅ、はぁ! こ、ここ、どこですか? あんぅ!」 「どこって……脱衣所だけど、あぁ、暗くて見えないかな? ―――シャイン!」 涙をにじませた目では、窓から入る僅かな明りだけで周囲を判断することは、難しい。その事に気が付いた アルスは呪文を唱え、光の魔法「シャイン」を発現した。本来は周囲を殺傷力のある光の塊が回転する魔法だが、 込めたルーンの量が通常よりも遥かに抑えていたため、現れた光球は戦闘で使うサイズよりもずっと小さい。 その上回転する必要もないため頭上にふよふよと浮かんでいるだけである。勿論攻撃力は無に等しい、触れても若干弾かれる程度だろう。 兎にも角にも少年の魔法によって生まれた光球は辺りを十分に照らしだす。 「う、うぅん……まぶし、んふぁ! せめて、周り確認させてから、あ!」 「えへへ、実は僕もけっこう我慢していたから……魔法使ったついでにもういっちょ ―――キュア!」 照れるように笑い、腰を振るいながら魔法を使う。使いどころが若干間違っているが相変わらず器用な少年である。 治癒魔法「キュア」をラムリアの体から傷が消えて痛みがなくなっていった。傷と言ってもスパンキングによるお尻の腫れ なのが、ある意味ひどい。ある意味でなくてもひどい。 「あん、はああ! な、治しちゃ、うん……! ですか?」 「……何で残念そうな顔するの? 治しちゃ駄目だった……?」 「いえ……べつにいいですけど」 思わずピストン運動を止め、引きつった笑顔で話すアルス。少女の性癖は理解しているつもりであったが、 想像以上に被虐趣味が進行しているようだと思うと、原因というより元凶は自分なため罪悪感に襲われた。 自業自得である。 「はぁ、はぁ……それにしても、またお風呂場ですか。誰かさんのネタの引き出しは本当に少ないですね」 「そういう事は言っちゃ駄目! ここなら汚れとか気にしないでセックスできるんだから、 誰かさんのネタがないわけでも潔癖なわけでもないよ!」 ラムリアの意味不明な発言に、何故か少年は青ざめた顔になる。そして話題を断ち切るように腰を動かすことを 再開した。 普通の少年では女の子を抱えながら腰を動かすことは難しいだろうが、そこは流石と言うべきか、 アルスは特に問題もなく、ラムリアをしっかりと抱きかかえながら今まで我慢してきた分を発散するように 己の分身を深く突き入れた。 「うぁ、ぐぅ! ふ、かいぃ! おく、に、あたって、あ、あ! いますぅ!」 これまでの焦らし過ぎと云えるほど行われていた前戯に、少女の子宮はとっくに降りてきていた。 ぐりぐりと抉るように子宮口を少年の亀頭が刺激する。愛する少年に奥を責められる快感に、 ラムリアの顔はあられもなく崩れ、口の端からは唾液が流れていた。 「んぅっ……ごめん、そろそろ限界」 「ふぁあ、あああぁ! ……それ、じゃ、あ、あ! 一緒、に、んぅぅ! イきま、しょう!」 だらけた笑顔で心底幸せそうに少女は言った。そんな少女に溢れるほどの愛しさを覚え、 少年の腰の動きも更に加速していく。粘ついた水音と少女の嬌声が大きくなっていき、艶やかな音楽を 奏でていく。幼い少年と少女の奏でる淫靡な音楽は徐々に終局へと近づいていき、そして遂に―――――― 「ああ! イク! イ、きま……みゃああああああああああああ!!」 「僕も、く、うぅ!!」 ほとんど同時に絶頂を迎える。ラムリアはアルスの背中にまわした手に力を込め、跡が付きそうなほど きつくきつく抱きしめた。 アルスは少女の奥に先程出したばかりとは思えないほど大量の精液をたっぷりと放った。 少年のモノから貪欲に絞り取ろうと少女の膣内は収縮する。その感触に言いようのない満足感を覚え、 己の中に放たれた精液の感触に恍惚とする少女の唇に不意打ちでキスをした。 「む、ふむぅ……ん」 「んぅ、ぷは」 「はぁ……息が出来なくなるかと思いました」 唇を離し、お互いに恋人へと頬笑みを向け合う。 「それにしても犬なのに猫みたいな声を上げて……ふふふ、可愛かったよ」 「もう……猫でも犬でもありませんって」 少年のからかいに、頬を染めて困ったように言い返すが、機嫌は良さそうだ。その後もたっぷりとハチミツが 薄味になりそうなほど甘ーくイチャついた後、そのままの格好(体位)で浴室に入っていった。 明りを付け、アルスはゆっくりとラムリアを倒して、浴室の床に仰向けに寝かせる。固い感触が襲ってくると 思いきや、柔らかい感触が背中と頭に生まれた。不思議に思ったラムリアは視線を横に向ける。するとそこには 敷物が敷いてあった。 「あの……これは……?」 「ん? あぁ……いつもお風呂場ではラムリアが上だったけど、これあればラムリアが下になっても 痛い想いをしないで済むでしょ? もっと早く思いつけば良かったね」 「あはは……」 「それはともかく……一旦抜くね」 「あ、はい……んぅ……」 防水で滑りにくいんだよー、と何故か自慢げに話す少年に苦笑を返す。そんな少女に向けて急に真面目な顔つきになり、 アルスは自分の分身を少女の鞘から引き抜いた。どろりと濃い精液が幼い少女の秘所から溢れ出る。ひどく犯罪的な光景である。 「そろそろこっちも大分馴染んできた頃かな」 そう言いながら少女のアヌスにぴったりと埋まっている尻尾―――アナルビーズを手に取る。 姿勢のため、重力に従って垂れた精液が菊穴と尻尾の繋ぎ目を艶めかしく濡らしている。 「ひやああっ! そこは……」 「初めはゆっくり動かすから安心して……ね?」 「ぅん……は、はいぃ」 アルスの静か透き通るような声に、落ち着いたラムリアは素直に応える。こちらを気遣っていることが伝わってきた のだ。とは言うものの、こんな破廉恥なことを実行しているのも目の前の少年であったりする。 ともあれ少年は宣言通り、ゆっくりとアナルビーズを引き抜いていく。 「ん、おぉ! ちょ、ま……あ、んあぁぁあぁあ!」 ごぽごぽと奇妙な音を立てながらローションが潤滑油となって意外とスムーズに動かすことが出来た。 腸内を襲う未知の感覚にラムリアは悲鳴とも嬌声ともつかない奇妙な声を上げた。 「大丈夫? 痛い?」 「痛くないですけど……変な感じ……」 「……じゃあ続けるね」 少年の真剣な眼差しに無言で頷くと、再び完全に引き抜かれていないアナルビーズを動かした。 今度は挿入する。慣れてきているのか初めに入れた時よりもずっとスムーズに入っていった。 「ふぁ、んほぉおお!? また入って……ああ!?」 今度は少し早く引き抜いていく。そうして少しずつ出し入れの速度を上げていく。ラムリアも始めの内は 戸惑っていたが、徐々に未知の感覚にも慣れ始め、快楽を感じ始めているようだ。 「あ、あ、い、良いぃです……これ、好きに、んお! なっちゃい、そうですぅ……」 絶え間なく襲いかかる刺激に、恍惚とした顔になり体をくねらせる。犬耳と尻尾のせいか発情期の獣に 見えないこともない。 「んおぉ! ああっ! きもひ、良いです! 変だけど、ん、良いですぅ」 「ラムリア……すっごく可愛いよ」 少し苦しそうだが嬉しそうに嬌声を上げるラムリア。そんな少女の様子を間近で見ていたアルスは 愛しさを隠さずに己の感情を小さく吐露する。先程射精したばかりだというのに既に少年の陰茎は勃起していた。 「ふぁ、あ、あ……アルスさんのが大きくなって、……ふい!? 辛い、ですか? 「え……いや、大丈夫だよ……うん」 視線を横にずらしながら言う。思わず手も止まってしまっていた。 「ふぅ、ふぅ……無理、しないでください……そうだ、ここ、入れてくれませんか?」 息を荒げたラムリアが指差した場所は案の定、未だ尻尾がずっぽりと埋まっているアヌスであった。 「え!? いや、それは不味いよ! まだ早いと思う!」 まだ開発し始めたばっかりなのに、と口に出すよりも早くラムリアは柔らかくて、悩ましげな笑みを浮かべ、 口を開いた。 「お願いします……さっきからずっと、ずっと切ないんです。私のここに……アルスさんの入れてください…… それで、私の全部をあなたのものにしてほしいです。私をあなただけの女の子にしてください」 そんなラムリアの愛の告白ともとれるおねだりにアルスは―――― 「うん―――分かった! ラムリアを全部僕のものにしてあげるからね!」 断れるわけがなかった。愛しさを胸の内に一瞬で限界以上に満タンに充填させられたアルスは、 ハートを大量に飛ばして、少女に向けて誰がどう見てもベタ惚れ状態と分かる笑顔を浮かべる。 「でも色々と危ないから念入りにしないと」 そう言いながらどこからともなく、先程塗りたくった特性ローションを取りだす。そして奥まで挿入されていた アナルビーズを少し勢い良く引き抜いていった。 「んはああぁっ!」 これまでにない刺激に思わず叫び声を上げる。そんなラムリアを気遣いながらアナルに指を慎重に入れていき、 広げてみる。かなり長い時間入れていたためか、それともラムリアの適性のためか、かなり馴染んでいた。 満足げに笑みを浮かべたアルスは、そこにたっぷりとローションをかけ、内部まで塗り込んでいく。 「ふぅ! やあ、んんうぅ!」 堪らず声を上げるが、それも随分と艶がある。こっちの道も完全に目覚めてしまったようである。 そして十分にローションを練り込み、マッサージで解した後、アルスは限界まで大きくなった己の分身を 菊門にあてがった。 「あう……」 ぴくりと身体を震わせる。未知の体験への恐れと、自分の全てが愛しい少年への捧げものとなる 喜びから―――というのは言い過ぎだろうか。それでも期待しているのは間違いないだろう。息を荒げ 少年を見つめる眼差しは心からの愛情に溢れていた。 「じゃあ、いくね……力緩めて」 「は、はい……ひ……くうぅ、あ、熱いぃ!」 ゆっくりと、年の割には大きめのアルスのペニスが少女の菊門に埋まっていく。亀頭部分がたっぷりと 塗り込んだローションの手伝いもあってか思った以上に抵抗なくあっさりと侵入していった。 「ん、きっつい……」 「は、あぁ……ぐ、い、ぎゅ……」 体験したことのない感覚に、思わず声に出してしまうものの、アルス自身初めてなのに意外なほど快楽を感じていた。 何よりも愛している少女の中だからだろうか、もっと快感を求めて勢いよく突き入れたくなったが、己の下卑た欲望を 制止する。ラムリアが苦痛を感じるようなことは絶対にしたくなかった。 一方ラムリアは本来セックス使われることのない場所をこじ開けられる感覚に必死で耐えていた。 痛み自体は前準備のため殆んど感じてはいなかった。しかし、窮屈な異物感と、思わず呼吸もできなくなる息苦しさ は少女の身を震わせていた。限界まで菊門を痛々しいまでに広げ、徐々に自分の腸内を進んでくる肉棒に 力を緩める余裕などなかった。 「ああぁ……ひ、うぅ……あくぅ」 「ラムリア……」 余裕なく、言葉も出せない少女の歪んだ顔を心配そうに見つめたアルスは、目を固く閉じ、小さい己の体を抱きしめて耐えている 少女の手に自分の手を重ねる。そして両手を持ちあげ、包み込むように絡めた。 「あ、あるす……はぁ、さん……」 苦しげに荒い息を吐きながらも、少年の手の温かさに不思議と落ち着きを覚える。うっすらと目を開けると、 切ない顔で自分を見つめているアルスの顔があった。そんな少年の顔を見たラムリアは、安心させようと、 無理に笑顔を浮かべる。ぎこちない顔になってしまったが、アルスへと想いは伝わった。そうしているうちに、 ペニスの一番太い部分が出入り口を通過し、その後は楽に挿入されていった。 「ん、はああぁぁ!! ……ふぅ、ふぅ……ん、入っちゃいました、ね」 「……うん、そうだね」 お互いに惚けた笑顔浮かべて見つめあう、膣に挿入した、された時とは異なる感触に、二人とも戸惑いが ありながらも感動を覚えた。 「それじゃあ、動くね」 「は、はい……ひゃあああ!」 ゆっくりと直腸の奥まで入り込んでいった少年の陰茎が少女のアヌスを出入りする。 愛おしむ様に少女の括約筋が少年のモノを締め付けた。そして、ラムリアは己の直腸を擦り上げる 熱い感覚に悲鳴、いや歓声を上げていた。先程アナルビーズで感じていた快感とは比べ物にならない。 大好きな少年のソレだからこそ感じる事のできる快楽であった。 「はぁ、はぁ、す、ごい……すごいですぅ……ん、んうぅうぅぅ!!」 「ぼ、ぼくも、すごい気持ちいいよ、ラムリア」 膣とは違った快感に、アルスは夢中になって腰を振った。もちろん少女への気遣いは忘れない。 「はああぁっ! ひゅああ! うん、んううぅ!」 腰の振りが強くなってきたことと慣れてきたため、少女の声がさらに高く甘くなっていく。 苦しげに歪めていた顔は恍惚にとろけた笑顔へと変わり、口の端からは唾液が流れていた。 (あ……不味い、出しちゃいそう) 「あ、あああ! 気持ひいで、ふぁあああ!」 初めての経験した感動のためか、ペースを考えないで腰を動かしていたアルスは、一気に限界まで 登りつめてしまったようだ。もっともアナルの感触に慣れていないという事もあるが、一方でラムリアも 元々感じやすいことも手伝って、限界が近づいていた。そして遂に、お互い絶頂へと駆けあがっていった。 「ひ! あ! い、いきますううう! いき……はあああああぁぁあぁあ!! 「……っ! ラムリアぁ!」 ラムリアが甲高い声で絶頂に達した後アルスも限界が訪れる。狭く締め付ける直腸内から何とか陰茎を引き抜き、 少女の下半身に大量の精液を迸らせる。 「あ、はぁ……熱い、です……」 うっとりと絶頂の余韻に浸りながら出されたばかりの温度を保つ精液を見つめる。だがその視線も暫くして、若干 非難がましいものに変わる。 「どうせだったら中に出してほしかったです……初めてなのに」 「うーん……流石にね、身体にはかなり良くない事だろうし」 そう言って、苦笑する。それならばアナルプレイ自体があまり良くないことなのだが、無粋なことは言いっこなしである。 「そんなことよりも、体洗おっか」 「……そうですね、色々と汚れてしまいましたし」 顔を赤らめ、もじもじしながら少女は言う。可愛いなあとハートを飛ばしながらアルスは笑った。 ―――――――――――――――――――― ―――――――――――――― ――――――――――― 「お! お! おぁ……はああん♪」 狭いとは言えない広い浴室だが、ラムリアの甘い声が反響して高く空気を揺らす。 体を洗った二人は当然のように愛の交歓を再開した。マットの上でアルスに組敷かれたラムリアは 抵抗もせず、為すがままに奥を突かれて、歓喜の悲鳴を上げる。ちなみに頭を洗った時に外した犬耳は再度つけられていた。 尻尾付きアナルビーズも再挿入されている。二人とも何だかんだで気に入ってたようだ。 「ん、しょ、えへへ……ラムリアのここ、いっぱい使っているのにいつまで経っても初めての時の変わらないで きつきつだね」 「んふぁ! そ、そういうこと、あぁん! いふぁないでぇ……おぉあ! 私、んんぅ! そんな下品な、おんなひゃ ……ないでふ、ふ……ふにゃぁあああああ♪」」 喋っている途中でも子宮をガンガン突かれて軽く絶頂する。もう何度目かラムリア自身も良く分かっていない。 本日お互いに何度も絶頂を迎えているが二人ともまだまだ余裕があるようだ。アルスは息の荒いラムリアにいつの間にか 手に持っていたローションをたっぷりと振りかける。 「ふぁ……ニュルニュルします……」 とろけた紅顔で呟く。そんな彼女に向かって笑いかけ、体の前面にローションが掛かっていないところを失くすように 器用でいやらしい手つきで伸ばし始める。もともと敏感なのに、何度もイかされたラムリアは、最高に快感を覚えてしまう 状態であった。 「んやああぁ! ら、めですわぁ……にゃああ!」 「ラムリアの肌白くてすべすべで柔らかい♪」 いやらしいのか子どもらしいのか良く分からない笑顔を浮かべ、胸へと手を伸ばす、発育の良い 白い胸は子どもながら十分な揉みごたえをアルスに与える。それでも小振りと云えるサイズであるが、 将来が楽しみである。 「んゃああああ! 胸は、ら、だ……ふあああああああああ!」 駄目と伝えたかった少女の声は、むなしく己の嬌声でかき消される。ピンク色の小さい乳首を 摘まれる。ローションで滑りが良くなったピンクのベリーを何度も何度も少年は摘んだ。その度に 甘酸っぱい声が浴室を揺らした。当然気を良くしたアルスは腰の動きをさらに速くしていった。 「あああ……んむぅ! あ! あ! ふゃあああああ!!」 弱点である胸を弄ばれながら、全く衰える事のない元気な肉棒で大事なところを勢いよく突かれ続ける。 しかもアルスはただ力任せに腰を振っている訳ではなく、絶妙に少女の弱いところを刺激するように動かしているのだ。 これには少女も我慢できずに一気に絶頂に向かった。 「あぁぁあああ! イっちゃいます! また! イっちゃいます! きゃうぅぅううう!!」 快楽に笑みを浮かべながら、幸せそうに高く声を鳴らす。乱れに乱れたその姿には純粋だった頃の面影はない。 愛する少年に女へと変えられた少女は、その少年から最大限の快楽を受けるために身も心も適応してしまったのだろう。 一方アルスは、少女が絶頂したことを確認し、責めを中断する。笑顔を浮かべつつもぐったりと力を失った少女を 愛おしげに微笑みながら見つめる。 「はあ、はあ……アルス……さん?」 いつものアルスなら絶頂の後でも続けて責めるのだが、今回はそれがない。 「いやぁ……幸せにひたっているの」 「……何ですかそれ」 「だって、こーんなに可愛いラムリアをお嫁さんにできたんだもん♪」 「…………相変わらず気障なんですから」 要するにただイチャつきたかったようだ。ストレートな愛の言葉に、ラムリアは赤くなっていた肌をさらに 赤くしてぶつぶつと文句を言う。ただ笑みは抑えきれそうになかった。 「本当の事だもん♪ ……ラムリアはどう思う?」 普段真面目な癖に、今はまるで悪戯っ子のような笑顔を浮かべている。 「むー……アルスさんのお嫁さんになれて、私はとっても幸せですわ、世界で一番♪」 そして、おこちゃま二人はえーぼくのほうがしあわせだよー、とベタなやり取りを一通り行う。バカップルである。凄まじいほどにバカップルである。 ここまで来るとバカカップルである。 「えへへ……それじゃー再開するね……あむっ」 「ふひゃあ!? いきなりしないで……ああん!」 ぱくりと少女の乳首を咥えて刺激を与えるために、ゆっくりと舌を動かす。 「あ、あ、あ、あ……んぅぅ~~~……!」 乳首を口に含み味わうように舌で転がす。そして片方の乳首もしっかりと摘み上げ、くりくりと指で刺激する。 少年によって与えられる悦楽に少女の顔は蕩けた笑顔を浮かべはじめる。 「ふぁ、きゃうん! ……や、やぁ~♪ 気持ちいい……でふぅあああ!」 呂律が回らないラムリアの声を聴いて、口が塞がれているが、内心でアルスは幸せそうに笑う。まるで ラムリアの幸福感と同調しているような気分になったのだ。 暫く続けたあと小さい果実から口を離し、幼い肢体を絡めるようにぴったりとくっ付けて、ローションの滑りを 味わう様に身体を擦るように動かし、前後ではなく上下にピストン運動を行った。 「きゃあああん! う、んあ! 中……こしゅれて! 全部ヌルヌルで……あああああ! こ、こんなの! き、き、きもちよしゅぎで……あ、あぁあ!……きゃうううううううううううん!!」 まるで身体が溶けてアルスと一体化するかのような錯覚に陥ったラムリアは、肉体による快楽と、精神的な快楽が 同時に最高潮まで高まり、犬のように吠えながら幸福に顔をゆがめて絶頂する。 「あー、はあ、はあ……あ、ぁあああ! やっぱりいいぃ!? !! あぅうううん!」 唾液と涙で顔をくしゃくしゃにしたラムリアに、呼吸をする時間を与えた後、容赦なくアルスは責めを再開した。 絶頂したばかりの少女に容赦しないのは朝の時と同じである。 「うぅぅん! あああ! ふひゃああああああああああああああ!!」 「き、もちいい……! ん……! 気を抜くと僕もすぐにイッちゃいそう」 子宮口をこじ開けるように何度も何度も刺激を与えられて、絶えず絶頂を繰り返す。それでも快楽を求めようと ラムリアも自ら腰を激しく振るっていた。おそらく無意識によるものだろう。 一方アルスも流石に限界が近いのか、額に汗を浮かべて必死に耐える。しかし、長くは我慢できそうにないと悟った アルスは、ラムリアの唇に己の唇を重ねる。どうせなら少しでも彼女に密着をして、感じていたいと思ったようだ。もちろん 両手はしっかりと胸を愛撫しているのが抜け目ない。 「ううん……ぼくも限界……出すよ、中に!」 「んんんんん!!? んうう~~~!! ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!」 絶頂の直前に最後に一際強く己の分身を突き入れた。子宮の奥に亀頭が入り込み、内部にスペルマを爆発させる。 そしてラムリアは絶え間なく続き、強くなっていく快感に、ぐりん、と両目を上に向け、唇を塞がれているため、言葉にもならない くぐもった声でラムリアは絶頂した。びくびくと身体を痙攣させ頭の中が快感に白く染まる。続いて、自分の内部を征服するように 放たれた精液の熱さに、呼吸をするのと同じ感覚で絶頂を繰り返した。 ラムリアのオーガズムが治まるまで数分の時を必要としただろうか、ようやく落ち着いたラムリアは息を荒くしたまま、未だ 結合されている互いの秘所を呆けて、見つめる。 「ん、はぁ……熱くて、ふぅ、ふぅ……でもとっても温かいです……たっぷり出されて、たぷたぷってしています…… こんなのもう絶対にアルスさんの赤ちゃん孕んでしまいますわ……」 嬉しそうに、恍惚とした表情で言った。幼い子供が言ってはならない台詞であるように思えるが、これ以上ないという程 幸福な笑顔を浮かべている少女に文句を言える人間がどれほどいるだろうか。実際に彼女がアルスの子どもを宿すのは もっと後になるだろうが、既に妊娠しているかのように己の下腹部を愛おしげに見つめる。幼いながらもひどく色っぽい少女の 顔をアルスは見つめる。胸の内の愛しさが止められそうもなかった。 「…………あ、んんぅ!? ……もう、本当に元気良すぎなんですから」 「たはは……ごめんね」 ラムリアを見つめていたアルスはどうやらまた勃起してしまったらしい、あどけない顔をしているが、ここまで来ると もはや化け物である。そんな少年に溜め息をつきながらも嬉しそうに少女は笑った。なんだかんだでアルスに付きあえる ラムリアも相当絶倫である。 「いいえ、私の身も心もあなたのものですから……たっぷりと苛めて、赤ちゃんを孕ませてくださいね…… ね? ご主人様」 「ええ……ご主人様って」 「私はあなたのお嫁さんで犬で奴隷で下僕なんでしょう? ……もしくは主様と言う呼び方が良いですか?」 「いやそこまで言ってないよ、それに呼び方の問題じゃないって」 うっとりと首輪の感触を思い出しながら自分の首を指でなぞるラムリア、どうやら完全にそっちの道に 目覚めてしまったようだ。 「でも……」 「ふぇ……な、なあにラムリア?」 突如思い出したようにラムリアは、少年の胸に身を預ける。ラムリアの口調に何か熱く、それでいてひどく冷たいものが 込められている様に少年は感じた。胸にうずくまっているためアルスからは顔が見えない。 「アルスさんは私だけの……私『だけ』のご主人様なんですからね……それを忘れないでください……ね?」 「は……はい……」 『だけ』という部分に、妙に力を込めて強調する。少女は顔を上げる。光のない瞳が少年を絡めて捉えるように 視線を放っていた。アルスはその瞳に言いようのない、そして逃れることのできない怖ろしさを感じ、思わず背筋に 冷たいものが走った。 アルスは妙な気分になった。例えるなら見る事の出来ぬ、それでいて絶対に絶つことのできない鎖を巻かれたようだった。 だが、それならばそれで良いと思える麻薬的な心地よさがアルスの胸に生まれていた。 「え~と……」 「アルスさ、むぅ……」 名前を呼ぼうと開いた唇を自分の唇で塞ぐ、いたたまれなくなったのか少々強引に切り上げたようだ。 ラムリアの舌に自分の舌を絡める。水音が立ち、互いのくぐもった声が暫く時間を支配する。 「ぷはぁっ……」 唇を離す。混じった唾液が糸を紡いだ。 淫らに微笑んだのはどちらが先だろうか、お互いに顔を見つめあう。粘ついた視線はルビーのように燃える赤い瞳と エメラルドのような深い翠色の瞳を繋いだ。 「えへへ……愛してるよ……僕『だけ』のラムリア……」 「私も……愛してますわ……私『だけ』のアルスさん……」 まるで柔らかいマシュマロに包まれているような甘く柔らかい気分になった二人は、再び甘い甘い蜜のように お互いの体を溶かしあう様に近づけていった。 ――幼い二人にとって、夜は未だ永遠に近く続いていく。 ――――――――――――――― ――――――――――― ――――――― 「…………ぅん」 可愛らしい呻き声が小さく鳴る。小鳥の騒がしい鳴き声に掻き消えた。 カーテンから零れる朝の日差しが瞼に落ちる。まぶしい。 「うぅ……ふ、ぁ……」 小さい口をあまり広げずに欠伸をする。育ちの良さのためなのか、欠伸一つもどこか上品である。 ゆっくりと体を起こす。いつもと変わらぬ部屋である。起きたばかりで頭が回らない。暫くぼんやりと 布団の上で宙を見つめていたが、思い出したように両手を口にやり、顔を真っ赤に染める。 (あの後、中がいっぱいになったから今度は、外を白く染めようね♪ って意地悪な笑顔をしたアルスさんに、胸や乳首 で擦らされたり、髪を任されたり、腋で挟んだり、足で奉仕させられたり……結局最後にまた挿入されてそのまま気持ち良すぎて 気絶しちゃったんだ……) 記憶の欠片を繋いで、何故自分が布団に入った記憶もないのか分かったらしい。つまりは、先日の朝ご飯の時と同じく、 気絶したラムリアはアルスに身体を拭いてもらい、服を着せた後運んでもらったらしい。 両手で顔を覆い、恥ずかしさのあまりじたばたと転がる。何が恥ずかしいというと一日に二回も気絶したことである。 う~う~唸っていると、ドアが大きな音を立てて開いた。ビクリと身体を強張らせると、赤髪の中性的な顔がひょっこりと現れた。 「……あ、起きた? 昨日の朝とは逆だね」 一瞬、じたばたとしているラムリアに目を見開くが、すぐにっこりと笑みを浮かべて、声をかける。 「……昨日は起きていたじゃないですか」 「えへへ、でも残念。今日は僕から寝てるラムリアにキスがしたかったのに」 「…………もう」 片目を瞑って気障ったらしい台詞を吐くアルス。ラムリアは文句も言い返せず一言呟くことしかできなかった。 恥ずかしさと、ときめきのせいだろう。 「あはは……それはともかく……一日に二回も気絶した気分はどう?」 「……!! ばかぁ!」 「危なっ!!」 先程の爽やかな笑みとは打って変わって意地悪い笑顔を浮かべる。少年の言葉に、顔をさらに赤くした ラムリアは非難の声と共に枕を投げつける。無意識に魔法を使ったようだ、ブースとされた枕は凄まじい速度で、少年の顔面に 撃ち込まれる。何とか超人的な反応で、両手でキャッチする。大砲のような威力に手がびりびりと痺れた。 まともに顔へ喰らったらと思うと背筋が寒くなった。 「……ご、ごめんなさい……そ、それよりもさ、今日の朝は一緒にご飯作らない?」 震えた声で提案を告げる。流石に彼女をこれ以上からかうのは賢明でないと思ったようだ。 「……また襲うのは止めてくださいね」 「うっ……分かってるよ~」 (……困っている顔をしたアルスさんも可愛いです♪) まだ怒っているのか、それとも昨日と同じ轍は踏まないと考えているのか、半眼で釘をさす。 少年の困っている表情に愛しさを覚えたラムリアはあっさりと怒りを解いた。 「ふふふ、それでは行きましょうか」 「……うん!」 元気良く頷いたアルスは、そっと手をラムリアに向かって伸ばした。差し出された手にラムリアは、一瞬目をパチパチ と瞬かせるが、すぐに微笑み、手を重ねた。少年の手に支えられ、ベッドから降りる。アルスの手から心地よい暖かさを 感じる。ふと彼も同じ気持ちになっているのではないかと思い、少女の笑みが深くなった。 ――笑顔のまま見つめあい手に手を重ねて歩きだした。重なる二つの、春の日差しのような温もりを、 永遠に祝福するかのように空の青さが冴え渡っていた。今日も良い日になりそうだと胸の内で呟いたのは、 おそらく二人一緒だろう。 ちなみに本日も結局朝食作りの最中によろしくしたのは本当に、蛇足である。 f i n
https://w.atwiki.jp/digimon_world/pages/37.html
ゴミの山 ダストキングダム ファクトリアルタウン1 入り口 ファクトリアルタウン2 ファクトリアルタウン3 メタマメ ファクトリアルタウン4 ホエー ファクトリアルタウン5 アンドロ ファクトリアルタウン6 工場前 下水道1 下水道2 ファクトリアルタウン7 ファクトリアルタウン8 ファクトリアルタウン9 ギロ ファクトリアルタウン10 改造
https://w.atwiki.jp/pokemoncardgame/pages/385.html
エネルギー回収 ◆カード情報 分類 グッズ 効果 自分のトラッシュから基本エネルギーを2枚選び、相手に見せてから、手札に加える。 グッズは、自分の番に何枚でも使える。 ◆考察 回収したエネルギーは手札に加えることができるので、即ポケモンにつけて使うことができる。 《オーダイルGr》や《エンブオー (BW1)》がいれば、水エネや炎エネは全てすぐにつけることができるので相性がいい。 主にワザ等の効果でエネルギーをトラッシュするデッキに採用される。 ◆関連項目 関連カード 《釣り人》《エネルギー回収》2枚分の効果を持つサポート 《エネルギーリターナー》4枚のエネルギーを再利用できるが、こちらは手札ではなく山札に戻す 収録パック はじめてセット はじめてセット forガール はじめてセットDX はじめてセットDX forガール ブラックコレクション ◆Q A Q: A:
https://w.atwiki.jp/shinsa/pages/6.html
最近お気に入りのゲーム 信じられない植物 ほのぼのニュータウン GOLD-KEY 気になっているゲーム MOTHER 3 (買った) 金八先生のゲーム 逆転裁判4 contact 牧場物語 逆転裁判4 おさわり探偵なんとか かまいたちの夜2/3 DQ9
https://w.atwiki.jp/wikinki/pages/84.html
ハートソウルタウン攻撃 近畿地方内で、弱小タウンを攻撃する風潮が広まってる中、ハートソウルタウンというところを攻撃した。(名前から分かる) このチャットに黄昏のピヨが侵入した。登録者数名のパスが明らかにもなった。 近畿住民のほとんどは精神年齢の低いタウンを嫌う(※ただしネタとして可愛がる場合もある)ので、ハートソウルは近畿にとって絶好のタウンであった。 どう検索して、どうネットサーフィンして辿り着いたのか知らないが、とにかくハートソウルは近畿住民に攻撃されたのである 黄昏のピヨはタウン内に罠を仕掛けてパスクラをしまくった 結局、管理人は荒らしに対処できずにタウンを放置するに至った さらに副管理人らしい「光影」という人物が、タウンが荒れているためメインチャットの書き込みを封鎖した。 xyzが具体的に何したかはhttp //www31.atwiki.jp/towntown/で
https://w.atwiki.jp/pokemoncardgame/pages/347.html
ポカブ ◆カード情報 基本情報 HP:60 タイプ:炎 弱点:水×2 抵抗力:-- 逃げる:1 たねポケモン 《ポカブ (BW1)》 / 《ポカブ (HS)》 → 《チャオブー (BW1)》 / 《チャオブー (HS)》 → 《エンブオー (BW1)》 / 《エンブオー (HS)》 ワザ 炎 たいあたり 10 炎無 ころがる 20 ポケモンデータ No.498 / ひぶたポケモン 高さ:0.5 m / 重さ:9.9 kg 敵の 攻撃を 身軽に 避けて 鼻から 火の玉を 撃ち出す。 炎で 木の実を 焼いて 食べる。 ◆考察 同名カードと比べて逃げるエネルギーやワザに必要なエネルギーが少ない為、扱い易い。 ただし、その分HPが少ないので注意が必要。 ◆関連項目 関連カード 《チャオブー (HS)》 《エンブオー (HS)》 収録パック はじめてセット はじめてセット forガール はじめてセットDX はじめてセットDX forガール ◆Q A Q: A:
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/118.html
『アルコール高めのラム酒 三杯目』 「ウォーターレーザー!!」 愛らしい少女の大声が辺りに響く。次の瞬間凄まじい勢いで、高圧力の水が真っ直ぐ上空に打ち上げられる。良く晴れた青空に、 龍のように登る水は数秒間空を引き裂いたが、そのうち勢いが弱まり、重力に従い雨のように降り注いだ。 「わぁ! きれーい!」 呪文を叫んだ少女。ラムリアは杖を抱きかかえたまま目を輝かせる。 水の粒が太陽光に照らされて、きらきらと幻想的に降り注ぐ光と化す。さらに水滴内で屈折した光が 七色のアーチを空に描いた。 青色のキャンパスに描かれた傑作は、数秒で消えてしまう。それでも数秒間だけの神の芸術を作り上げた少女は、 興奮しながら隣にいる赤毛の少年―――アルスに顔を赤くしたまま声をかけた。 「凄かったですね、アルスさん!」 「えへへ、そうだね」 にこにこと、どこかのんびりした雰囲気で笑う少年は、嬉しそうに答える。はしゃいでるラムリア可愛いなー、 と心の中で呟いたのは、少し恥ずかしいので秘密である。 「じゃあ次はシャインの魔法を使ってみよっか、これもとっても綺麗だよー」 「本当ですか? 楽しみです!」 目を輝かせるラムリアに、シャインの魔法書を渡す。 アルスとラムリア、二人がいる場所は家のすぐ側の大きな畑である。何故そんなところに二人でいるかというと、 ラムリアが魔法を練習したいと言いだし、広いところを探した結果、丁度作物を収穫したばかりで壊れるものも何もない、 空いている畑で練習をすることになったわけである。 「シャイン! ……わぁ!」 ラムリア周りに光の塊が発生し衛星のようにくるくると回転する。少女のルーンは少年ほど多くはないため 拳大サイズの塊が一つだけである。それでもその優しく煌びやかな輝きはラムリアの心を十分に弾ませた。 「とっても綺麗です!」 光の回転に合わせて、少女もクルリクルリと無邪気に回る。そんな少女を見て少年も頬を緩ませっぱなしだった。 (かわいいなぁ……ラムリア) 傍から見たらだらしないと思われるような顔をしている自覚はあるのだが、それでも顔を元に戻せそうになかった。 目の前の恋人の可愛さに首ったけである。 「……どうしたんですかアルスさん?」 「ん~、ラムリア可愛いなって思ってただけだよ~」 少年の熱い眼差しに気が付いたラムリア。そんな少女に心中をそのまま隠さずに告げるアルス。 「…………さらりとそういう台詞を吐くから気障って言われるんですよ」 憎まれ口を叩きながら、顔を少年に見せないように反らす、もっとも耳が赤くなっているのが分かるため 照れているのはまる分かりである。 「あはは……じゃあ次はこの魔法はどう?」 そんな少女をさらに愛しく思いながらも、あんまり照れさせたら後が怖いためアルスは魔本を取り出し、 話題を変えた。 「……なんですかその魔法?」 「え~と……この前潜ったダンジョンの奥で見つけたんだけど、アース文字で書かれているんだ」 「アース文字……それはまた本当に珍しいものを見つけたのですね、どんな魔法なのですか?」 目を輝かせるラムリア。新しい魔法、それもアースマイトしか使えないというアース文字で書かれた魔本。 興味津津である。 「全部解読してないから分かんない、使える程度には解読したけど」 「…………本当に大丈夫なのですか? その本」 「ん~、でも嫌な気配は感じないから悪い魔法ではないと思うよ」 「ようは勘ですか……でもアルスさんの勘は良く当たりますからね…… いい加減なことを言う少年に疑問を抱きつつも、少年への信頼は隠さない。なんだかんだでラムリアは アルスに心酔しているのである。 「じゃあ、早速使ってみるから、ちょっと離れてて」 「あ、はい」 そそくさと離れ十分に距離を取る。そしていつの間にか用意されていた大きな岩の後ろに隠れ ひょっこりと小動物のように顔だけ出してアルスを見守る。 (用意良いな……) 「え、え~~と……こほん、確かこの魔法の名前は……」 あまりに手際のよい少女に驚きつつも、気を取り直して呪文を唱える。 どきどき、と期待に目を輝かせてラムリアも息を止めながら少年を見つめる。普段は礼儀正しく賢明で慎重な少女といってもまだまだ子供である。 未知の魔法への好奇心は、リスクが起こりうるという不安をあっさりと解消してしまった。 「―――ドッペルゲンガー!」 「!? きゃあ!」 己の内にある大量のルーンを消費し、魔法の名前を叫ぶ。次の瞬間、眩い光が少年を中心に広がる。 予想外の光景と光の量にラムリアは思わず目を瞑り岩陰へと身体を伏せる。 一秒、二秒。数秒も経つと太陽を思わせるほどの強い光量が徐々に弱まっていった。 「ア、アルスさん……」 恐る恐る岩陰から顔を出し、少年の名前を呼ぶ。 「あ、ラムリアー」 弱くなっていく光の中からいつも通りの少年の姿が見え、ほっ、と胸をなでおろす。 「ああ良かったアル――」 少年の名前を言いかけ――そのままラムリアの顔は笑みを浮かべたまま固まった。 「凄い光だったね~」 『でも光っただけで他に変わったことも起こらなかったね』 『ちょっと吃驚しちゃった』 『眩しかったからまだ目がよく見えないよ~』 目を擦り、笑いながら「四人の」アルスが一斉に喋り出す。 「あ、あ、あ、あ、あ、あ」 目を点にして口をパクパクとさせるラムリア。そんなラムリアの気持ちも露とも知らず、 分身したアルスたちは目を擦りながら気ままに話す。 『ようやく目が慣れてきた』 「ところで君たちは誰? なんか僕と似てて低い声をしているけど」 『声の低さははコンプレックスあるんだから言わないでよ……』 『あ、僕も僕もちょっぴり声にコンプレックスがあるんだ~、 顔に似合わずとか、パパよりも声が低いとか散々言われているんだよね』 「へ~、ますます似てるね僕たち、 もうちょっとで目が見えそうだから顔見せて」 そして殆んど同時アルス四人は目を開いた。 数秒の沈黙。 「『『『 あれ? ぼく? 』』』」 「おっそいですわーー!!」 「『『『 ぬわーーーー 』』』」 ハリセン(スタン攻撃30% 封印攻撃20%)で、いつの間にか回復していたラムリアが、アルスたちを フルスイングで吹き飛ばす。綺麗に四人同時に地べたに頭から墜落し、これまた綺麗に四人同時にむくりと 起き上がる。 「ぐふ、ひどいよラムリア」『でもそんなところも可愛くて大好き♪』『うんうん、ラムリア可愛い~』 『あばばばスタンしたたた』 文句を言って、惚気て、状態異常になって――カオスとしか言いようがない。 「……それで、どうしてこんなことになったのですか?」 アルスが増えたという混沌きわまる事態に、ラムリアは痛むこめかみを押さえながら口を開く。 原因は分かり切ってはいるが、それでも聞かざるをえなかったのだ。心情的に。 『やっぱり魔法の効果?』 『分身できるとはびっくりだね』 『なんか変な感覚~』 「意識も身体も分離しているけど、 深いところで繋がっているような感じ」 元は一人のためかタイミングぴったりで、それぞれラムリアが聞きやすいように話しだす。 「えーと……単純にアルスさんが四人になったわけではないのですか?」 『うん、心は一つだけ』 「ちなみに本物は僕だよ~」 「それは見れば分かります」 ぴょんぴょん飛び跳ねながら手を上げる可愛らしい少年にラムリアはばっさりと言い捨てる。がっくり落ち込むアルス本体。 他の三体の分身は、太陽の下にいるのに、日陰にいるように陰がかかっているのだ。注意深く見れば本物ではないと誰でも気が付くだろう。 「アルスさんの姿を私が見間違える筈ないじゃないですか」 「ラ、ラムリア~~」 落ち込んだアルスに向けて笑って言った。どうやらラムリアにとっては注意深く見る必要はないようである。そんな少女の言葉に感激したアルスは、 一瞬でラムリアの前に立ち、正面から抱きしめた。無駄なところで超人っぷりを発揮する。 「ラムリア大好き~、愛してる」 「きゃあ!?」 『あ、良いな~』 『僕もラムリアに抱きつく~』 『僕も僕も!』 いきなり抱きつかれたラムリアは、赤面しながら可愛い声で悲鳴を上げる。そんな二人を見た。 三人の分身アルスたちもラムリアにこぞって抱きついた。なんだか楽しそうである。 「え、えへへ……もう、アルスさん~」 (ぁ、アルスさんがいっぱいになって私に抱きついてくる。 こ、こういうのも悪くないかも) 顔を赤くしながらもラムリアはしっかりと口元を緩めていた。同じ顔が並んで混乱しているとはいえ、複数の美少年に抱きつかれて 少女も嬉しいようだ。いやアルスと同じ顔だからこそラムリアは嬉しいのかもしれないが。 「でもこうして増えてみたのは面白くて楽しいけど、使いどころが難しい魔法だね」 『ルーン沢山使っちゃうから何回も使えないし』 『使ってみて分かったけど本体を中心にそんなに遠くにも行けないみたい』 「そうなんですか? 便利そうですけど制約も多そうですね」 抱きしめ、抱きしめられたまま話しあう。その光景を見ていた者は幸いにもいないが、もし見ている人がいたら、 一人の少女が幸せそうな顔で、同じ姿の四人の少年に抱きしめられているという異様な光景に目を疑ったことだろう。 「あ、でも今ならあれが出来るかも」 ラムリアに最初に抱きついた。本体が思いついたように言った――陰のある笑顔を浮かべて。 その笑顔にラムリアは背筋に冷たいものが走った。恐る恐る禁忌に触れるように口を開く。 「あ、あれって何ですか……?」 「輪姦」『りんかーん』 「りん……何ですかそれ?」 「一人の女の子を」 『複数でエッチなことする』 『でも無理やりは嫌』 『合意は絶対必要だよね』 「はぁ複数で……は、え……えええええええええええぇぇぇぇ!!?」 少年の話した内容に驚きと恐怖の混じった叫びを上げる。当たり前と言えば当たり前である。 「え、いや、その、ほ、本気ですか?」 「本気も本気」 『やっぱり驚いたね』 『嫌だったらやらないけど』 『正直に答えて?』 「うぅ……」 急に権限を渡されても少女は返答に困ってしまう。今から四人で君を犯すねと言われて うろたえない女性など当然いない。そんなラムリアを八つの視線が声も出さずに見つめてくる。 息がつまりそうである。 「あ、あの……」 少年たちの期待と不安の入り混じった視線に、耐えかねるように口を開いた。しかし、 どこかその声音は先程とは異なっていた。強いて言えば期待が混じっている、そんな声色だ。 「優しくお願いします……」 俯いたまま今にも消えそうな声で言った。俯いた顔には羞恥心と未知の快楽への期待が混ざった複雑な表情を浮かべている。ラムリアの返答を聞いたアルスたちは、 話の内容とは裏腹に淫靡さを感じさせない無邪気な笑顔を浮かべた。 「じゃあ行こっか」 『レッツゴー』 『ラムリアの部屋に』 『全力ダッシュで』 「あ、でもその前に……これ付けてください見分けが付きやすいので」 「え……なにこれ」 どこからともなく取り出した物を見てアルスたちの顔が一斉に曇る。それはまさしくリボンと呼ばれる物であった。 誰でも分かる。四つありそれぞれ色が赤、青、緑、黄、と異なっている。 「リボンですわ、付けてください」 「見ればわかるけどこれ女の子に……」 「付けてください」 「え、いや」 「付けてください」 「「「「…………」」」」 鬼気迫るものを感じた四人のアルスたちは、いそいそと無言で自分の頭にリボンを付ける。 (僕本物なのに……) (『ただでさえ顔がアリアと同じで女の子っぽいのに……』) (『何で四つもリボンを持ってたんだろ……』) (『もしかしたら前々から狙っていた?〉』) 「きゃああああああん♪ か、かかかかかか……きゃ、きゃわいいいいですわあああああ! アルスさあああああん!!」 胸中で呟くアルス達。そんな彼らの胸の内を知ってか知らずか、ラムリアは興奮と狂喜のためいつもの清楚な少女とはまるで異なった口調と態度で、 だらしない笑顔を浮かべていた。 「遂に念願のリボンを付けたアルスさんを見られるなんて……しかも四人……うぇへへ、 おっと涎が……はしたないですわ、えへぇへへ……できれば服も……」 (いつものラムリアじゃない……) ズビッと口の端から流れていた唾液をハンカチで拭う、異様なテンションのラムリアは、放っておいたら鼻血まで噴き出しそうである。 そんなラムリアに溜め息をついてアルスたちは首を横に振る。何処か諦めの混じった見慣れたような態度である。初めてではないらしい。 好いてくれるのは嬉しいのだが、こうも暴走されるとアルスは複雑な気分になる。もっとも目の前の少女が愛しくて、 何も知らなかったラムリアを毒牙にかけたアルスが暴走していないとは言い切れないと自覚していたので、口には出さなかった。 数分後、興奮したラムリアを何とか宥めたアルスたちは、ラムリアにエスケープを唱えてもらい、ヴィヴィアージュ邸の前に移動した。 ―――――――――――――――――――――― ―――――――――――――― ――――― ところ変わってヴィヴィアージュ邸。アルヴァーナのヴィヴィアージュ家で働くメイドさん――セシリアが、邸内を箒で掃いていた。 「ふぅ……今日はこれくらいで良いかな……マックスさんにお仕置きで邸内十周雑巾がけ をしていただいたから楽で良いなあ」 さらりととんでもないことを言ってのけたセシリアは、そのままお気楽にハミングをしながら台所へと足を向けた。 ちなみに仕置き人はラムリアである。何故その様なことになったかというと――長いので割愛させていただく。 「今日の夕飯は……何にしよう、アルスも泊まるっていう話だし、子どもたちが好きそうな ご飯にしようかな」 そこまで言ったセシリアはクスクスと思いだしたように笑う。 (何だかんだでアルスもすっかりこのお屋敷の顔なじみになったなぁ……) カイルの息子であるアルスの明るい笑顔を思い浮かべながら感慨にふける。大変な時期もあったが、それを乗り越えて今は幸せそうに生きている。 強い子であると思うと同時に、そのカイルの失踪後の事を思い出しセシリアは苦笑した。今では笑い話で済んではいるが、 町一番の人気者であるカイルの失踪は当時、町中が混乱に包まれたものだ。マックスなど妻子を置いて失踪したカイルに対する激しい怒りを隠さなかった。 普段は不必要に気取っているが、元来友達思いの熱い男なのである。残されたアルスとアリアを養子にするとまで言いだしたが、 幸いと言って良いものか、失踪以前に残したカイルの貯えがそこそこあったため、親子三人が生活できないわけではなかった。 その上、アルスとアリア、そしてその母がカイルのことを信じて養子縁組の話を断ったため、結局その話はなくなった。 その後、アルスが大火傷を負って死にかかったこともあった。マックスはその時のアルスを思い出すと今でも 時折歯がゆい思いになる。そう呟いたことをセシリアは聞いたことがある。怪我をしたアルスに連れられてカイルが 戻ってきた時に、マックスは仕事を放り出して病院まで押しかけに行ったこともあった。掴みかかって殴り飛ばそうと 考えていたようだが、憔悴しきったカイルと心配そうに見つめるアルスたちの様子を見て掲げた拳を下げざるを えなかったらしい。その後、病院の廊下で男泣きしたことは今でも彼をからかうネタとして町の皆に好まれる話である。 カイルの失踪に一番怒ったのはマックスであるが、カイルの帰還に一番喜んだのもマックスだったのだろう。 その後、カイルの失踪の理由はアルヴァーナの住民のごく一部にしか伝えられていないため、未だ知るものは少ない。町の名士 ということでマックスも知ることができたようだが、使用人にも家族にも伝えようとは決してしない。しかし、カイルの失踪に対して、 悪い噂が立たないように必死に擁護していた。理由を明かされた町長やバレットも心血を注いでカイルを庇っていたため、当時は何か余程重要な 秘密があるのではないかと、町中で噂になったものだ。現在はカイルの人柄もあってその様な話は無くなっているため真相は闇の中である。 だが、あの時は事情を知った者たちの感動しているような、困惑しているような、そんな表情がセシリアの心中に未だに残っている。 何はともあれカイルが戻ってきた今でも、何かとマックスはアルスとアリアを可愛がっている。特にアルスにはラムリアと結婚して、 ヴィヴィアージュ家を継いでほしいという思惑さえあるらしい。そしてアルヴァーナ一のおこちゃまバカップルと言われているアルスとラムリアの仲睦まじい様子を 見るとマックスの目論見も上手く運びそうである。いつもいっしょにいるとしている二人を見て、いっその事アルスを屋敷に住まわせようとマックスが提案したことも あったが、長年子どもたちと離れ離れになってアルヴァーナ一の子煩悩と化していたカイルが必死になって止めたので結局その話は有耶無耶になった。 だが、今でもアルスを引きとりたいというマックスの企みは継続しているらしく、時々カイルとは水面下で戦いを繰り広げているようだ。 「おじゃましまーす!」 「……た、ただいま、もどり、ました」 噂をすれば、というわけではないが、丁度二人のことをセシリアが考えていた矢先に玄関からアルスの元気な声と なぜか恥ずかしそうな声音が混じった挨拶をするラムリアの声が耳に飛び込んでくる。 可愛い子どもたちの声を聞き、幸せな気持ちになったセシリアは、自分へ向かってくる足音の方向に体を向け、 挨拶をしようと口を開いた。 「あら、お嬢様、アルス、おかえりなさいま、せ……?」 口を開けたまま固まる。 『こんにちはーセシリアさん』 『お世話になります』 『ほらラムリア! 早くいこー!』 「ま、待ってください~!」 きゃっきゃ、と楽しそうに何故かリボンを付けたアルス「四人」がセシリアの横を元気に通り過ぎていく。 その内一人はラムリアの方手を握って引っ張っていた、と言っても少女が転ばないように配慮しているので それほど強い力ではない。 アルスたちとラムリアが通り過ぎて行ったあと、セシリアは暫く目を点にして固まったままであった。 「熱でもあるのかしら、私……」 その日、セシリアは夕飯時まで寝込んだ。 ――――――――――――――――――――――― ――――――――――――――― ――――――― 「ううぅ……やっぱりやるんですよね……やっちゃうんですよね」 ラムリアの部屋に入って早速アルスたちが連携をして準備を進める中、瞳を潤ませてラムリアは言った。 「本当に嫌だったら、止めても良いよ」 『ラムリアが嫌なことは僕もしたくないし』 少女の発言に赤いリボン(本物)のアルスと青いリボンのアルスは苦笑しながら言った。 半ば断りにくい雰囲気を作って誘ったため、罪悪感もあるのだろう。 「い、嫌じゃないです! ただ心の準備が……」 『準備終わったよー♪』 「ひいいいいいいいいいいん!」 話を全く聞いてなかったアルスたちの一人が空気の読めないタイミングで黄色のリボンを付けたアルスが元気良く言った。 鍵はしっかり閉じられ、元々防音仕様な部屋にアルスは魔法を掛けているため、いくら声を上げても外には絶対にばれないだろう。 床には汚れ防止のために敷物が敷かれていた。ついでに自分に使われるであろういくつかの道具も少女の目にはバッチリ映り込んでいる。 ちょっと目を離したすきに素早い仕事である。 「うぅ……もう好きにしてくださいな」 肩を落とすラムリア。しかし、覚悟が決まったためか、その顔からは期待が見え隠れしている。 何だかんだでラムリアも好き者なのかもしれない、女性に使う言葉ではないが。 「うん、じゃあ好きにするね」 『それー!』 「きゃああ!」 早速ラムリアを集団で抱えて、そっと敷物の上に横たえる。羞恥からか、すでに白い肌には赤みが差している。 「服、脱がしちゃうね」 『良いではないかー』 『良いではないか♪』 「え、え……ひゃああ!」 四方八方から手が伸びてきて、あっという間に一糸纏わぬ姿にされるラムリア、いくら全員がアルスと言っても。 集団で犯されるとなれば、流石に怖ろしいのか、ぷるぷると震えている。 「あうぅ……せめて身体だけでも拭かせてください」 「ラムリア可愛すぎて待ちきれない♪」 『僕たちが』 『拭いてあげるね』 「え、ちょっと、ふひゃあん!」 いつの間にか用意されていた濡れたタオルで、体中を拭かれる。痛みを感じないように 程良く肌を刺激するタオルの感触が少女の性感を高めていく。 「あ、あ、そこは、だめぇ……んああ!」 力なく拒否するも、秘部や胸、その他少年に知られつくした性感帯にタオルと手を当てられて、 刺激を与えられる。少年達の器用な手が一斉に体中の性感帯を愛撫して、未知の快楽がラムリアの 心を高ぶらせていった。 「あ、ぁん、ふぁあ……んきゅうう……んああ」 「そろそろ拭き終わったから、タオル要らないね」 『それじゃ今度は両手で』 『思いっきり可愛がろう』 『ラムリア可愛い~♪』 桃のような小尻を撫で回され、胸も揉まれる。時々両方の乳首を摘まれ、捏ねまわされる。腋や太ももをくすぐるように指でなぞられ、 少女の甘い悲鳴が絶えない。既に濡れてしまっている秘所は焦らすように愛撫が与えられ、腰をくねらすも、しっかりと押さえられ、 全身を愛撫されているため逃げようにも逃げられない。結局ラムリアに残された選択肢は与えられる快感を享受することだけであった。 「ひゃああああああ! う、うぁああああ! くうう! ひっ! んはぁあああぁぁあ! かっ、は!」 「ん……一旦ストップしようよ皆」 喜びの声とも苦鳴とも取れる叫びを上げ続けるラムリア。叫び続け、流石に息ができそうにないと判断したアルスたちは 身体を上げて、ラムリアから離れる。 「ふぅ……はぁ……」 「やりすぎちゃったかな」 『ラムリア大丈夫?』 愛撫を中断されたラムリアの火照った体からはしっとりと汗がにじみ出していた。暫くはぐったりと 弱々しく呼吸をしていたが、やがて潤んだ瞳がアルスたちを捉えて小さく笑った。 「私は、大丈夫です……だから、続きをお願いします」 「……うん!」 アルスの期待に健気にも応えたいという気持ち、そして期待が混じった笑顔であった。アルスたちは、(厳密には一人であるが) そんな彼女に堪らなく愛しさを感じ顔を見合せて一斉に笑った。 『ラムリアキスしよ』 「あ、はい……ふむ」 ラムリアから見て右上にいる緑のリボンを付けたアルスがラムリアの唇を自身の唇で塞いだ。 柔らかい唇の感触があっという間に、戻ってきた少女の理性を再び悦楽の園へと追放する。 「んちゅ、む、んんぅ、むぁ……ちゅく」 当然のように入ってきた少年の舌が少女の口内を蹂躙する。舌と舌を絡め、粘り気のある水音が立つ。 そんな少女と少年のディープキスを六つの瞳がじっとりと見つめる。 「うーん……僕たちのキスって傍で見たらすっごいいやらしいんだ」 『う~、いいなぁ』 『ラムリアとっても気持ち 良さそう……』 暫くの間、永遠に続くかと思われる長い口付けをアルスたちは見守っていた。しかし、やはりというべきか、 堪えられなくなった。アルスたちは、少女の華奢な肢体に飛びかかる勢いで近づいていった。 「僕たちも!」 『ちゅー!』 『するー!』 「ふ、んうううううううう!!?」 青と黄色いリボンを付けた分身アルスたちは左右の乳首に口を付け、本物である赤いリボンを付けたアルスは 少女の幼い秘裂へと顔を近づけた。 口を塞がれているラムリアは声を上げようにもくぐもった嬌声しか出ない。片方の乳首を吸われ、 もう片方は舌でおもちゃのように転がされる。当然口内の舌も愛撫を止めない、極めつけは、秘部を舐めまわす少年の クンニであった。初めに少女の幼い恥丘に口を落とす。強い刺激ではないが、柔らかい予想外の感触に少女は 一際高い悲鳴を上げる。気を良くしたアルスは笑みを浮かべた後、可愛らしい舌を肉のクレヴァスに這わせた。 「じゅる、ん……れろ、ラムリアのここ、んちゅ、すっごい、濡れてる……」 「んぐぅう! ふうううう!!」 (キス……んぁ……されて、乳首を両方舐め……あ、ぁ、ら、れて、大事なところも……くぅ……私、 大好きなこと……ふぁ! ……一度にされている) 少年達に全身の性感帯を舐められて、ラムリアは凄まじい快楽に身をよがろうとする。しかし、 案の定、アルス達に身体は抑えられている。既に上半身を愛撫するアルス達は、胸だけでなく、 腋やへそに舌を這いずらせる。口付けをしていた首筋や耳を夢中になって舐めている。 赤い少年の舌は、さながら無垢な少女の白い肢体に絡みつ這いずりまわる蛇のようであった。 「くぅあああ! はあん、や! ああああああああああああああああ!!」 全身を貪るように舐められて、まるで捕食されているような錯覚に陥るラムリア、それもまた 少女のマゾスティックな快楽を高めていった。 そんな少女の快楽に当てられたように少年達の責めもどんどん激しくなってくる。特に秘所を舐めていた本物のアルスは、 少女の大切なところを指で広げ、膣内に舌を侵入させる。おまけにもう片方の手で器用に皮をむいたクリトリスを刺激しながらである。 これには少女も堪らず、さらに大きな悲鳴を上げた。 「や、あああああああああああああぁぁあぁあ!!? そ、そ、くぅおおああああああ!!」 びくんと身体を跳ねるように震わせる。そんな少女にお構いなしに愛撫を続ける少年達 「あああああああ! ふぁあああ! ひ、ぐうううううう!!」 暴力的ともいえる快楽に、半狂乱状態となる少女。現時点で絶頂を迎え続けている状態である。 しかし、最大限の快楽の津波が近づくにつれ、少年たちも興奮を隠しきれず、紅く、淫らな獣も顔で 少女を貪った。そしてついに―― 「あああああああ!! いぐのぉ! いぐううぅぅああああぁぁあああああああぁあああ!!」 身体を弓なりに反らせ、最大限の快楽を享受したラムリアは、オルガスムとともにプシャアと 音を立てながら潮を吹いた。ぐったりと身体を床に預け、ちょろちょろと潮吹きの余韻が流れる。 「おー」 『いっぱい出たね』 『くじらみたいだった』 『くじらみたことないけど』 「や、ああ……みないでぇ……」 「やりすぎちゃった、ごめんね」 絶頂時の快感が残り、ぴくぴく痙攣しながらも、羞恥に涙を流す。そんな少女の涙を、赤いリボンのアルスがぺろりと舐めた。 そんな少年の気取った行動に、荒い息を整える。そんな少女にアルス達は微笑みかける。釣られてラムリアも赤くなった笑みを返す。 しかし、少年達の笑顔には、青い獣の眼光が光っていた。 「ラムリア」 「はい、アルスさん」 「そろそろ」 『我慢』 『できないです』 『多少強引に』 「ふえ? ……ふひゃあ!?」 身体を4人がかりで持ちあげられ可愛らしい悲鳴を上げる。そのまま四つん這いにされる。いつの間にか服を脱いで 背後に回り込んでいた青いリボンを付けたアルスが、自分のモノを少女の濡れそぼった秘所に宛がう。 『じゃあ、僕から挿入れるね……大丈夫?』 「は、はい」 疲れているであろう少女に心配そうな声で確認する。スケベであるが何だかんだ言っても 紳士的なアルスの心遣いにラムリアは嬉しく思いながら返答する。 にっこりと、青リボンアルスは笑って―― 『よい……しょ!』 「あ、ぁぁあああ!!? き、は、入って……んぁぁあああ!」 歳の割には大きい陰茎を少女の膣内に侵入させていった。決して口には出さないが、 待ちに待ち望んでいた感覚にラムリアは甘く切ない歓声を上げた。 「ひゅい……あ、ぁ……い、いぃ、で、す」 徐々に徐々に、膣肉を抉るように肉棒を挿入していく。がくがくと快感に手足を震わせるラムリア。 最奥まで到達すると一層甲高く鳴いた。 「ふぅ、ふぅ……」 『ん、動くね……』 「ぁ、は、あああぁぁああああ!?」 ゆっくりとした挿入時とは異なり、いきなり激しいピストン運動である。想像していた刺激とは 違ったラムリアはたまらず、激しい快楽の混ざった悲鳴を上げる。 「まって、アル、んぅあ! スさ、きゃふぅ! ま、ま、ひあああああぁあぁ!」 『待ってあーげない』 「そ、んぅぅ! なあ、あ、あ、あぁん!」 少女の悲鳴を心地よい音楽として聴きながら容赦なく前後に肉棒を動かし、最奥から入口までを何度も出し入れする。 分身とはいえ天然サドな性格は全く変わっていなかった。 『あ、そうだ』 思いついたように声を出し、サディスティックな笑みを浮かべ腰の動きを中断する。 『ほらラムリア、僕とはいえ何人にもエッチしてるところ見られちゃってるけど、どう思う?』 「ひ……や、やだああ! み、見ないで……あ、にゃああああああ!?」 『あ、う……その割には、締め付けが良くなった、みたいだけど?』 青リボンアルスの言うとおり、Sッ気の混じった声が脳に響くたびに、愛しいアルス達に 見られていると脳裏に浮かぶ。それだけで更なる快楽が少女を溶かした。 「ふにゃぁ……は、あああ! う、あ! ひぃん!」 『ん、凄……ラムリアのここ、初めての時と変らないくらいきつーく締め付けてくるね」 「は、ううぅぅん!」 少年の言葉に少女は身をくねらせ、羞恥と快感に悶える。 一方残された三人のアルス達は―― 『……楽しそうだね』 『……置いてけぼりだね僕たち』 「皆僕だけど、なんだか寝取られた気分……」 青リボンアルスとラムリアの交わりを見せつけられて沈んでいた。赤いリボン(本物)のアルスに至っては 膝を抱えていた。 『そろそろ僕たちも混ざろうか』 『賛成』 「あ、じゃあ、あれしたいな」 本物のアルスが落ち込みからあっさり復活し、笑顔で提案する。 『あ、それ僕が良い』 『えー、僕もやりたいよ』 「ちょっと待って、本物の僕に譲ろうという気持ちは」 『あるわけ』 『ないじゃん』 「むぐぐ……じゃあ、ジャンケンで」 数十秒後、黄色いリボンのアルスが喜びの声を上げ、その他二人のアルスはがっくり肩を落とした。 特に本物のアルスは、先程以上に落ち込んでいた。そんな本物のアルスを無視して、黄色リボンのアルスは 意気揚々と交わっている二人に服を脱ぎながら近づいていった。 「ふゃあ! んうぅっ! はああ」 『ふ、う……ラムリアの膣内とっても気持ちい……何?』 『盛り上がってるところ悪いけど……僕たちも混ぜて♪』 近づいてくる黄リボンアルスに不満そうな目を向け腰の動きを中断する青リボンアルス。そんな自分自身の鋭い視線に 構うことなく、黄リボンアルスは陰茎を少女の顔の前にさらけ出した。 「ひゃふ!? な、な……」 『舐めてほしいなー』 「え、で、でも今……」 『うーん……こう云った方が良いかな? 舐めろ』 「! は、はぁい……あむ」 命令口調で言われた瞬間、少女はその幼い顔を淫らに輝かせ、うっとりとしながら少年の肉棒を口に含んだ。 ラムリアのM気質をアルスは熟知している。強気で命令された方が興奮するし、踏ん切りもつくようだ。 「んぢゅ、んむ、ちゅぽ、ぷぁ……」 唾液をたっぷりと舌に絡ませ、淫靡な水音を立てながら少年の男根をしゃぶるように舐める。 『むぅ……こっちも動くね』 「んぐううう!? ちゅば、くぅ、んふぅ! んんんんんんん!」 不満気に腰振りを再開する青アルス。口調はぶっきらぼうなものの、いつもの器用な腰つきは変わりなく 口が塞がれているラムリアは少年のモノに奉仕しながらくぐもった嬌声を上げた。 「ちゅ、むぁ、ふむぅぅううう! んぶちゅ」 (んむ……私、アルスさんに気持ち良く……していただいてるのに、ご奉仕している……な、なんか変…… でも、凄く、良いです) 少年が腰を奥に入れる度少女の秘所から粘着質な水音が立ち、少年のモノを舐める唾液の音と混ざり、 淫靡な音楽がラムリアの部屋中で奏でられる。 「ちゅるぅ、ぢゅっ、く、れろぉ、ん、んんんんぅ、ふううぅん! んうぅううぅぅう!?」 「僕たちも」 『忘れないでほしいな』 いつの間にか赤リボン(本物)のアルスと緑のアルスが、少し怒っているような不適な笑みで、少女の両脇に、 四つん這いの姿勢になっていた。四つん這いといっても、それぞれの片手には歳の割には豊かな果実が収まっていた。 追加された快楽は螺旋のように絡まって、ラムリアは更なる快楽の高みへと登りつめ悶絶する。 「ふんんんぅ! む、ん! ちゅっ、むぁ、くううぁうぁぁっ!」 (んぅ、だ、めです、上手く、ご奉仕、ふぅう! できない!) 一所懸命に口内の少年のペニスに舌を這わせようとするが、快感が邪魔をして先ほどよりも上手くいかない。 うっすらと少女の目に涙が浮かぶ。 『ねぇラムリア、腰動かして良い?』 そんな少女の涙を見て、黄リボンアルスは不安そうな顔で言った。自分がイマラチオをしたいというよりは、ラムリアへの 気配りである。少年の気遣いを感じ取り、嬉しく思ったラムリアは、涙を浮かべた目尻を下げる。 「ん、ふぅぅ! お、ふぇは、ひふぁあ! ひま、ふ、んんんんんぅ!」 『うん、じゃあ動かすね』 お願いします。と肉棒を咥えたままの、嬌声が混じった言葉を難なく聞きとった黄リボンアルスは、優しく笑って、 腰を前後に反復させる。少年の幼い笑顔は天使のように可愛らしいが、行為そのものは悪魔のようである。 「うぐ、んごぉ、ふうううううう! ぢゅぷ、じゅっ、むああぁ!」 『おー、ラムリア凄い気持ちよさそう』 「可愛い♪」 『ん、僕もうそろそろ、限界……』 現時点で軽く絶頂し続けている状態のラムリアは、フェラチオに気を配らなくてよくなった分、 意識が快感に集中する。その結果、先程よりも増大した快楽に歓喜の声と悲鳴を上げた。口内を少年の 肉棒でかき混ぜられているという事実も少女には甘い蜜のように感じられた。膣肉が膣内の少年のモノを射精を促すように 蠢いて、しぼりとるように収縮する。 一方、初めに挿入をした青アルスはそろそろ射精感が抑えきれなくなっていた。同時にさらに奥深く、少女の子宮口を 激しく突き攻める。 「じゅぽ……ぎっ!? ぐうぅぅううぅ!!」 堪らずラムリアも限界が近付く、いや、限界の更に先へと到達しようとしていた。 『はぁ、んぅ……だ、すよ!』 「ん! く! ……んんんんんんぅぅぅぅっ!!」 青リボンアルスはがっしりと少女の腰を掴み、止めとばかりに、強烈な一突きを少女の子宮口へと叩きつけ、熱く濃い精液を 少女の膣内にためらいなく放つ。己の中に放たれた大量の濃い精液に、ラムリアも絶頂を迎える。視界が真っ白に染まり、 溢れ出る幸福感が少女の思考を支配した。 『ふぅ、ラムリアの口、とっても気持ち良い……僕も出すね』 ぐちゅぐちゅと、少女の口内を満喫していた黄リボンアルスも、快楽に呆然としているラムリアの 口内に膣内に放たれた精液と変わらず解き放つ。数秒の射精を出し終え、ずるりと少女の口から肉棒を引き抜く。 「ん、ごぅえ! ぷはぁ……む、う……こく」 惚けていたところに突如放たれた精液に、意識を取り戻し、驚きながらもうっとりした顔で、口から溢れでなかった 精液を音を立てて飲み込む。そして、口の端から唾液のように溢れた精液を手で拭った。 「んちゅ、ん……こんなにいっぱい……ちゅ、ふぁ」 ぺろぺろと、小さく可愛らしい舌で、手についた精液を舐める。幼くも淫靡なその姿を見て、アルス達は 己の情欲を抑えられそうもなかった。 『このままもう一回……』 「駄目!」 『ずるい』 青アルスに一同猛抗議、厳密には一人であるが。 『ちぇー、わかったよ……ん、しょ』 「ふ、ぁあ……抜くなら抜くって言ってください!」 ごぽり、と音を立てながら、イチモツを引き抜く。濃い精液がどろりしたと塊になって、たっぷり溢れ出る。 手に付いたの精液を舐め終えたラムリアは、上半身を上げ、赤い顔で拗ねたように怒る。可愛いなあと惚気ながら アルス(赤)は少女の胸に片手を伸ばした。むにむにと形の良い胸を器用な手つきで揉む。 「ふ、あ、んんぅ……も、もうまたそうやって誤魔化すんですから、きゃん」 「相変わらず柔らかぁい♪ ……ラムリアそろそろブラジャーないときついんじゃない?」 「ん、ふぁ、そうですね……アルスさんのおかげです……あん」 「なんなら僕が作ろうか?」 『サイズは熟知しているし』 『頑張って作るよ!』 「ふぅ、嬉しいですけど、ひゃ、お断り、んぁ……しますわ、お母様に……くぅ、説明できない、 あん……じゃないですか……んあぁ!」 いつの間にか胸への愛撫に緑リボンのアルスも混ざってきた。二人がかりの愛撫にも快楽を感じながらもしっかりと 受け答えをしている。何だかんだ少女も少年とのセックスになれてきているようだ。無論二人のアルスが 本気の愛撫をしていない事も含めての話であるのだが。 『そっかぁ』 『残念』 『それよりもさ』 「続きしても大丈夫?」 無邪気でそれでいて熱の籠った四人で一人のアルスの声。 「……はい、いっぱい愛してくださいね」 少年の熱い声に応えるのように、少女も幼い顔へ妖艶な笑顔をを浮かべた。 ――――――――――――――――― ――――――――― ――――― 「ふひぇ、んぁああ! くぅ!」 敷物の上へ座っている緑のリボンを付けたアルスに、ぬいぐるみのように抱きかかえられたラムリアは、秘所に少年のイチモツを挿入され、 ぐちゅぐちゅと生々しい水音を立てながら上下に出し入れされていた。喜んでいるのか、苦しんでいるのか、曖昧な表情のまま嬌声を上げる。 そんな少女を愛おしげに見つめて、再び行われたジャンケン勝負を勝ち抜いた青リボンのアルスが落ち込み黄色いリボンのアルスに慰められている 赤リボンアルス(本物)を尻目に、自分の分身に犯されている少女の目の前へ移動した。 『ラムリア、口開けて』 「あぁ! ひゃふ、ん! ひゃ、ひゃいぃぃ……むぐぅ!?」 喘い声が漏れつつ開かれたラムリアの小さいの口に、青リボンのアルスが肉棒を突っ込んだ。 「んぅ、うぁ! ちゅぷ、ちゅぱ、ふううぅぅ……! ぅあ!」 初めこそ驚いたラムリアだったが、腰を動かさずにこにこと笑うアルス(青)の顔を上目遣いで見て、 もごもごと口のなかで舌を動かし始める。勿論緑のリボンを付けたアルスも腰を動かすことを止めない。 「ぐぅぅ! んちゅ、むぁ、んぶぅ! れろ、っぁ! ……あむぅ」 くぐもった嬌声を上げつつも、一心不乱に愛しい少年へと奉仕を続けるのは流石である。 苦しげに歪んでいた表情も徐々にうっとりとしたものに変化していった。 「……僕たちも」 『いこっかー』 何だかんだで楽しげなラムリアと分身たちを羨ましそうに眺めていた残りのアルス達が、 若干血走った目で近付いていく。 「くぁ! むちゃ、ぁあ、んれぇ、はぷ! んごぉっ! んぁ……?」 「ラムリアお願い」 『握って~♪』 ラムリアから見て右側に赤リボンのアルスが、左側に黄色いリボンのアルスが己の分身を差し出した。 横目でそれを確認したラムリアは、犯されつつも目尻を下げ、アルス二人の肉棒を白魚のような手で愛おしげに 包み込んだ。すべすべとした少女の手の感覚に微笑んだアルス二人は、どこからか取り出したローションを垂らす。 「ふっ! んうぅ!……れろぉ、むちゅ!」 「んぅ、気持ち良い」 子宮を下方向から突かれつつ、少年のモノを舐めながらも、両手で少年達のモノをぬちゃぬちゃと淫音を立てて扱く。 だが流石に限界が近いのだろう、巧みな舌使いと手の動きも拙くないものに変わっていく。 『ん……そろそろ僕も限界、かも……強く……するね!』 「むぁ!? ふぐぅ!! くぎぃ!」 一方で緑のリボンを付けていたアルスも限界が近い、行為の初めから挿入していたのだから一番早い。緑リボンのアルスは ラストスパートとばかり、突き入れを強くする。急激に強くなった刺激にたまらずお互い一気に絶頂まで登りつめた。 「くぅっ! 出すよ、中にっ!」 「んぅ! ぐむぁ! んぅうううううぅぅっっ!!」 口にイチモツを含めたままくぐもった声で喜びの嬌声を高く上げた。重力に逆らって、己の膣内に侵入してくる少年の 精液の感覚を恍惚とした表情で、ビクビクと震えながら受け止める。 『あのー』 「ラムリア?」 『大丈夫?』 絶頂から一分近くもの時間、快楽の余韻に震え続けるラムリア。流石に不安に思ったのかアルス達は声をかけた。 少年の声を聞いてラムリアは―― 「うわ、ちょ!?」 『ラムリア!?』 「んぶっ! ちゅぷ! むあぁ」 一心不乱になってアルス達の肉棒に奉仕を始めた。先程よりも激しい責めに思わず少年達も声を上げる。 「ちゅぱ、れろぉ、んちゅ、くちゅ」 (アルスさんアルスさんアルスさんアルスさん……すっごく気持ち良いことしてもらったお返しにアルスさんに…… ううん、ご主人様にもたっぷり気持ち良くなってもらわなきゃ申し訳ありません) 漫画だったら少女の目にハートまで浮かんでいることだろう、どうやら普段とは異なるシチュエーションに妙なスイッチが 入ってしまったようだ。彼女のなかではアルスが望んでいようといまいが関係なく、アルスはご主人様になってしまったらしい。 奉仕精神が堪らなく高まり、愛おしげに、激しく少年達にただ気持ち良くなってもらいたいと懸命に奉仕を行う。 『ん、んぅ……出、る』 少女の口に肉棒を挿入した青リボンのアルスが、赤く茫洋とした顔で呟き、数秒後、熱く濃い精液を少女の口内に爆発させた。 「んぶ!? ぷぁ!」 どくどくと口の中が熱い液体に満たされて、ラムリアは悲鳴と喜びが混じった声を上げる。喉を何度も鳴らして少年の精液を夢中になって飲み込み、 口のなかから肉棒をずるりと引き抜かれ、口から零れる精液を舌なめずりをするように舐めとった。 「ふぅ……ふふ……やっと口が自由になりましたわ」 熱の籠った微笑み。両手は少年達の竿を更に激しく扱いている。にちゅにちゅとローションで濡れた肉棒と忙しなく動く 少女の手から粘着質で淫靡な水音を立てる。責められているアルス達も苦しいような、嬉しいような複雑な表情を浮かべている。 『おー、なんか凄いね~』 少女を抱えたままにこやかに、緑リボンのアルスが人ごとのように言う。 「あぅ……僕もう」 『出る……顔に、出すね!』 そして少年達は本体と分身であることを証明するかのように、殆んど同時に果てた。濃く大量の精液が、音すら出そうな勢いで 左右から少女に襲いかかる。赤いリボンのアルスの精液は少女の真珠のような白い体(今は赤く火照っているが)に、黄色いリボンの アルスの精液はたっぷりとラムリアの顔を濡らした。その身で少年の精液を受ける少女はうっとりと、至上の幸福を味わっている。 「はぁ~、気持ち良かった! ありがとうラムリア!」 「ご主人様の精液……熱くって、濃くて、いっぱい……ふへぇ~」 すっきりとした笑顔を浮かべて、赤リボンのアルスはしゃがみ込み、いつの間にか用意したタオルで、少女の顔と身体を拭おうとする。 しかし、ラムリアは糸が切れたかのように、赤リボンのアルスに上半身を預けた。 「流石に疲れましたわ……」 「うーん、僕はまだまだ物足りないけど……そろそろルーンが限界」 言い終わるないなや、ぽふんと間抜けな音が立ち、分身三人が消滅した。 「きゃ!?」 「よっと」 緑色のリボンをしたアルスに抱きかかえられていたラムリアは、瞬間宙に浮くが、予想していたアルスに持ち抱えられて安定した。 「び、びっくりしました……もう、分かっていたなら言ってください!」 「あはは、ごめんごめん」 「むー、反省してない……それにしても消えてしまって大丈夫なのですか?」 周りを見回し、不安そうな声で言った。少女の目には床に落ちた三つのリボンが映っている。顔にかけられた精液も 膣内に出された精液の感覚も突然消えてしまった。なんとなく寂しい気分である。 「心配しなくても大丈夫、さっきも話したけど皆僕自身に変わりはないから」 「そうですか」 安心したように息を吐く。そして、思い出したように顔を上げた。 「それにしても凄い魔法でしたね、色々な意味で」 「うん、でもかなりルーンを使うから今の僕じゃ普段から使うのは難しいね」 「普段から使われたら私の身がもちませんわ…………でもたまになら……」 「仕事に使えると思ってたんだけど……」 「ふぇ!?」 ラムリアの顔が真っ赤に染まる。アルスの目が細まり、無言で少女を見つめた。 「そ、それにしても、便利な魔法には違いありませんね! 私も使ってみたいですわ!」 「……そうだね、でもアースマイトじゃないと使えないよ」 誤魔化すように大声で話を切り替えた。そんな少女の心中を見透かしながらも、少年は笑いながら応える。 「それでも試してみたいですわ」 「うーんそれじゃあ呪文を教えるからやってみて、殺気見てたから知っていると思うけど魔法名は『ドッペルゲンガー』だよ」 「分かりました」 楽しげな表情で、少年から渡された魔本を開く。因みに姿勢はアルスにしなだれかかったままである。 少年が呪文を教えると、すぐにぶつぶつと可愛らしい小声が少年の耳をくすぐった。数秒後、呪文が唱え終わり、 魔法名を宣言する。 「――ドッペルゲンガー!」 「…………」 「………… 静寂が部屋を包む。少年が唱えた時のように光も音もない。 「……やっぱりアースマイトではない私には使えませんね」 「どんまい」 寂しそうな笑顔で魔本を閉じる。その表情に共感したアルスは少女の頭を優しく撫でた。 「んぅ」 心地良い少年の手の感覚に目を閉じる。ほんわかした空気が部屋を包む。お互い全裸であるが。 暫くした後、やがて少女は立ちあがった。 『取り敢えず部屋を片付けましょうか、匂いもとらないと……』 立ちあがったラムリアは、頭を撫でているアルスと撫でられているラムリアに元気良く言った。 「はーい片付けたらお風呂行かないとね」 「今日は屋敷のお風呂は焚かない日なので銭湯に行かなければいけませんね」 『アルスさんの精液、濃くて量も多いから匂いも強いんですよね……」 「あはは……面目ない」 他愛もない話をしながら、ラムリアとラムリアは服を着ようと脱ぎ捨てられた下着に手を伸ばし―― 「ありゃ」 「ん?」 『ふえ?』 時間が止まる。 「『ふ、増えていますわーーーーーーー!!?』」 にこにこと笑う少年を横に、少女二人の叫びが高く響いた。
https://w.atwiki.jp/pokemoncardgame/pages/344.html
ジャノビー ◆カード情報 基本情報 HP:80 タイプ:草 弱点:炎×2 抵抗力:水-20 逃げる:1 1進化ポケモン 《ツタージャ (BW1)》 / 《ツタージャ (HS)》 → 《ジャノビー (BW1)》 / 《ジャノビー (HS)》 → 《ジャローダ (BW1)》 / 《ジャローダ (HS)》 ワザ 無 まきつく 20 コインを1回投げオモテなら、相手のバトルポケモンをマヒにする。 草無 たいあたり 30 ポケモンデータ No.496 / くさへびポケモン 高さ:0.8 m / 重さ:16.0 kg 生い茂った 草木の 陰を 潜り抜けて 攻撃を 避ける。 巧みな ムチさばきで 反撃。 ◆考察 1エネから相手をマヒにできるワザが使える為、他の同名カードより扱い易い。 ◆関連項目 関連カード 収録パック はじめてセット はじめてセット forガール はじめてセットDX はじめてセットDX forガール ◆Q A Q: A:
https://w.atwiki.jp/ebmr/pages/91.html
作・vipkKBZ7zA氏 トリップ ◆vipkKBZ7zA 夜。月光がアルヴァーナの街を淡く照らし、星の光が優しく降り注ぐ。 今の時間帯と景色と共にまさしく夜である。誰が何と言おうと夜である。もしかしたら昼だと言い張る者がいるかもしれないが とにかく夜である。 大人たちはまだ起きていて宿屋兼酒場で談笑、もしくは馬鹿騒ぎでもしているのだろう。 もしくは家で子どもが寝静まる時を見計らい、そっとその愛らしい寝顔確認しているのかもしれない。 子どもの愛くるしさに微笑みを浮かべつつ、そっと伴侶に小声で伝え服を脱ぎだし夜のお勤めを開始する夫婦もいるだろう。 とにかく今は夜であり大人の時間であった。良い子は寝なくてはいけない時間だ。悪い子も眠くなってきて布団に潜りこんでいる筈だ。 もちろんお嬢様であるラムリアも ――― 「あぁ! ひぁああ……ぐぅ……うぅん! ――― んあぁあ!?」 「ん……しょ、どう? 気持ち……いいかな?」 布団の上に体を預けてはいたが、彼女の上に乗っかっているものは高級な掛け布団などではなく、幼いアースマイトの少年 ――― アルスであった。 幼い子供の内に性交を覚えると癖になってしまうと云うが、彼らを見ているとそれも間違いではないと頷ける。 年相応と言うには少々大きめな少年のモノが少女の体の奥に突きつけ入れられるその都度大きな嬌声が部屋に響いた。 「あ、あ、んぁ……ふぁい……気持ひ…いい、れ! すぅ!」 「ん! ちょっと……ラムリアってば締め付けすぎ……」 アルスとしてはそれ程強く押し入れているつもりはないのだが、先端が子宮に触れる度ビクン、と少々過剰気味にラムリアの体がベッドを跳ねる。 よほど彼女は感じやすい体質なのだろうか、それとも相性がいいのか、恐らくは両方だろう。 ラムリア自身も快楽を人一倍感じやすい体なのだろうが、それは他者に与えるという点においても人一倍だった。 ギュウギュウ、と強い力で少年のソレを圧迫する。さらにただ締め付けがキツイというだけではなく絡みついてくるような感触を与える。 そして腰を引くたびに、媚肉がめくれる感触が離れようとしない。 それがまたアルスにとって堪らなく気持ちが良いのだ。下品な話だが、言ってしまえば名器であった。 「ぁん、はぁ……そん、なこと……ふぁ! 言っても、おぉん!」 懸命に弁解しようとするも、そんなことは関係ないとばかりに激しいピストンが続くためどうしても途切れ途切れになってしまう。 息も荒く白い肌を真っ赤に染めながら涙を浮かべるラムリアを見てアルスの欲望はさらに増す。 可愛い可愛い可愛いと頭の中は彼女に対する愛情で埋め尽くされ、童顔をゆっくりと下げ唇を重ねた。 「ん、ちゅ……ふぅ……んんぅ! ふぁ……んぁ!」 舌は入れないが、強い力で唇を互いに合わせあう、彼女自身もキスが好きなのだろう、積極的にアルスとの口づけを行う。 「ちゅ、ぅん……んちゅ ――― ふふ、ラムリア可愛い」 少しだけ唇を離し、顔を赤くしながら優しく微笑みつつ、嘘いつわりのない言葉で呟いた。本人の自覚は薄いが 中性的な顔立ちなだけにとても可愛らしい笑顔である。とは云ったものの下半身は相変わらず凶暴に動いているが。 「ふ、あぁぁ! そんな! こ…と、あぁん! 言わな、んぅ……で、くださいよぉ」 「う、うわちょっ!」 愛情たっぷりの自分への言葉と共に可愛らしい笑顔を向けられたせいか、さらに彼女は興奮する。 そのせいか唯でさえきつい締め付けがより強力となる。 (うぅ、 まずい……でちゃいそう…) 凄まじい快感が襲いかかる。なんとか耐え切ったが、アルスの頭の中では危険信号が鳴り響いていた。 下半身から全身へとじわじわと広がる快楽。油断しているとすぐにも射精してしまいそうだ。 (はぁ、気持ちい……じゃなくてまずいなぁ) 子どもらしからぬ精神力でなんとか耐えているのだが、それでもきつい。別に彼自身が先に果てても何ら問題は無いのだが、 一緒にイキたいという気持ちが強い。それは無理でも先にイキたくはない、簡単に云えば男としてのプライドであった。 ガキの癖に一丁前である。 (ん~! ……どうしよう あ、そうだ) 良いアイデアが閃いた。と同時にそれを実行すべく、するりと両手をラムリアの胸に伸ばした。 ふにふにと極上のマシュマロのような感覚が手のひらに吸いつき心地よい。 「あぁああ!? ……む、胸はだめ、ってぇ……い! ったのにぃ!」 一方ラムリアは弱いところを責められ、柔らかい感触にのほほんと和むアルスとは対照的に強い快感に翻弄されてしまう。 結局アルスは、先にイキたくないのなら徹底的に快感を与えて、先に絶頂に導いてしまえと、少々強引な方法に頼った。 「はぁ……でもこうした方が気持ちいいでしょ? はむっ」 「ひゃあぁ!?」 快感交じりの声を上げながらの抗議に、知ったことではないとばかりに乳首を口に含んだ。 アルス自身の限界も来ているため焦っているのか、音が立つ程の強さで吸う。いやらしい水音が下半身のピストンと共に響きあう。 アルスが彼女に快楽を与えるために胸吸う光景は、幼子同士であるためか、かえって卑猥であった。 「ぁああぁあ! き、もひよふぎぃ! らめなの、こわれひゃ、ぁあああぁ!」 (作戦成功! だけど余計にきつく……だめだ、僕ももう限界……) ラムリアを限界に導いたのは良いが、自分にもダメージが大きい両刃の剣だったようだ。結局二人同時に絶頂へと向かうこととなった。 それをお互いに望んでいたため特に問題はない。 「いっひゃふ! い……ひゃあああぁぁあああああああ!」 「んっ……! 出す……よ!」 どっくぅう、と実際に音が出たわけではないがそれを連想させる程の大量の精液がラムリアの膣内に放たれる。 「は……ああああ、これぇ、ひゅきぃ♪ あ、ぁあああぁああ♪」 体の中に精液が流れ込む感覚にさらに興奮したためか、ラムリア再びオーガズムを味わうことになった。 とは言え先程のように急に弱点を突かれたわけではないため余裕があるのか、顔はにへら、と唾液を垂らしながら笑みを浮かべている。 壊れているとも取れなくはないが。 「ふぅ……汚れちゃったね」 そんな彼女の様子を見て、可愛いなぁ、とまたも心の中で呟きながらアルスは微笑みつつ言った。 「はぁ、はぁ……そう、でふね」 未だに続く快感に浸りつつアルスの言葉に返す。まだまともに喋れそうにないようだ。 「お風呂、入ろっか」 無邪気な声で言葉を放ったアルスの笑顔は、異性どころか万人が魅了されてしまいそうなほど素敵であった。 その笑みぽ~っ、と見とれつつ 「ふぁい……」 彼女は素直に頷いた。 ――――――――――――――― ヴィヴィアージュ邸のお風呂場。一般的なアルヴァーナの市民、と云うよりは大多数のノーラッド王国の国民は各々の家庭に浴室は無く、 基本的には銭湯などの公衆浴場で湯あみを行う。恐らくはそれがノーラッドの文化なのだろう、決して容量云々の為に削られている訳ではないのである。 それに細かい言いだしたら大体のゲームにお風呂場がないことが当てはまってしまう。取り敢えずはお金持ちの家に浴室がないというのも妙な話なので、 違和感は少ないと思われる。 メタな話はさて置いて、二人は(ゲームにはない)邸の浴槽に一緒になって浸かっていた。町の銭湯ほどは浴槽も大きくは無いが、 それでも中々の広さを誇り、使われている材質も高級なものが多い。お子ちゃま二人だけが使うにはもったいない。 ちなみに二人とも全裸で入ってはいるが、白い草とトイハーブをベースに使った入浴剤が湯を乳白色に変えているため お互いの体は見えていないため健全である。多分、きっと。 「アルスさんは嘘吐きです……」 先程絶頂を迎えたときからある程度時間がたっているため、痴呆状態からは抜け出すことができたようだ。 ラムリアは、頬をぷぅっ、と可愛らしく膨らませて、これまた可愛らしい声で文句を口にする。 「あははは、つい夢中になって ――― ごめんね」 そんな彼女に対してアルスは弱弱しい声で弁解をした。後ろめたい気持ちが多少はあるのか口は笑っているものの、眼は伏せていた。 「謝っても駄目です。いつも前もって駄目だって言ったところばっかり意地悪するんですから」 言葉自体は厳しいが、言っている本人はどことなく楽しそうである。本気で怒っている訳ではなく、 フリをしているだけのようだ。しかしアルスは本気で怒っていると思っているのか、オロオロとしている。 「うぅ……どうすれば許してくれるの?」 「うーん、そうですねぇ……」 落ち込んでいるアルスさんも良いなぁ、と心の中で呟きながら顎に手を添えて考える。これもフリであるが。 「じゃあこれから話す質問に全部答えてください。嘘偽りなく」 ずずい、と顔を近づけ、笑みを浮かべて、ウィンクをしながら言った。アルスから見ると浴室の明りからちょうど逆光になっていて、 その笑顔がちょっと怖い。アルスは身を引きつつウィンクにちょっぴりときめいた。お互いメロメロすぎである。 「返事は?」 「は、はい……」 そんな彼の心境を知ってか知らずかニコニコと笑って返答を促す。怒った演技などとうに忘却の彼方だ。 ただその笑顔がちょっと黒く見えるのは、恐らく自分の錯覚だろうとアルスは己に言い聞かせる。 「それでは……私の好きなところを教えてくださいな」 と、打って変って顔を赤らめ、もじもじとしながら古臭い少女漫画のヒロインのように乙女の香りを漂わせながら問いかける。 どんな質問を聞かれるのだろうかと内心怯えていたアルスは、一瞬きょとんとしたが、すぐに心からの笑顔を浮かべ 「全部だよー」 語尾を伸ばしながら嘘偽りのない言葉を口にした。 恥じらいもせずに答えたアルスに対してラムリアは頬をさらに赤くした顔を見せることとなった。 「むぅ、そんな曖昧な……」 具体的な表現が聞きたかったのだろう。ちょっぴり不機嫌な声色で不満を訴えた。 ただし口元の緩みを止めることができていない。 「だって、本当に全部好きとしか……」 口にしていて漸く恥ずかしさに気付いたのだろうか、ぶつぶつと呟きが小さくなると共にアルスの顔も赤みが増してゆく。 「そ、それじゃあ次の質問です ――― 浮気は、してませんよね?」 先程の乙女オーラとは打って変わり、瞬間、魔王を思わせる暗黒のオーラを体から噴き出させ、 普段の高い声が嘘のように低ーい声で問い発した。そんな彼女の豹変ぶりにアルスはお風呂に入っている 筈なのにパドバ山脈を全裸で彷徨っている程の寒気を覚えた。 「そ、そそそそそそそんなワケナイジャナイデスカ」 顔を真っ青にして普段は彼女に対して使わない敬語を片言で話す。 「本当……ですか?」 そんなアルスの様子を怪しく思ったのか、自分が怯えさせているとは毛ほども思わず、笑いながら 追及する。ただ目から絶対零度の冷気を発していた。 「本当だってば~、なんでそんなこと聞くのさ」 体の半分をお湯に浸かっているとは思えない速度で身を引き、ラムリアとの間に距離を空ける。 冷汗を大量に噴き出させ内心涙を流しながら嵐が治まることを祈っていた。 「だってアルスさんって女の子に凄い人気があるんですもの……」 黒いオーラを少し抑えて、拗ねたように答える。アルスはその声の中に不安の色を感じ、恐怖心を抑えながら ゆっくりとラムリアに近づいていった。 「そんなことないって、僕そんなにモテないし……」 そう言いながらラムリアの手をとり両手で包みこんだ。突然とも云えるその行動にラムリアは目を見開く。 さらに ―――― 「こんなに可愛くて素敵な女の子が僕のことを好きでいてくれるんだから……他の女の子に目がいく暇なんて全然無いよ」 臭いと呼べるレベルの気障な言葉を聞かされ呆然とする。数秒後、ぼっ、と音が出るほどに顔を真っ赤に燃やした。 (あっつ!) 本人は全く自覚なしに吐いた台詞だが、乙女思考の彼女にとっては効果抜群だったらしい。 触れている両手から熱いと言える温度が伝わって来た。 ちなみにモテないと言ったが、本人が気付かないだけであってアルス慕う女の子はかなり多い。 顔は父親に似ており、中性的だが美系と云える。おまけに武器の扱いも非凡の才がある。いや、非凡どころか軍隊でも敵わないであろう 伝説の神竜にして破壊の化身である火のネイティブドラゴン「フレクザィード」を剣一振りで倒したのだ。いくら父親の助力があったとしても 十歳にも満たない少年の行いとは到底思えない。最早神話の領域に達している。さらにおまけに様々な料理を作れる。さらにさらにおまけに 高級な素材を危険なダンジョンから採取し、宝石をバンバン使ってあるアクセサリーを山ほど造り、伝説級の武具を作り上げ、 魔法の薬をも調合可能。さらにさらにさらにおまけに上げた技術を使いこなし少年ながらアルヴァーナで一番金を稼いでいる。 ここまで来ると人間かどうかすら疑わしいレベルだ。ルーンファクトリーの歴代の主役たちにも同じことを言える。彼らはもう人間とは違う 別の生き物なのかもしれない。スーパーアースマイト人 ――― スーパーマイト人。忘れてもらえると僥倖である。 当然こんな超々優良物件の少年がモテない筈がなく、アプローチを掛けられまくりだったのだが、 それに全く気が付かないのは鈍感としか言いようがない。ラムリア一筋だったと云うことも鈍さに拍車を掛けたのだろうが。 それはさて置き、ラムリアは変らずに顔を赤く染めながら口を開いた。 「う~……じゃあ私が好きだっていうことを証明してください」 恥ずかしさと嬉しさが同居した笑みを浮かべ、可愛らしく答える。乙女乙女な雰囲気に呑まれたのか、アルス顔にも若干紅が差す 「な、何をすれば良いの?」 ためらいがちに聞く。心臓の鼓動が速くなっていることは気のせいではないのだろう。 アルスの内面に気が付いているのかいないのかは分からないが、赤くなった童顔に顔を寄せ、 「キス、してください」 目を潤ませながら言った。うっとりとした顔で要求されたアルスは、今度こそ顔を真っ赤にする。 「それはちょっと……恥ずかしい」 「なんでですか!?」 彼女の予想では、ロマンチックな空気の中躊躇いもなく口づけを実行するアルスとされる自分がいたのだが、 まさかこんなにも初々しい反応をされるとは夢にも思っていない。 「だってぇ……雰囲気と云うかムードがさ」 もじもじと俯きながら言う。要するに少女漫画のような空気が合わないというか弱いということらしい。 自分が押せ押せの時は、接吻どころか押し倒すことにも全く躊躇も恥じらいもないのだが、相手から求められるのが弱いとは。 サディスティックな人は打たれ弱いガラスの剣と云う話があるが、その良い例なのかもしれない。へたれとも云える。 (アルスさん……凄く、可愛いです!) 一方ラムリアはそんな恋人のヘタレもとい弱気な姿勢に魅力を見出したようだ。微笑みがにやけ顔に変わり、 若干鼻息が荒くなる。とはいえ実際にもじもじと顔を赤く染めたアルスは確かに可愛らしい、その手の趣味を 持つ人ならば鼻血を垂らしたとしても不思議ではない。 兎にも角にも一瞬危ない雰囲気になったラムリアはなんとか気を取り直した。そのままにやけ顔をにやにやとした 笑みに変える。アルスにとってはどちらも不気味である。 「でも、キスをしてくれなきゃ許してあげませんよ」 「うぅっ……」 弱みを握られ言葉に詰まる。そのまま数秒は俯いていたのだが、やがて覚悟を決めたのか、きっ、と顔を上げた。 「じゃ、じゃあキス、するよ」 「はい……」 お互いに赤く染まった顔がゆっくりと近づいていった。 「ん……」 声を漏らしたのはどちらだったのだろうか、影が重なる。一秒、そして二秒も立たずに一つになった影が離れた。 「………………………」 お互いに声は出さない、ラムリアは両手を頬に当て、うっとりと余韻に浸り、アルスは顔の半分を湯の中に沈め ぶくぶくと泡を立てる。よほど恥ずかしかったのか、元から赤い髪がさらに赤く染まっているように見える。 「体……洗うね」 居た堪れなくなったのかアルスは浴槽から身を出す。ざばぁっ、と水音がいつもより妙に響いた。 ――――――――――――――― 「~~~~~♪ ~~♪」 メロディは適当に、機嫌よく鼻歌まじりで体を泡だらけにしてスポンジで擦る。 体を洗っているうちに落ち着いたのか、アルスの体から紅色が薄らいでいた。先程も事後と云うことなので、 洗ってはいたのだが、ようは気分の問題だ。機嫌良く泡を増量している少年の顔からはすっかり羞恥心が消えていた。 「あわあわ~♪ ラムリアも体洗う?」 必要以上に泡を増やしながらラムリアに声を掛ける。普段やっていることや性格は子どもらしくないのだが(ついでに声も) こういうときは見た目相応の少年である。 「いえ、私はもう少し湯に浸かっています……」 未だ甘い空気に浸っていた余韻が消えていないのか、若干ぼんやりした声で答える。 そっか~、と笑いながら体を洗う作業を再開したアルスを見つめる。髪を洗いだしたアルスは目を瞑っている為 見つめられていることには気付かない。これが暗闇の中にいるモンスターや他人だったら視線を察することが できたのかもしれないがラムリアの前では油断しきっているためか、気付く様子は全くない。 ラムリアの瞳には無防備にさらされた愛しい少年のあられもない姿が映ってた。 筋肉が付きにくい体質なのか、普段から鍛えられているにも関わらず、ほっそりとしている。 だが弱弱しいと云うわけではなく健康的な体つきをしており、下手に筋肉が付くよりは余程動きやすいだろう。 顔を見る。友達のリーン程ではないが中性的な顔立ちは可愛らしく、また同年代よりも幼く見える。 将来は父親のカイルに似て美青年になるだろう。子どものラムリアにそんなことは考えつかないが。 ふと彼の双子の兄妹であり、自分の親友とも云える少女。アリアを思い浮かべた。二卵生の双子であるが、そっくりである。 髪型と服装を交換してみたら誰も気づかないのではないかと考え、笑みが口元に浮かんだ。本人達の前で言ったら 怒られそうなので言わないが、いや、案外本気で頼んだらこのお人好しな少年のことだ、渋々ながら引き受けてくれるかもしれない。 そう考えたのは一瞬で、すぐに笑みが淫靡なものへと変化する。現在見つめている部分は下半身の一部分。 流石にタオルで隠されているが、ラムリアの頭の中では男の象徴が再現されていることだろう。 自分を清純な少女から女へと変え、何度も何度も天国へ昇らせたアレ。ごくり、と喉が音を立てた。 「ねぇ……アルスさん」 「? なんだい?」 ちょうど全身を洗い流したときに声を掛ける。どことなく声に色があることを感じ取ったのか、 アルスは少し顔を曇らせた。 「―――、―――――、――――――――。」 淫猥なそして少し恥じらいを混ぜた声が、ぼそぼそと小さい音量で話した。 直後。アルスの顔が呆然とし、 「いいよ! ありがとう」 驚きと、そして少し照れを交えながら笑った。 ――――――――――――――― 「はぷ……んちゅ、じゅる……はぁ、はぁ」 両手で浴槽の縁をしっかりと握り、それを支えにしながら顔を前後に動かす。 口に愛しい少年の分身とも呼べるモノを咥えながら、音が出るように口内の唾液が泡立つように 絡ませる。興奮している為かあまり息が続かないようだ。時折口を離して息を整え、また咥える。 「あ……はぁ、気持ちいいですか? ん…」 「うん、とっても……ね」 ぼんやりとしながら答えるアルスの顔は、快感に酔いつつも愛おしげに、奉仕を続ける少女に 向けて微笑んでいた。 「それにしても……ん! ラムリアが自分からこういうことしてくれるなんて珍しいね、凄く嬉しいな」 「んぅ、くちゅ……ぷぁ! ふふ、いつも愛してもらっていますから、あむっ」 目に怪しい輝きを灯しながら答え、奉仕を再開する。時々口を離して片手で握り、恐る恐る上下に動かす。 子どもながら芸術品とも呼べる繊細で美しい指先が少年の陰茎を刺激する様子は、この上もなく淫気にみち、 かつある種の美しさがあった。 「はぁ、はぁ……こう、かな? ん……」 目を閉じ小さな舌を伸ばす。そして飴を舐めるかのようにチロチロと舌を動かす。 気のせいかもしれないが本当に美味しい物を舐めているような気がしてきた。 (ん! それにしても上手くなったなぁ……) 初めの頃は奉仕をするにしてもぎこちなかったのだが、今では自分のモノを夢中になって貪っている。 その変化に嬉しいと思う反面、その道に引きずり込んだことに対して罪悪感が湧いてくる。 だが、綺麗なものを汚したことに黒い充足感もある。自身に対する複雑な感情を誤魔化すように ラムリアの頭に手を伸ばし、優しく頭を撫ではじめた。突然頭に手を乗せられ、ラムリアは小さく目を見開いたが、 愛おしく髪を梳く手つきが心地よいのか、直ぐに目を細める。そのまま恍惚とした表情を崩さずに 視線をアルスの顔に向ける。翠玉を思わせる緑の透き通った目に見つめられアルスの心が揺れ動く。 所謂「上目づかい」であるが、まさかここまでクリーンヒットするものだったとは思わなかった。 (か、かわいい……) 惚気もあるが、あまりの可愛さにクラッときてしまった。同時に今まで我慢していた射精感が急激に込み上げてくる。 「う……ラムリア、そろそろ出そう」 その言葉を聞いてか聞かずか、ラムリアの責めも激しくなり、粘着性のある水音が大きくなる。 「ふぅ……ちゅぷ! んじゅ、むぅ!」 もはや奉仕すること自体に快楽を覚えているのか、甘美な嬌声を上げながら、さらに口を動かす。 下半身は湯船に浸かっている為見えないが、彼女の股間は間違いなくお湯とは違う液体で濡れていることだろう。 「出すよ、口の、中に!」 途切れ途切れに言葉を発した直後。ラムリアの口内に白い精液が大量に流れ込んだ。 「む、んぐぅ! ちゃぷ……んふふ」 ぬちゃっ、と粘ついた音を立て、陰茎から口を離す。口からあふれたアルスの精液が口元を汚しているが、 気にする様子は全くない。むしろにこやかである。口の中の精液を味わっているのか、ぷくっと頬を膨らませ もごもごと口を動かす。やっていることはこの上もなく淫猥なのだが、どこか微笑ましい。 「いつも思うけど、それ美味しいの?」 眉を顰めながら聞く。自分が出したものだろうに無責任な言い方である。そんな彼の言葉に頷き、 こくり、と喉を鳴らす。ちなみに飲み込むように調教したのは間違いなくアルスだ。 「ちょっと臭いますけど……私は嫌いじゃないですよ、珍味みたいで」 「あぁ……そ、そうなんだ」 自分の精液を珍味扱いされ若干顔が引きつった。グルメな父と祖父をもつ彼女だから出るセリフなのだろうが、 アルスは複雑な心境である。 「まぁ……アルスさんのだから、ですけど」 聞こえるか聞こえないか分からないほど小さく呟く。顔がまた赤くなる。ふと、自分の口元に精液が残っている 事に気が付き、音を立てながら舐めとった。 「……………………………」 半身は湯船に隠れて見えないが一糸纏わぬ、それも水の滴る愛しい少女が恍惚と淫靡な行為をする。 そのような光景を見てアルスの顔が変化する。無邪気な童顔から獣を思わせる欲望に満ちた顔に。 無意識に息が荒くなってきた。ふと自分の下半身に目を向けた。先程射精したばかりなのに もう元気になっている。取り敢えずタオルで腰を巻き、 「ねぇ、ラムリア」 「? なんですか?」 笑いながら声を掛ける。ただし目は全く笑っていない。 「お礼言ってなかったね、ありがとう」 「いえ、私がしたくて言い出したことですし」 「うん、でもお礼したいんだ。だから……」 腰を落とし湯船に手を突っ込む、突然のことにラムリアはびくっ、と身を震わせた。 そして、なすがままにアルスの腕に持ち上げられてしまった。 「きゃっ!」 外気に肌を晒されその温度の差に、またそれ以上に恥じらいで可愛らしい悲鳴を上げる。とっさに恥部を 両手で隠す。それ以外は隠しようもなかったが。 「体洗ってあげるね」 「え? え?」 お姫様抱っこで運ばれる。ラムリア自身も小柄であり、普段からハンマーや斧を振り回しているアルスにとっては そのままの意味で軽いものである。普段のアルスなら余程頼み込まないとお姫様抱っこなど恥ずかしがって やってくれないのだが、今のアルスはなんの恥じらいもなくそれを行う。戸惑いながらもラムリアはちょっと 嬉しいと思ってしまった。そうこうしている間に風呂椅子に座らされてしまう。 「あうぅ……」 「髪から洗うね」 軽く言い放ちながらいつの間にか泡立てていた洗髪剤を豊かな髪に流し込む。くしゃくしゃと優しく手を動かすと またたく間にラムリアの髪が泡に包まれていった。 「ぅん……アルスさん上手ですね、気持ち良いです……」 「いつもモコモコの毛を洗っているからね」 (モンスターと一緒なの!?) 自信満々に答えるアルスに内心でツッコミを入れるも、気持ちが良いので大声を上げる気にはならなかった。 後ろに立っている為、ラムリアの複雑な表情に気が付かないアルスは、続けて話す。 「ラムリアの髪はとっても綺麗で触り心地が良いね、長い髪って、僕好きだな~」 「そ、そうですか……そう言ってもらえると嬉しいです」 (良かったー、髪長くして正解だった) にやけながら内心でガッツポーズを決める。華奢な外見にしては意外と逞しいのかもしれない。 「まぁラムリアなら短くても可愛いんだろうけどね」 さらっ、と言ったアルスの気障なセリフに今度は顔を真っ赤にして固まる。にやけたり固まったり忙しい少女である。 「あ、そうだ、今度はこの髪を使って気持ち良くしてほしいな~」 一方アルスはアルスでとんでもないことを言う、どこでそんな知識を手に入れたのだろうか。 そんなこんなで髪を洗い終え、ぬるま湯で髪を洗い流す。一気に洗い流さないで少しずつ洗い流す アルスは子どもながらに紳士的であった。別の意味でも紳士だが。 「さて、次は体だね……」 「は、うぅ……」 いよいよ、とラムリアは期待を隠しながら声に出さないで言った。恥ずかしげに肌を染めながらも 抵抗しないのは、やはりOKと云うことなのだろう。なんとなくだがラムリアはアルスが舌なめずりを しているような気がした。普段の大人しいアルスと今のエッチなアルスは一体どっちが本物なのだろう。 そう思ったが、泡立ったスポンジが背中に当たった瞬間どうでも良くなった。どっちのアルスも大好きなのだ。 「ごしごーし♪」 「ぁ……んぅ……」 ごしごしと口にしているが、実際は焦らすように背中をスポンジで撫でていく。 完全に愛撫であった。ラムリアの口から喘ぎ声が漏れだす。 「あぁ……ふぅ、ひ! ぁ……」 「うーん、ラムリアちょっと腰上げて?」 背中一面を一通り撫で終わった後、アルスはラムリアに言った。息を荒くしながら、思考レベルが 落ちているラムリアはあっさりとそれに従った。瞬間。 「ふぁ!? ぁあん! 何を、するんで……んぁ!」 椅子と臀部の間に指を滑り込ませた。そのまま手を回しながら撫でる。というより揉む。 泡まみれの手がぬるぬると滑るように動き回る。 「だって、ここも洗わないと駄目でしょ?」 若干可愛こぶりながら、いけしゃあしゃあと口にする。小憎たらしいことこの上ない。 「ぅん……はぁ、そん、な……あぁあ!?」 小振りなヒップを揉むだけでは飽き足らず、穴にまで指を入れる。泡が潤滑油の代わりをしているが、 グリグリとほじくることには変わりなく、指を動かすたびに嬌声を隠そうともせずに甘く鳴く。 「あ、ゃあああ!!」 執拗に尻穴を責められた結果。短いが軽く絶頂に辿りついてしまった。達した声を聞いて満足したのか、 音を立てるように指を引きぬいた。 「はぁ、はぁ、はぁ……」 「次は前だね、手で、洗って良い?」 言い聞かせるようにゆっくりと間を空けながら話すアルスにラムリアは、恥じらいを顔に出しながらも こくこくと声を出さずに頷いた。それを見てアルスは優しく微笑み、抱きしめるように手を回す。 そして泡を大量に付けた手で、お腹を中心に撫でまわし始めた。 「ん、はぁ、くすぐったい……ですぅ」 無意識に逃れようとしているのか体をくねらせるが、逃れることは、がっしりと掴まれているし、 何より快楽を求めようとする自らの心がそれを許さない。物理的にも精神的にも逃げ道は奪われていた。 そして徐々に手が上へ上へと登っていく、そして遂に胸へと到達してしまった。 「あぁん! ふひゃ! うあぁ……は、ふ!」 彼女の弱いところを愛おしむように両手を動かす。左右非対称に、右手を上にしたら左手を下にし、 左手を上にしたら右手を下に動かす。ちょうど指と指の間に乳首が引っかかるように動かす。 楽器だったらポロロンと音を鳴らすかもしれないが、鳴るのはラムリアの嬌声であった。 「ふぁ、ふぁ……あぁ! ひっ!」 「ふふふー♪ 相変わらず揉み心地が良い……なんか前より大きくなってない?」 揉みながら疑問を口にする。普段から良い物を食べているからなのか、度重なるアルスとの 交わりのせいなのか、ラムリアの胸は中々に発育が良かった。とはいっても子どもの胸なので すっぽりと手に収まるサイズではあるのだが。人によってはその方が興奮するのかもしれない。 「ぅん! そう、ですか! あふぅ……うれし、いぃ!」 「成長期だからねぇ。あ、あと揉むと大きくなるっていうよね」 「ほ、本当ですか! ぁ、あぅ、……くぅん、なら、もっと……揉んで、気持ち良く……」 科学的根拠に乏しい話であるのだが、ファンタジーでは案外本当なのかもしれない。(矛盾した言い方だが) ラムリアも女の子だ。大きい胸には当然憧れがあるのだろう。 「うん! 分かった。言われなくてもそうするけどね」 「きゃうぅ! も、もぅ、エッチなんですから♪ ……あ! それだめぇ」 イチャイチャした空気になりかけた瞬間。乳首を摘み、軽く捻る。電気を流されたような 強い快感がラムリアの体を走った。それだけでは終わらず、片方の胸は少し強い力で揉んだ。 片方の乳首をくりくりと弄びながら片方は揉む。そしてそれを交互に繰り返す。波のように変化する刺激に 堪え切れなくなり、悲鳴に近い嬌声を上げる。 「あうぅぅっ! も、や! イっちゃ、は……あぁああぁ!」 そして、唐突に限界まで到達してしまった。ぐったりと倒れかかるようにアルスの腕の中へもたれ掛かる。 今の時点で何回も絶頂に達しているのだ。体が敏感になっているのも手伝い、弱弱しくなっているのだが、 そんなラムリアへ追い打ちを掛けるように耳元でアルスは囁く。 「またイッっちゃったね、挿入てもないのに……」 「あ、ぁ」 囁きだけで感じてしまうのか、生気のない眼をしながら小さく声を上げる。 「そろそろ……良い?」 「……できればもっと早く言ってほしかったです」 光のない瞳で睨まれ、ばつが悪くアルスは笑った。 ――――――――――――――― 浴室の床に仰向けに寝るアルスの上にラムリアが跨る形で乗っかかる。所謂騎乗位と云う奴である。 両手を床へ乗せ体重を支えているが、勃起した一物には、膣は宛がっており、腰を数センチおろせば そのまま結合するだろう。お互い準備万端で愛撫の必要は当然なかった。 「は、ぁ……当てているだけでも気持ちいいです……それよりもなんでお風呂でセ、セ、セックス する時は私が上になるんですか?」 セックスと云う単語を口にすることが恥ずかしいためか、どもりつつ言う。今さらと云う段階は 過ぎすぎている。そのことにアルスは突っ込まず、ちょっと敏感すぎないか、と 疑問を抱きながら答えた。 「だって床けっこう硬いから、寝っ転がると少し痛いよ」 アルスの言うとおり、浴室とはいえ床はそこそこの硬度を持っている。 ようするに、ラムリアが痛い思いをしないよう彼なりに配慮をしたと云うわけだ。 そのことに気付いたラムリアの顔は、いつもなら真っ赤になっているところである。既に赤くなっている為、 アルスは微笑んだだけに見えた。一瞬見とれたことは決して口には出さない。 (本当にこの人は……エッチな時でも優しいんですから……だめだなぁ、私、どんどん好きな気持ちが 大きくなっちゃう。この人以外は考えられない、なんて漫画の中だけの台詞だと思っていたのに……) さりげない、それこそ些細な思いやりなのだが、ラムリアは感動し、目を閉じ想う。 情事の最中だと云うのに、ラムリアの心の中ではとても純粋な想いが溢れ出していた。それは年月が経ち、 形は変わるのかもしれないが、けして無くなることはないものなのだろう。 「 愛 」と云う言葉で言い表せるものなのだろうか。詩人だったらもっと上手い表現で形にすることができる のかもしれないが、幼い少年少女にはまだ理解できないだろう。幼くなくても理解できる人は少ないのだろうが。 「あの~、ラムリア……さん?」 「はっ! ごめんなさいちょっと遠い世界に行ってしまいました」 目を瞑り、うっとりと夢想するラムリアに、つい敬語で声を掛ける。十秒程間があったのは、 アルスもラムリアから溢れだす空気に呑まれていたからだ。何と云うかもう、ぐだぐだである。 「あはは……まぁ良いけど、それじゃ挿入るよ」 「あ、待ってください」 頭の上に、はてなマークを浮かべる。可愛い男の子が首をかしげる姿は、中々攻撃力が高い。 「今回は私が動きます!」 「な、なんか妙に張り切ってるね、あはは……じゃあお願いするね」 アルスの思いやりを知り、それに応えたいと云う気持ちがあるのだろう。加えて騎乗位という自分が動くには 絶好の体位。ラムリアは張り切って奉仕することを胸に誓った。 「それじゃあ、いきます……く、うぅ……」 ゆっくりと腰を下ろしていく、硬い肉棒の感触が、柔らかいが強力な締め付けが、お互いを快楽へと誘っていく。 「は、あぁ……う、うごき……ま、すぅ!」 挿入と同じようにゆっくりと腰を上げていく、そしてまた下げ、上げる。喘ぐ声と水音が小さく交じる。 「あ、ぁあああ……ふああぁ、声、でちゃ……」 「ラムリア……」 目を細め、優しく、そして心配そうに愛する少女の名前を呼ぶ。 徐々に腰を上げ下げする速度が速まってはいるのだが、やはり自分から快楽を得ることに恐怖を感じるのか、 思い切った行動はできずにいた。 (あぁ、もっと腰動かさなきゃ駄目……アルスさんを喜ばせたいのにぃ……) 心の中で自分を叱咤するも、行動には反映されない。快感があまり強くないためか、思考する余裕ができ、 ネガティブな考えが頭をよぎり始め、自己嫌悪にまで発展しかけたところで 「えいやー」 「っ!! ぎっっ! がぁっ!」 間の抜けた声とは正反対の凄まじい勢いで、アルスの肉棒が突きあげられる。 一瞬で頭の中が快楽に支配され、嬌声ではなく叫び声を上げる。アルスは、 そんなことお構いなしと云わんばかりに更なる突きを繰り出す。しかも連続である。 「やっ! ぐあぁ! だ、め! わ、だしが! うごおぉぉぉ♪」 「らぴっどすぱいくー」 濁音が混じった喘ぎ、いや悶え声を浴室に響かせる。その声を心地よく聴きながら どこどこと子宮に向けて集中的に連撃を与える。いつもの優しい快楽ではなく、暴力とも呼べる 責めに苦痛と変わらない快感が襲いかかる。もはや考えることも動くこともできない。 「おーりゃっ!」 「がっ!? あああああぁあぁあぁぁあああぁぁああ!!!!」 腰を床から離し、止めとばかりに一際強力な突きを与えた。心地よいとは云えぬ絶頂に絶叫が重なり、広い浴室に反響した。 「あ、あーー……も、だめ」 糸の切れた人形のように、アルスに向かって前のめりに倒れこむ。小柄な少女の体をアルスは抱きしめるように受け止める。 胸の中で呼吸を荒くするラムリアは、ぐったりと力なく呻く。何度も達したことにより、体力に限界が来ているのだろう。 「んーー……」 アルスは困ったような顔をして、少し考える仕草を見せる。すると何かを思いついたのか、ぶつぶつと呟いた。 そして、 「キュア!」 そこそこ大きな声で言い放つ。するとラムリアの体が、淡い光に包まれた。 「ん……あ、あれ?」 「大丈夫?」 光が治まるとともにラムリアは、不思議そうな顔をしつつ、ひょいっと身を起こす。 ラムリアが行ったことは、所謂回復魔法である。モンスターから受けた傷や消耗などは、杖や魔導書などを 必要とするが、体力を回復させる程度だったら、優秀なアースマイトである少年には造作もないことなのだろう。 「大丈夫ですけど……ア・ル・スさ~~ん!」 戻った体力を早速怒ることに費やす。 「あははは、やっぱり怒ってる?」 「当たり前ですよ! 私が動くって言ったのに、それにあんなに激しく……」 「えへへ、でも動いちゃ駄目とは言われてないよ」 「うぐ……」 確かにそうである。ラムリアが動くとは言ったが、アルスの行動に対して、制約は何一つ言っていない。 屁理屈とも云えるが、そのまま言葉を続ける。 「それに、ラムリアはすぐ思い悩んじゃうんだから、あんまり無理、しないでね?」 にっこりと、ラムリアの苦手で、そして大好きな笑顔でアルスは言った。 「あぅ……分かり、ました……」 「だからね……一緒に動こ♪」 「ひっ……ぃん! あ、あ、いきなりは駄目ですってば! うゃぁ……」 ほのぼのムードに成りかけたところで不意打ちである。この少年空気を読むことが苦手なのか、 それとも読まないのか不明である。 ただし、不意打ちと云っても先程の猛攻と違って随分と優しい。 「んっ、んくぅ! ふぁあ……気持ち、ぁん!」 急激ではなく、ゆっくりと、浸食するような快感がラムリアを支配し始める。ひそめていた眉は とろんと溶け始め、知らず知らずの内に腰が動き出す。アルスはそれを見届けた後、不適に笑い、陰茎の角度を変える。 膣壁を抉るように力強く、しかし決して速くせず、余韻が残るように追いつめてゆく。 「あ゛、が、おぉん! くぅぅぅううん♪」 もはや人間の声とは言い難い、まさしく犬のような鳴き声で快感に悶える。顔はもはや完全に溶け切り、 だらしなく笑みを浮かべ、口から唾液を垂らしていた。快楽の奴隷と化したラムリアを見てアルスは、 同じく快楽の中で恍惚と微笑む。試しに腰の動きを止めてみると、少女はより一層腰を激しく上下に動かす。 それだけではなく子宮の奥で、肉棒にかき回すような動きを求め、小振りな尻を回すように振った。 その動きは自分の快楽を増大させると同時に、アルスのモノをさらに刺激した。無意識に奉仕精神が働 いていたのかもしれない。それに応えるべくアルスも腰を逆の方向へと動かし、より刺激が強くなるように 努めた。互いが互いに快楽を与えようと交わるその様は、とても子ども同士のセックスとは言い難い。 というよりも本当にお子ちゃまなのだろうかこの二人は。まあ愛がなせる技なのだろう。 そうこうしているうちに互いに限界が近づいてきた。アルスは先程のフェラチオで、射精したためある程度余裕が あったのだが、その余裕も無くなる寸前であった。ラムリアにいたっては殆ど絶頂しっぱなしの状態である。 そして、クライマックスの瞬間はほぼ同時に訪れる。 「あぁっ! いぐぅ! いくぁあああああぁあぁぁああ!!!」 絶頂の時でもアルスの言ったことは身に沁みているのか、イクと言いながら果てた。 良く訓練されている。調教と云った方が合っている気もするが。その言葉に感極まったのか どうかは分からないが、アルスも直後に射精した。その瞬間アルスは、膣が絞りとるようにさらに きつくなった気がした。自身の精液を求めようと彼女の体までもが反応することを知り、 ラムリアの全てが自分を愛してくれていると思った。どことなく場違いな感動を覚える。 「くぅ……でもき、ついなぁ」 果ててもなお締め付けてくる感覚に苦笑する。だけどそれも悪くないなぁ、とアルスは胸の内で呟いた。 「アルスさん……」 ふと、ラムリアの声が聞こえた。上半身を倒し、顔と顔が重なる寸前で止める。 「ラムリア……」 自然と彼女の名前が同じようにアルスの口から零れる。密着している胸から伝わる震えは心臓の音だろうか、 鳴り響く音が殆ど同時であることが、なんだか嬉しかった。 そして、そうなることが当然のように自然に口が重なった。今日何度めのキスだっけ、とぼんやり 思ったが、触れ合う唇、そして絡まる舌の感触がそれを忘却させた。 「んぅ……ぴちゅ、くちゃ……ん、あっ!」 (ま、また大きくなってきた……) 挿入されたままのアルスの陰茎が大きくなってきたことをラムリアは、その身で感じる。 その後、すぐに口と口が離れた。混ざり合った唾液が線を引いた。 「んー……」 困ったようにアルスは声を出す。自分のモノが再度大きくなった自覚は当然ある。 何度も大量に射精しているのにも拘らずまだまだ元気なソレは、主の超人っぷりを無駄に示していた。 「もっと、していいかな?」 申し訳なさそうに言うアルスに対して、自然と笑みが浮かんできた。何度も達したとはいえ 先程掛けてもらった回復魔法のおかげで体力にはまだ余裕がある。断る理由はどこにもない。 「今度は優しくしてくださいね」 「う、うん!」 清純で、それでいて妖しく淫らな笑顔を浮かべながらラムリアは答える。対してアルスは 純粋そのものの笑顔だ。やろうとしていることは不純極まりないが。 ちなみに、この後数回戦行う予定のアルスが、ごっくんしたラムリアに口の中を洗ってもらわずに ディーップ☆ なキスをしたことを(しかも数回も)思いだして、顔を真っ青にする未来は―――そう遠くない。 ――――――――――――――― 「ふ……ぅ~~、流石に疲れましたね」 溜め息をつきながらぼそりと言う。あの後ハッスルしまくった二人が、部屋に戻った時にはもう次の日になっていた。 ベッドの上に寝っ転がり、薄いが肌触りの良い掛け布団を二人で被る。シーツは代えてあるので大丈夫である。 色々な意味で。 「そう? 僕はまだまだ大丈夫だけど……」 「勘弁してください」 けろりとしながら答えるアルスに速攻で断りを入れた。微妙になれた言い回しと云い、この二人には 良くあるやり取りなのだろう。 ちなみに何故アルスが、自分の家のようにヴィヴィアージュ邸にいるかと云うと、ラムリア以外の 家族が皆、親戚の家に行ってしまっているからである。ヴィヴィアージュ家は、ノーラッド王国中に親戚がいるため 親戚同士で会合するだけでも一苦労だ。一週間ほど家を空けるということで、子どものラムリアはお留守番を することとなったわけだ。別について行っても問題はないのだが、大人同士での話はつまらないだろうし、 何よりアルスと離れたくないということで、家族公認の仲である彼とお留守番と云うことになった。 学校の方もちょうど長期の休みとなっているため、アルスが泊まることに関しても問題はなかった。 気を利かせてくれたのかマックスからアルスには、お金もしっかり渡されていた。建前はボディガード代と云うこと らしい。今は平和なアルヴァーナとはいえ、彼らが生まれる前には、盗賊がいたり、フレクザィードの 復活に伴いモンスターの動きが活発になるなどのこともあったため。用心しても損はないということか。 ドラゴンだろうと片手で捻ることができるアルスは、まさにうってつけの人材であった。 情けない話だが、町の大人達全員でも彼一人に勝てないだろう。また子ども二人の生活とは云え、ラムリアも 生活力はそこそこあるし、アルスはもう言わずもがな、十分すぎるほどやっていけるわけである。 そんなわけで、二人は一緒に眠ろうとしている訳である。お下がりとはいえ豪華で大きいベッドは大人二人で も十分スペースが余るため一緒に寝ることに問題はない。 「ふ……ぁ、眠いです」 小さく欠伸をする。普段ならとっくのとうに夢の世界へと旅立っている時刻だ。おまけに散々まぐわった後である。 疲労も手伝い、気を抜けばすぐにでも眠ってしまうだろう。 「うーん……そろそろ寝ないとね」 「あ、アルスさん……その前に……」 「?? なんだい?」 アルスも眠そうに体を伸ばし、いざ眠ろうとした瞬間、ラムリアに声を掛けられる。 「愛してるって言ってくださいな」 「え……えぇ!?」 眠そうだがにやけた顔で、アルスにとってはとんでもない要求をする。 眠りかけていた頭が一瞬で覚醒し、顔がひどく熱くなってきた。 「言ってください」 「あ、うぅ……」 困っていることを楽しみつつ、再度要求。断れないことを知っている目をしていた。 その目に見つめられ、アルスには後が無くなってしまう。数秒後耐えきれないように口を開いた。 「あ、あ……いしテ、ル」 ゴーレムのように片言になりながら答えるアルスに、満開の花のような笑顔を返す。 「はい……私も、愛しています」 そう言ってラムリアは、一瞬だけ、触れるように唇と唇を合わせた。 「えっ!? あ!? らむ……」 「おやすみなさ~い」 目をまんまるにして、ラムリアに言葉を掛けようとするが、就寝の挨拶がそれを遮り、 さっさと枕に頭を預けてしまった。そして余程眠かったのか数秒後、寝息がアルスの耳に入ってきた。 残されたアルスは顔どころか全身を真っ赤にして呆然とする。今なら火の結晶よりも赤いと確信できた。 あ、湯気が出てきた。 数分後、正気に戻ったアルスは、溜め息をつきながら呟いた。 「はうぅ、しっかりと弱みを握られている……もうラムリア以外は考えられないよぉ……」 つい先ほど、彼女が考えたことと同じようなセリフを言い、目を閉じながら悶々とする。 虜にしたいと思っていたのに、虜にされたとアルスは確信するが、顔は嬉しそうである。薄く片目を開けると 天使のような寝顔が見える。願わくば、彼女と同じ夢が見ることができますように、と胸の内で呟きながら、 少年の意識も薄らいでいった。
https://w.atwiki.jp/animalmarch/pages/19.html
釣りのテク 魚一覧 ゴミ一覧 釣りざおの入手方法 お古の釣ざお・・・タオからもらう。 前作と違い、溜め中に時間が経過することはない。 ワカサギ等は、そのままでは出荷額が安すぎるので、「それなりおさしみ」に料理して出荷すると良い(80Gで売れる)。 釣りのテク 同じポイント(位置、方角、距離)で釣ると同じ魚がつれやすい。よって運よく大物が釣れたときは、その場から動かず釣り続けた方が、大物がガンガン釣れる。逆にゴミばかり釣れるようならさっさとポイントを変えるべき。 自分なりの良い釣りポイントさえ覚えておけば、毎日効率よく稼げる。 釣った魚を焚き火で焼いて食べるとしぶとく続けられる。 釣れる時間帯があるので季節が合ってても釣れないのはそれが原因 魚一覧 ○よく釣れる、取れる △あまり釣れない ×釣れない、取れない ?不明 名前 場所 春 夏 秋 冬 出荷額 カジキ 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 322G イワナ 女神の泉 ○ ○ ○ ○ 99G ニジマス オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 58G ヤマメ カバル草原 ○ ○ ○ × 109G スチィールヘッド オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 72G コイ 池・女神の泉 ○ ○ ○ ○ 59G ウナギ 池・カバル草原・水の洞窟 × ○ ○ ○ 198G ワカサギ 池・カバル草原 ○ ○ ○ ○ 7G イトウ 池・鉱山地区 ○ × × ○ 250G サケ カバル草原 × × ○ × 277G ナマズ 川と池 ○ ○ ○ ○ 106G フグ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 17G ハゼ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 13G イワシ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 17G シイラ 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 286G アジ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 81G タイ オオトリ島以外 ○ ○ ○ × 149G カツオ 川と池以外 × ○ ○ × 120G サバ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 85G サンマ 川と池以外 ○ ○ ○ ○ 92G マンタ 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 173G メバル 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ × 76G タラ 川と池以外 × × ○ ○ 84G アンコウ オオトリ島以外 × × ○ ○ 330G アイナメ 川と池以外 ○ × × ○ 119G ブリ 水の洞窟・オオトリ島 ○ × × ○ 153G マグロ 川と池以外 ○ ○ ○ ○ 317G アナゴ 川と池以外 × ○ ○ × 139G ヒラメ 川と池以外 ○ ○ ○ ○ 125G カレイ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 67G イカ 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 51G タコ 川と池以外 ○ ○ ○ ○ 60G ザリガニ 海以外 ○ ○ ○ ○ 7G テナガエビ オオトリ島以外 ○ ○ ○ ○ 23G イセエビ 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 91G ロブスター 水の洞窟・オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 180G サメ オオトリ島 ○ ○ ○ ○ 347G ドクロクラゲ 水の洞窟(夜〜明け方) ○ × ○ × 665G 巨大アロワナ 女神の泉(雨の日限定) △ △ △ × 650G バラクーダ オオトリ島 △ △ △ △ 680G ターポン オオトリ島 △ × × △ 800G キングサーモン カバル草原(雨の日以外) × △ △ × 760G ノーチラス 水の洞窟 △ △ △ × 830G ドラド タムタムの森(雨の日限定) △ △ × × 700G おひょう ハモニカタウン △ × × △ 850G ブラウントラウト 鉱山地区・カバル草原 ○ ○ ○ ○ 79G ニシン 川と池以外 ○ × × ○ 76G ゴミ一覧 名前 出荷額 備考 空き缶 5G カイパン 5G も 3G 空きビン 5G ボロのながぐつ 5G 空き缶:クラリネット地区の海(自宅を出て左下や右下の海) ボロ長靴:クラリネット地区の水路(自宅を出て左の水車の下の小さな水路) カイパン:ハモニカタウンの海(灯台のそばは特に出やすい) も:クラリネット地区の池、カバル草原の川、カバル草原の水溜め、女神の泉 空きビン:鉱山地区の滝のそば、魔女さまの家の沼、カバル草原の水車小屋の前